投資・資産形成

国内ETFの売買手数料は無料!SBI証券と楽天証券の取引手数料を解説

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

投資信託は、投資初心者にとって非常にすぐれた商品です。100円から積立が可能ですし、売買手数料が無料のものがほとんどだからです。

一方で、投資をされている方の中には、上場投資信託(ETF)に興味をお持ちの方もいるのではないでしょうか。

ETFには、「一般的に信託報酬(運用手数料)が安い」というメリットがあります。

しかし、ETFの売買には、手数料がかかるのが一般的です。以前ご紹介した米国ETFでも、一部の商品を除いて売買に手数料が発生しました。

「ETFの購入にはどの程度の売買手数料がかかるのか?」

「投資信託と比較すると、手数料が割高になってしまうのではないか?」

そのため、上記のように気にされている方もいらっしゃると思います。

私のお勧めの証券会社であるSBI証券や楽天証券では、「国内ETF」の購入に、手数料を支払う必要はありません。そのため、国内ETFへも安心して投資ができます。

本記事では、SBI証券と楽天証券の両方の口座を所有する高校中退投資家が、国内ETFを購入する場合の手数料について解説していきます。

高校中退投資家の実績

  • SBI証券、楽天証券の両方に口座を所有
  • 国内外のETFや投資信託で2,000万円以上を運用

証券会社の選定

今から投資を始める方であれば、どの商品を購入するかにかかわらず「SBI証券」か「楽天証券」で口座を開設しましょう。

この2社は国内大手のネット証券で、何より手数料が安いのが魅力です。口座開設数も両者ともに400万口座以上ありますので、決して怪しい証券会社ではありません。

この2社であれば、米国株などへの海外投資も可能であり、購入できない商品もほとんどありません。

くれぐれも手数料の高い銀行などで投資をしないようにしましょう。

100銘柄以上の国内ETFが無料で取引可能

SBI証券と楽天証券では、100銘柄以上の国内ETFを無料で取引することができます。

無料ETF銘柄数 銘柄リスト
SBI証券 103銘柄 参考URL
楽天証券 103銘柄 参考URL

    出典:各社HPより作成(2020年8月現在)

両者ともに103銘柄ですが、購入手数料が無料となる対象ETFは微妙に異なります。

一方で、下記のような時価総額(株価×発行済株式数)が国内のTOP 10に入るような国内ETFも無料の対象です。

取引手数料無料ETFの例(名前とコード)

  • SPDR S&P500 ETF(1557)
  • TOPIX連動型上場投資信託(1306)
  • SPDRゴールド・シェア(1326)
  • ダイワ上場投信-トピックス(1305)
  • 上場インデックスファンドTOPIX(1308)

どのような投資スタイルであるかによりますが、インデックス投資(日経平均やTOPIXような株価指数と同じ値動きを目指す投資方法)であれば、主要な国内ETFは103銘柄の中に含まれていますのでご安心ください。

無料ETFに該当しない場合も安心

それでは、購入したいETFが、手数料無料のETFに含まれない場合はどうでしょうか。

その場合でも、基本的に売買手数料を支払う必要はありません

国内株取引手数料は、各社ともに2つの手数料体系が用意されています。SBI証券では「スタンダードプラン」と「アクティブプラン」、楽天証券では、「超割コース」と「いちにち定額コース」です。

約定代金 SBI証券 楽天証券
スタンダードプラン アクティブプラン 超割コース いちにち定額コース
5万 55円 0円 55円 0円
10万 99円 0円 99円 0円
20万 115円 0円 115円 0円
50万 275円 0円 275円 0円
100万 535円 838円 535円 943円

出典:SBI証券、楽天証券HPより作成

SBI証券、楽天証券ともに「1日の取引金額の合計が50万円以下」であれば、取引手数料は無料です。

仮に月に100万円投資する方がいたとしても、月に50万円を2回購入するとか、週1回25万円ずつ投資すれば、1日50万円以下に抑えることができます。

このように、普通に取引している範囲であれば、「購入手数料は発生しない」と考えてよいのです。

したがって、SBI証券では「アクティブプラン」を、楽天証券であれば「いちにち定額コース」を選択するようにしましょう。

手数料コースの変更方法

次に、SBI証券の「アクティブプラン」、楽天証券の「いちにち定額コース」を設定するための手順についてご説明します。

両社ともに手数料コースの変更は非常に簡単です。

SBI証券の設定方法

  1. SBI証券のトップページの画面右上「お客様情報設定・変更」をクリック
  2. 「ご登録情報」タブ横の「お取引関連・口座情報」をクリック
  3. 国内株式手数料プランの「変更」をクリック
  4. 変更後の選択プランが「アクティブプラン」になっていることを確認して「変更する」をクリック

楽天証券の設定方法

  1. 楽天証券のトップページ中ほどの「お客様の設定を確認・変更する」の左端のタブ「株式手数料コース」をクリック
  2. 「ステップ2 変更する手数料コースの選択」が「いちにち定額コース」になっていることを確認して「次へ」をクリック
  3. 取引暗証番号 を入力して「変更する」をクリック

 

デメリット:国内ETFは定期積立ができない

国内ETFは、投資信託と違い、定期積立ができないというデメリットがあります。

例外的に、SBI証券では米国ETF(米国株)の定期積立サービスがあります。購入頻度や購入したい株数などを一度設定してしまえば、その後は自動で定期的に購入してくれる便利なサービスです。

一方で、国内ETFにはそのようなサービスはありません。面倒ではありますが、その都度購入手続きをしなければいけません。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

SBI証券や楽天証券といったネット証券大手を利用すれば、国内ETFの買売手数料を無料に抑えることができます。

配当金が好きな方や信託報酬を抑えたい人にとっては、投資信託ではなく「国内ETF」も選択肢の一つになるでしょう。

国内ETFに興味がある方は、ぜひ本記事を参考に購入を検討いただければ幸いです。

以上ご参考になれば幸いです。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA