最新の2024年3月の配当金速報は下記記事でご紹介しています。
![HDV_分配金_2024年3月](https://dropoutinvestor.com/wp-content/uploads/2024/03/th_mojtaba-ravanbakhsh-2fCkkbNV4XI-unsplash-320x180.jpg)
米国高配当株ETFのHDV(iシェアーズ・コア 米国高配当株 ETF)の配当金が待ち遠しくありませんか?
HDVは基本的に年4回(3月、6月、9月、12月)配当金を出しますが、本日2021年3月の配当金が公表されました。
そこで本記事では、HDVの2021年3月の配当金を速報するとともに、過去の配当金の推移とも比較していきます。
コロナ禍にもかかわらず2020年は前年との比較で10%以上の増配でした。2021年もこの傾向をキープできるでしょうか。
HDVの特徴
- 財務健全性が高い米国企業約75社へ投資
- 4%程度の高い配当利回り
- 配当だけでなく値上がり益も狙える
HDVの2021年3月の配当金
![](https://dropoutinvestor.com/wp-content/uploads/2021/03/th_vladimir-solomyani-rKPiuXLq29A-unsplash.jpg)
2021年3月のHDVの配当金は、「0.8821ドル/株」でした。
2020年の同時期の配当金(0.9144ドル/株)との比較で約3.5%減です。昨年とほぼ同水準の結果となりました。
コロナの影響が完全に収まっていない状況を考えれば、まずまずの配当金と言ってよいのではないでしょうか。
過去の配当金との比較
下図に過去の年間配当金の推移を示します。2011年の設定以来、減配を記録したのは2016年だけです。この10年間は概ね右肩上がりに配当金を増加させてきました。
![](https://dropoutinvestor.com/wp-content/uploads/2020/12/HDV2020.png)
次に過去の各月ベースでの配当金推移を確認しましょう。
![](https://dropoutinvestor.com/wp-content/uploads/2021/03/th_HDV.jpg)
2020年3月と比較すると2021年は減配となりましたが、それでも3月の中では過去2番目に高い配当金です。
HDVの場合は3月、6月、9月、12月の間で配当金に大きな差は見られません。6月や9月の配当金が昨年度を上回ってくれば、年間配当金でも2020年を超える可能性は十分にあるでしょう。
所感
残念ながら、HDVの2021年3月の配当金は昨年を超えることができませんでした。ただし、減配はたった3.5%程度ですから、今後挽回することも十分に考えられます。
HDVはSPYDよりは配当利回りが低いものの、過去10年間に渡り安定的に増配している優良ETFです。みなさんもHDVへの投資を検討してみてはいかがでしょうか。
以上、ご参考になれば幸いです。
HDVの詳細については下記記事でもご紹介しております。
![](https://dropoutinvestor.com/wp-content/uploads/2020/09/th_sebastiaan-stam-lsXE5or5kW8-unsplash-320x180.jpg)