皆さんは副業に興味はありますでしょうか?
最近は会社員が副業することが一般的になりました。高校中退投資家Toshiも「アンケートサイト」など色々な副業にチャレンジしてきました。
本記事では、日本最大級のクラウドソーシング会社である「ランサーズ」で、副業にチャレンジした実体験をご紹介します。
ランサーズの「タスク・作業」カテゴリーの仕事で1,000円程度稼ぎましたが、「アンケートサイト」と比較してもかなり効率は悪いです。
ランサーズで1,000円を稼ぐまで!
ランサーズで副業を初めてから、約半年かかってようやく報酬1,000円に到達しました。
途中でサボっていた時期がありましたので、半年もかかってしまいました。もちろん、1ヶ月以内に1,000円稼ぐことも可能です。
実際にランサーズで対応した仕事の種類や数をご紹介します。
ランサーズでやった仕事内容
- 対応した仕事:アンケートや口コミなどの簡易作業
- 件数:21件
- 1件当たりの報酬額:5円~220円
- 合計報酬額:1,076円
ランサーズの概要
ランサーズは副業の有名サイト
ランサーズはクラウドワークスと並んでクラウドソーシング大手の会社です。
「クラウドソーシング」はインターネット上で企業や個人が不特定多数に業務を発注できる仕組みを言います。
副業したい人やフリーランスで働きたい方が、クラウドソーシングを活用することで手軽に仕事を受注することができます。
下記のようにクラウドソーシングの会社はいくつかあります。しかし、今回ご紹介するランサーズは、仕事の種類や数で他社を圧倒しています。
代表的なクラウドソーシングのサイト
- ランサーズ
- クラウドワークス
- ココナラ
- シュフティ
- スキルクラウド
- ジョブハブ
ランサーズでできる仕事
では、ランサーズでどのような仕事ができるのでしょうか?
ランサーズでは「WEB製作・WEBデザイン」、「ライティング・ネーミング」、「写真・動画・ナレーション」など多種多様なカテゴリーから仕事を検索することができます。
ランサーズのカテゴリー一覧
- システム開発・運用
- Web制作・Webデザイン
- デザイン制作
- ライティング・ネーミング
- タスク・作業
- 写真・動画・ナレーション
- 翻訳・通訳サービス
- 事務・コンサル・専門職・その他
- 営業・マーケティング・企画・広報
上記の中から、報酬や期限、内容などを基に自分ができそうな仕事をピックアップして応募することができます。
しかし、底辺サラリーマンである高校中退投資家には、Web製作や動画編集などのスキルがありません。
ブログを書いていますから、「ライティング」なら多少できる仕事があるかもしれません。ただ、こういった仕事は基本的に複数の人が応募して、その中から受注者が選ばれるコンペ形式です。
プロフィールの実績などがものを言いますから、時間をかけて取り組む必要があります。
「タスク・作業」カテゴリーは簡易作業!
そこで、今回は誰でも手軽にできる「タスク・作業」カテゴリーの仕事に絞って対応しました。
「タスク・作業」は以前ご紹介したアンケートサイトの仕事と同じようなものです。商品を使用した感想などについて回答します。
アンケートサイトでは基本的に全てが選択式ですが、ランサーズの業務では自由記述が含まれます。
例えば、
「〇〇を使用した感想」とか「〇〇をどう思うか?」
など様々です。
報酬額は難易度やアンケートに答える所要時間などによってまちまちです。手軽にできるレベルの仕事は、数百円くらいまでの仕事になるでしょう。
ランサーズを使用した感想(デメリット)
上記の「タスク・作業」カテゴリーの仕事を21件こなして、ランサーズで1,000円を稼ぎました。
ランサーズを実際に使用してみて感じたことやランサーズのデメリットについてご紹介します。
ランサーズを使用した感想
- 意外とできる仕事が少ない
- 承認制でスピード感がない
- システム手数料がかかる
- 1,000円を超えるまで出金できない
- 出金手数料が高い
意外とできる仕事が少ない
ランサーズには実にたくさんの仕事があり、日々新規の応募があるので「仕事数」で困ることはありません。
しかし、「タスク・作業」カテゴリーの仕事は、「〇〇を使用した経験や感想」などが多いので、当然ながら自分が使用したことがない商品やサービスの仕事はできません。
高校中退投資家のような無趣味で地味な生活を送っているおっさんができる仕事は少ないのです。
100件仕事があったとしても、できる仕事は5件くらいかなという印象です。仕事を探すのにも時間がかかりますので効率はよくありません。
承認制でスピード感がない
ランサーズで仕事をすると、依頼者が作業結果を確認して承認することによって、報酬が支払われる仕組みになっています。
作業結果の承認を拒否をされることはありませんでしたが、人によっては非承認になるケースもあるそうです。つまり、仕事をしても報酬がもらえない可能性もあるということです。
また、自分が対応した仕事が承認されるまでにそれなりの時間がかかります。加えて、報酬が依頼者からランサーズへ支払われるのにも時間が必要です。
作業をしてからランサーズ内の口座へ支払いが完了するまで、数週間はかかると考えておいたほうがよさそうです。
システム手数料がかかる
当然といえば当然ですが、ランサーズに対してシステム手数料を支払う必要があります。
ランサーズでは、契約金額に応じて5%~20%のシステム手数料が設定されています。
契約金額(税込) | 20万円超部分 | 10~20万円部分 | 0万円以下部分 |
利用手数料 | 5% | 10% | 20% |
「タスク・作業」カテゴリーの仕事で契約金額が10万円を超えることはまずありませんので、システム手数料は20%もかかることになります。
仮に作業単価が150円の仕事をしても、30円はランサーズに取られてしまいます。手取りは120円しかありません。
1,000円を超えるまで出金できない
対応した作業が依頼者に承認されると、報酬はランサーズ内の口座に振り込まれます。
しかし、ランサーズ内の口座から実際に我々の銀行口座へ出金するためには、最低出金報酬額1,000円以上を満たす必要があります。
つまり、システム手数料が差し引かれた上で、1,000円以上の報酬がなければ、出金ができない仕組みです。
しかも、1,000円以下の状態で180日が経過した場合、180日を超えた分の報酬は放棄したものとみなされます。
気が向いたときにコツコツ作業しようとすると、「いつの間にか報酬がなくなってしまった」というような事態に陥るのです。
出金手数料が高い
そして、仮に1,000円を突破できたとしても、銀行へ振り込むための振込手数料が結構高いのです。
- 楽天銀行:100円(税抜)
- その他銀行:500円(税抜)
ランサーズを利用するなら楽天銀行一択です。それでも出金額が1,000円だと、1割が手数料で消えてしまう計算です。
「タスク・作業」カテゴリーのような単価の低い仕事をする人にとって、この振込手数料は無視できません。
アンケートサイトとの比較
高校中退投資家Toshiは「マクロミル」というアンケートサイトを活用して1ヶ月で2,000円程度稼ぎました。
今回対応した仕事は、アンケートサイトの仕事とほぼ同じです。そこで、マクロミルとランサーズについて比較してみました。
ランサーズの方が報酬単価が高い仕事はたくさんありますが、手数料や出金についてはアンケートサイトの方が有利です。
ランサーズ | マクロミル | |
---|---|---|
振込手数料 | 100円/500円 | 無料 |
最低出金額 | 1,000円 | 500円(ポイント) |
有効期限 | 180日 | 半永久的(登録情報の更新が必要) |
報酬額(円/件) | ピンキリ | 2〜100ポイントくらいまで |
ランサーズを活用するのであれば、少額を稼ぐというよりは、ある程度ガッツリ稼ぐことを目的に利用すべきです。
タスク作業のみをやるのはお勧めできない
上述の通り、ランサーズで「タスク・作業」カテゴリーの仕事だけをやるのはお勧めできません。
なぜなら、「タスク・作業」カテゴリーは基本的に報酬が低く、出金額を満たすのにかなり大変だからです。
「タスク・作業」カテゴリーの仕事をするくらいなら、マクロミルのようなアンケートサイトを活用した方がまだ稼げます。
ランサーズは、時間をかけて動画編集やWebライティングなどの技術を磨いていく人にお勧めのサイトです。そういう方にとっては、たくさんの仕事に出会うチャンスがあるはずです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
本記事では副業サイトとして有名なランサーズについてご紹介しました。
「タスク・作業」カテゴリーの仕事は報酬も少ないにもかかわらず、簡単な自由記述も入ってきます。そのような仕事だけしたいのであれば、マクロミルのようなアンケートサイトを活用した方がよいでしょう。
ランサーズを活用すれば月数万円くらい簡単に稼げると思っていましたが、そう簡単にはいきませんでした。アルバイトも含めて月数万円稼ぐ手段を今後も模索していきたいと思います。
以上、ご参考になれば幸いです。