こんにちは、TOSHI(@dropoutinvestor)です!
著者が2024年に受け取った合計配当金は年間110万円を超え、月平均では9万円を突破しました。

月平均で9万円の配当金を受け取れるようになると、配当金だけで賄うことができる支出はたくさんあります。
独身の方であれば簡単な労働を組み合わせることでセミリタイア生活を実現できるかもしれません。
本記事では月9万円の配当金があることで一体どこまで生活費をカバーできるのか、著者の生活費を基に考察していきます。
月9万円の配当金で何ができるのか?

TOSHIの生活費は?
生活費はその人の置かれている状況によって大きく異なります。
著者の場合は以下のようなステータスであるため、一般的な生活費と比較すればかなり少ない部類に入るでしょう。
- 30代の独身会社員
- ワンルームのアパートで生活
- ミニマリストでほとんどお金を使わない
実際にマネーフォーワードMEという家計簿アプリを使って算出した1ヶ月の生活費は約13万円でした。
1ヶ月の生活費
支出項目 | 支出額 | 割合 |
---|---|---|
家賃 | 6.5万円 | 50% |
食費(外食、酒込み) | 3万円 | 23% |
水道・光熱費 | 0.8万円 | 6% |
通信費 | 0.4万円 | 3% |
衣服・美容 | 0.5万円 | 4% |
勉強代(書籍等) | 1万円 | 8% |
その他 | 0.7万円 | 5% |
合計 | 13万円 | 100% |
上記以外にはクレジットカードの年会費やAmazon Primeのようなサブスク費用、臨時の出費もありますので、月13万円で全ての月を過ごすことはできません。
しかし、そのような支出を加味したとしても14〜15万円/月くらいで生活できています。
月9万円の配当金で何ができるのか?
月9万円の配当金があれば、家賃、水道光熱費、通信費などの固定費全てを賄うことができます。
9万円でカバーできる支出
- 家賃、水道・光熱費、通信費、衣服・美容、その他
残りは食費と勉強代のみです。
書籍などの勉強代はいざとなれば削ることもできますから、あとは食費分さえ稼げば何とか生活できることになります。
また、実際に配当金生活をするのであれば、家賃の高い都心に住む必要はありません。地方移住などで家賃を下げてその分を食費に回すという選択肢も出てきます。
このように月9万円の配当金があれば生活費の大部分を賄うことができます。
独身などでお金を使わない方であれば、配当金生活まであとちょっとだと言えます。
投資信託を取り崩せば配当金生活が見えてくる!
私は投資を始めた頃に購入した投資信託を今でも運用しています。
それらの運用額は2024年末時点で約1,000万円までに成長しました。
仮に配当金生活をするのであれば、この投資信託を4%ルールで取り崩しながら生活費の足しにすることもできます。
売却時の税金などを考えると月3万円程度(36万円)の手取りになるでしょう。
これを配当金と合わせれば12万円以上の資産所得が得られます。
配当金:9万円/月
投資信託の取り崩し:3万円/月
合計:12万円/月
月12万円があれば勉強代以外の全ての支出をカバーできます。
クレジットカードの年会費などの細かな支出(月数万円程度)を稼げば、資産所得をベースに生活できる計算です。
新NISAでは投信の取り崩しが必要!
投資信託の取り崩しはみなさんにとって他人事ではありません。
なぜなら、2024年より開始された新NISA(少額投資非課税制度)があるためです。
新NISAのつみたて投資枠には合計で600万円の投資枠があります。
この非課税投資枠600万円を埋めた頃に、例えば1,000万円まで評価額が増えていたとします。
この場合、4%ルールで売却しながら生活することで、月3万円程度の資産所得を得ることができるのです。
まとめ
本記事では月9万円の配当金でどのような支出を賄うことができるのかご紹介しました。
月9万円の配当金があれば、私の場合は固定費の全てをカバーすることができます。
残りは食費や細々とした支出のみですから、配当金生活の実現が見えてくる金額だと言えます。
このように配当金を指標にすることで、経済的自立が近づいていることを実感できます。投資のモチベーションが上がらない方は、配当金をマイルストーンに設定するのがおすすめです。
以上、ご参考になれば幸いです。