投資・資産形成

資産形成は投資信託のみでよい時代が来た!

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投資信託の積立を始めたけど本当にこれだけでよいのか不安になっていませんか?

日本株の投資商品には個別株や上場投資信託(ETF)もありますし、また米国株のように海外の商品への投資だって考えられます。SNSなどを見ればこの商品がよいとかあの商品がよいとか様々な意見が飛び交っています。

しかし、断言します。資産形成は「投資信託のみ」で全く問題ない時代になりました。自信を持って投資信託の積立を継続していけばよいでしょう。

資産形成は投資信託のみで全く構わない!

結論として、投資をするなら投資信託の積立だけで十分です。

個別株などへの投資は正直なところ「趣味の世界」と考えてもよいくらいです。

高校中退投資家TOSHIは投資歴約6年の間に日本の個別株、国内ETF、米国ETFなど様々な投資商品を購入してきました。しかし、最も成績がよかったのは投資を始めた頃に購入した投資信託だったりします。

そこで以下ではなぜ資産形成に投資信託の積立だけでよいのかその理由をご説明していきます。

資産形成が投資信託のみでよい5つの理由

  1. 少額から購入可能
  2. 優良な投資信託が出てきた
  3. 税制優遇口座で投資ができる
  4. ポイントなどの特典がある
  5. 取り崩しがしやすい

① 少額から購入可能

まず少額から投資できる点が挙げられます。ネット証券を活用すれば、投資信託は100円から購入できます。

例えば、個別株では安くても数万円から数十万円の投資資金が必要になるでしょう。特に日本の個別株の場合は単元株制度(100株単位で購入)があり、例えばユニクロ(ファーストリテイリング)であれば800万円以上の投資資金が必要です(2022年9月時点)。

投資信託ならご自身の懐事情に合わせて少額からの投資が可能ですし、投資額の微妙な調整も簡単にできます。

② 優良な投資信託が出てきた

最近になって「優良な投資信託」が多数出てきました。

優良であることの1つが「信託報酬の安さ」です。コロナ前に信託報酬の値下げ合戦があり、めちゃくちゃ低コストの投資信託が多数出てきたのです。

私が投資を始めた頃は0.2%/年の信託報酬であれば十分安いと言われていました。しかし、現在では半分の0.1%前後の商品が出てきたのです。この5年ほどで価格が半分以下へ下がったと考えればよいのです。

また、もう一点見逃せないのは全世界へ投資ができる投資信託が出てきたことです。

私が投資を始めた頃は「先進国の株式」へ投資する投資信託が多い印象でした。例えば、日本を除く主要先進国へ投資する以下のような投資信託です。

これに新興国へ投資する投資信託を組みわせなければ、世界中の株式への投資が難しい状況でした。

しかし、全世界の株式へ投資する銘柄が出てきたので、それ一本へ投資すれば十分なレベルまで来ました。つまり、非常にシンプルに投資ができるようになったのです。

③ 税制優遇口座で投資できる

投資信託は税制優遇口座で投資ができます。

少額投資非課税制度であるNISA、個人型確定拠出年金のiDeCoなどではご自身で投資信託を選定して購入するのが一般的です。

こういった非課税口座は投資を有利に進めることができますから、資産形成をする上で使わない手はありません。

非課税口座なら値上り益に対して発生する約20%の税金を払う必要がなくなります。将来的には金融所得に対する増税も予測されていますから、これらの口座の活用がより重要になっていくはずです。

④ ポイントなどの特典がある

いつまで続くか分かりませんが、投資信託の購入や保有に係るポイント制度が充実しています。

例えば、指定のクレジットカードから引き落としで投資信託を購入すると、その分ポイントが還元される制度を設けている証券会社があります。

例えば、楽天証券、SBI証券、マネックス証券などが有名です。

また、投資信託の保有額に応じて毎月ポイントがもらえるような制度も設けられています。

投資額が大きくなっていくとこれらのポイントも馬鹿にできないレベルになります。投資信託を活用すればお得に投資ができるのです。

⑤ 取り崩しがしやすい

最終的にお金は使ってなんぼですが、投資信託なら取り崩しも簡単です。

株式であれば株数ベースで売却していく形になります。一方で、投資信託なら評価額をベースに数%ずつ取り崩すなんて方法が可能です。

老後になって様々な投資商品を管理するのは大変です。その点、投資信託ならスムーズに取り崩しができるでしょう。

おすすめの投資信託は?

ここまで資産形成には投資信託のみで十分なことをご紹介してきました。

それでは実際にどの投資信託を購入すればよいのでしょうか?おすすめは以下の銘柄です。

2022年4月におけるNISAの投資信託ランキングをご紹介!みなさんはNISA(少額投資非課税制度)を活用して資産形成をされていますか? 本記事では大手ネット証券であるSBI証券と楽天証券の2022年4月のNISAランキングをご紹介していきます。NISAの活用を検討されている方、活用されている方はぜひ御覧ください。...

「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」は全世界の株式へ投資する投資信託です。

将来的にどの国が最も成長するかなんて誰にも分かりません。したがって、全世界の株式へ広く分散しておくのがおすすめです。

特にオールカントリーは人気の投資信託で順調に純資産額を伸ばしています。償還と言って途中で商品がなくなってしまう可能性がかなり低いでしょう。

この投資信託を活用すれば、現金と「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」のみの非常ににシンプルな投資が可能です。

まとめ

本記事では投資が「投資信託のみ」でよい5つの理由についてご説明しました。

日本の投資環境はここ数年で格段によくなりました。私が投資を始めた6年前と比較してもその差は歴然です。

投資のことは深く考えたくない、あるいは放置したい、そんな方は「投資信託のみ」でも全く問題ありません。むしろそのほうが高いリターンを期待できるかもしれません。

以上、ご参考になれば幸いです。

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