こんにちは、高校中退投資家Toshiです!
高校中退投資家は世界的に有名な「HSBC香港」に銀行口座を保有しています。本記事ではそんなHSBC香港の2022年4月の人気ファンドをご紹介します。
なお、2022年3月の人気ファンドは下記記事でご紹介しています。
HSBC香港おすすめ人気ファンド2022年4月版
HSBC香港の2022年4月の人気ファンドは下表の通りです。
赤字で示した3つのファンドが今月新たにランクインした商品です。株式へ投資するファンドが2つ、マルチアセット(株式と債券の両方へ投資)のファンドが1つでした。
2022年4月の人気ファンド
HSBC カテゴリー | ファンド名 |
---|---|
Global Equity – Broad | AB – Low Volatility Equity Portfolio |
Global Equity – Broad |
BLACKROCK SYSTEMATIC GLOBAL EQUITY HIGH INCOME FUND |
US Equity – Broad | AB SICAV I – American Growth Portfolio |
Asia Pacific Ex-Japan Equity – Broad | JPMorgan Asia Equity Dividend |
US Equity – Broad | JPM America Equity A |
Multi-Asset – US | HSBC GIF- US INCOME FOCUSED |
Multi-Asset – US | Franklin Income Fund |
Multi-Asset – Global | JPMorgan Multi Income |
Short Duration Fund | HSBC Global Money Funds |
Short Duration Fund | HSBC GIF – ULTRA SHORT DURATION BOND |
出典:HSBC香港HPより作成
カテゴリー別で考えると、株式へ投資するファンドが5つと最も多くなっています。先月まではマルチアセットが最も多かったのですが、今月は株式ファンドが2つランクインしたこともあり入れ替わりました。
人気ファンドのご紹介
今月新規にランクインした「Franklin Income Fund」という商品について、詳細をご紹介していきます。
Franklin Income Fund
「Franklin Income Fund」は基本的に米国の株式や債券へ投資するファンドです。ただし、最大25%まで米国以外へも投資する場合があります。
インカムゲイン(配当金や利子)を狙う商品であるため、株式は高利回りな銘柄へ投資しています。債券と株式の割合は大体半分ずつくらいです。また、2022年4月末時点で配当利回りは6%以上と非常に高いのが特徴です。
購入手数料は3%、ファンドマネージャーへ支払う手数料(Management fee)は1.35%です。
株式の投資セクターの割合
「Franklin Income Fund」の株式の投資セクターの割合です。
本ファンドの特徴は公共事業の割合が高いことで、投資割合は約10%です。2番目に割合が高いセクターはヘルスケアで約8%です。
No. | セクター | 割合 |
---|---|---|
1 | 公共事業 | 9.42% |
2 | ヘルスケア | 7.78% |
3 | 金融 | 4.98% |
4 | 通信サービス | 3.26% |
5 | 資本財 | 3.25% |
注:2022年4月末時点のデータ
債券の投資先
債券の投資先の大半は社債です。国債も一部保有していますが、社債の方が圧倒的に割合が高くなっています。
社債:49.60%
国債:6.07%
注:2022年4月末時点のデータ
リターン
2022年5月13日時点におけるリターンは以下の通りです。
1年リターン:−1.90%
3年リターン:+4.56%
5年リターン:+3.71%
10年リターン:+4.42%
2022年は全体的に株価が下落傾向ですから、リターンはマイナスになっています。一方で、10年リタ−ンで見ると4%/年以上あります。
暴落時の影響
2020年3月のコロナショックでは約23%程度基準価額が低下しました。債券が半分程度あるため株式ファンドよりは下落が抑えられています。
なお、すでにコロナショック以前の基準価額を大きく超えています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
2022年4月のHSBC香港の人気ファンドランキングをご紹介しました。また、ランキング上位の「Franklin Income Fund」という商品をご紹介しました。
「Franklin Income Fund」は6%以上と高い配当利回りが魅力の商品です。一方で、10年リターンは4%ちょっとですから、S&P500と比較して大きく劣ります。一般的な投資家は手を出す必要がない商品でしょう。
以上、ご参考になれば幸いです。