こんにちは、高校中退投資家Toshiです。
私はセミリタイアしたら海外に長期滞在することを検討しています。仮に日本にいたとしても、色々な都市を転々とする「多拠点生活」を検討しています。
そういった生活を送る際に困るのが「郵便物の受取」です。
本記事ではそんな方におすすめな私設私書箱/郵便物受取サービスの魅力についてご紹介します。
私設私書箱/郵便物受取サービスはこんな人におすすめ!
- 海外セミリタイア/海外赴任/などで家を不在にする方
- 多拠点生活をしている方
- 親族など頼れる方がいない方
- プライバシーを確保したい方
郵便物受取サービスを利用して海外セミリタイアを満喫しよう!
複数の場所で生活したり、海外に行くことが多い方が困ることがあります。
それが「郵便物の受け取り」です。
高校中退投資家も仕事柄出張に行くことがあるのですが、自宅に郵便物が届いたか分からないので結構困ります。不在票を確認できずに、郵便物が返送されてしまったケースもあります。
まずは親族を頼るのが一番
そんな時に頼りになるのが親族です。
住所を「実家」にしておけば、家族に郵便物を受け取ってもらえるし、何か大事なものが届けば連絡してもらえます。
しかし、必ずしも家族との関係が良好だとは限りません。あるいは家族にも秘密にしたいことがあるかもしれません。私の場合は投資に係る郵便物です。
毎年配当金関連の郵送物が届くのですが、大抵は郵便物の表面を見るだけで内容が分かってしまいます。また、私の場合はHSBC香港から怪しげな封筒が届きます。
そうなれば、母親が勝手に郵送物を開封するのは目に見えています。そして、投資なんてやめろの大合唱が始まるでしょう。
私の母はそういうタイプではありませんが、お金をたくさん持っていると勘違いされて、金銭的な支援を要求されるかもしれません。家族関係のトラブルの原因になりかねません。
私設私書箱/郵便物受取サービスという選択肢がある!
そんな方におすすめなのが「私設私書箱/郵便物受取サービス」です。
「私書箱」という言葉に馴染みの無い方もいるかもしれません。私書箱は「専用の郵便物受取箱」のことを言い、郵便私書箱と私設私書箱があります。
郵便私書箱は郵便局に設置されており、無料で使うことができるというメリットがあります。しかし、設置の条件は下記の通りかなり厳しいです。
郵便私書箱の利用条件
- おおむね毎日、郵便物等の配達を受ける方
- 私書箱を六カ月以上使用する方
- 郵便物等を遅滞なく受け取ることができる方
出典:日本郵便HP
つまり、毎日たくさんの郵便物を受け取る方向けのサービスです。また、遅滞なく受け取ることは海外セミリタイアや海外赴任する方には難しいでしょう。
したがって、多くの方にとって郵便私書箱を利用することはハードルが高いと言わざるを得ません。
サービスの概要!
そんな方が利用を検討すべきなのが、業者が提供している私設私書箱サービスや郵便物受取サービスです。
実はこのようなサービスを提供している業者は結構あります。月数千円程度の利用料金を支払うことで、概ね下記のようなサービスを受けることができます。
私設私書箱/郵便物受取サービス
- 郵送物の受取(受取サインが必要な郵送物含む)
- 郵送物の保管
- 郵送物の転送(海外含む)
- 荷物の到着連絡(写メなど)
受け取りサインが必要な郵送物に対応していることが大きなメリットです。このサービスがあれば大体のものを代理で受け取ってもらえます。
また、保管している郵送物を海外を含む指定の場所へ転送してもらうこともできます。当分帰国する予定がない方は、定期的に海外へ郵送依頼するのも1つの手です。
更に荷物が到着した際も写メなどで連絡してくれます。このサービスがあれば重要な郵送物を見落とさなくて済みます。
このように上記サービスを利用すれば、郵送物の悩みをほぼ解決できます。
サービスを利用する際の注意点
私設私書箱/郵便物受取サービスを利用する際に注意すべきこともあります。大きく分けて下記2つが考えられます。
- 住民票は置けないと考えた方がよい
- 本人限定受取の郵便物は受け取れない
住民票は置けないと考えた方がよい
ほとんどの業者が提供するサービスでは、住民票を置くことはできません。
当然ではありますが、基本的に住んでいない場所に住民票を置くことはできません。犯罪に利用されるケースもありますので、住民票を置くことに簡単に許可を出せないのです。
一方で、中には小さな個室を提供している業者もおり、審査次第では住民票を置ける可能性があります。あるいは、以前ご紹介した「ポケットレジデンス」のようなサービスを利用するのも一つの手です。
月々に支払う価格は月1万円程度と少し高くなりますが、住民票をおける確率がぐっと上がります。
本人限定受取の郵便物は受け取れない
当たり前ですが、本人限定受取の郵便物を受け取ってもらうことはできません。
この場合、業者から郵便局から送られてくる「到着通知書」を受け取り、窓口へ郵便物を受取に行く必要があります。2020年4月に法改正があり、このあたりはかなり厳しくなりました。
クレジットカードの更新なども「本人限定受取」に該当する場合があるので注意が必要です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
本記事では海外セミリタイアや海外赴任などに便利な私設私書箱/郵便物受取サービスについてご紹介しました。
私は海外セミリタイア生活を検討していますので、将来的にはこのようなサービスを利用したいと考えています。
郵便物受取サービスを活用すれば、海外から帰国した際に郵便物をまとめて確認して、次の目的地に移動するなんて使い方もできます。
毎月の支払いもそこまで高くありません。お手頃価格で利用できますので、皆さんも利用を検討してみてはいかがでしょうか。
以上、ご参考になれば幸いです。