こんにちは、TOSHI(@dropoutinvestor)です!
資産形成で成功するためには資産形成や投資を習慣化させることが大事です。
自然体で資産形成ができるようになれば、苦もなく資産を増やしていくことができます。
本記事では資産形成を習慣化するメリットやパワーについて解説していきます。
資産形成は険しく長い道のり
資産形成は長期戦です。
多くの方は老後資金の準備などのために数十年先を見据えて資産形成をしていきます。
また、投資の世界では短期的に結果を出し続けることは難しく、一般的な個人投資家は長い期間をかけて投資することが前提になります。
投資の王道はインデックス投資
よく投資手法として推奨されるのがインデックス投資です。
インデックスは指数を意味し、日経平均やニューヨークダウなどの指数に連動する投資成果を目指す手法です。
株式は長期的には右肩上がりで成長してきました。したがって、広く分散された指数へ投資することで、長期的に資産を増やすことができる可能性が高いのです。
インデックス投資はタイミングを測る投資ではありません。毎月の給料の一部をコツコツと投資へ回し続けるのが一般的です。
このように資産形成はコツコツと長期で対応していく必要があります。そのため、途中で挫折せずに長く続けるためには習慣化や仕組み化が重要になります。
資産形成を習慣化するメリット
それでは資産形成を習慣化することにはどんなよいことがあるのでしょうか?
資産形成が苦でなくなる
まず習慣化することで資産形成が苦でなくなります。
例えば、禁煙で考えてみましょう。
禁煙を始めたばかりの頃はタバコが吸いたくてたまらないと聞きます。しかし、それを我慢して吸わない状態を維持できれば、いずれ吸いたいという気持ちは無くなっていきます。
禁煙して3年、5年と経過した人はもはや毎日吸いたいことを我慢し続けている状態ではないでしょう。
資産形成も同じです。最初は給料の全てを使えないことにストレスを感じるかもしれません。
しかし、投資にお金を回すことが習慣化されると、その状態が普通になるので苦痛でなくなっていきます。
質素倹約の生活スタイルが身に付く
資産形成が習慣化されることは自分に無理のない生活スタイルが身に付くことでもあります。
こちらもダイエットを例にして考えてみましょう。
ダイエットを始めて絶食するなど過度な食事制限をしても長続きはしません。体調を崩したり、リバウンドしてしまうでしょう。
そこで計画的に食事制限をしたり、適度に運動をしていくことになります。
当然うまくいかないこともあります。しかし、試行錯誤をしながら、最終的には自分の体に合った無理のない生活スタイルを構築できます。
資産形成も同じで、長年節約に取り組むことで無駄な支出が削られた独自の生活スタイルを獲得できます。
この質素倹約の生活スタイルは今後の人生を生きる上で大きな武器になります。
好循環が生まれる
資産形成が習慣化されると成功体験を得ることができます。
たとえ少額の投資だったとしても、継続すれば資産は徐々に増えていくものです。
この成功体験を得ることによって、もっと節約して投資額を増やそうとか、副業して収入を上げていこう、という意識に変わっていきます。
こうすることでお金がどんどん増える好循環が生まれます。
長期で大きな差になる
資産形成に取り組んでいない人と比較して大きな差をつけることができます。
資産形成のよいところは、たとえ勉強や運動ができなくても、正しい行動を継続すればそれなりの結果を得られる点です。
資産形成では優秀な人や能力の高い人とも十分勝負ができます。
しかも、一旦習慣化/仕組み化さえできれば、あとは何もしなくてもどんどん差が開いていきます。
資産形成を習慣化させることはコスパが良いのです。
習慣化させるのに重要なこととは?
このように資産形成が習慣化することには多くのメリットがあります。
しかし、多くの人は早い段階でつまづいてしまい長続きしません。
何事も最初の壁を乗り越えるまでが難しく大変なのです。
そこでここではどのようにして習慣化するのかそのコツを解説していきます。
天引きの活用
給料を受け取ったら天引きで投資や貯蓄に回すお金をまず確保することです。ここでお金の一部を投資に回す習慣をつけていきます。
多くの方は給料から生活費を使った余りを投資や貯蓄に回そうとします。
しかし、そのように考えたとしても給料の全部を使ってしまい、投資に回すお金が無くなることはよくあります。
来月こそは確保しようと誓うものの、結局同じことを繰り返してしまいます。
そこで少額でもよいので、給料日に証券口座へお金を移動することをルールにするのです。
また、iDeCo(個人型確定拠出年金)や企業型確定拠出年金を活用するのもよいでしょう。
特に企業型確定拠出年金であれば給料から天引きで投資にお金を回すことができます。給料が銀行口座へ入金される時点ですでに投資を完了させることができます。
小さなステップを繰り返す
最初から大きな目標を立てて行動しても息切れしてしまいます。
そこで小さなことでよいのでとにかく毎日できることを繰り返します。
例えば、毎日少額で投資信託を購入することも1つの手です。
毎日100円積み立てても、月の投資額は3,000円以下ですから大した金額ではありません。
また、コンビニで購入していた飲み物をスーパーで購入することをルールにするなど小さな節約からスタートします。
このような小さなルールを守り続けることで資産形成を習慣化させていきます。
「小さな習慣」という以下の本でも、習慣化の重要性や習慣化させるためのコツが紹介されています。
イベントをたくさん作る
投資や資産形成のイベントを作ることも継続に有効です。
例えば、月に1回投資信託を購入する設定をするだけでは退屈すぎます。
投資に慣れてからならそれでもよいでしょう。しかし、最初はイベントが少なすぎて前に進んでいる感覚を得にくいのです。
そこで月レベルの積立購入ではなく、毎週積立へと変更します。これなら投資するイベントが週1回発生します。
このように投資のイベントを何回も繰り返すことで投資をすることを当たり前にしていきます。
まとめ
本記事では投資や資産形成を習慣化するというテーマで解説しました。
資産形成することが習慣化されていくと、資産形成のよい循環が生まれて苦もなく資産を増やしていける状態になります。
一方で、習慣化するまでは高い壁を乗り越える必要があります。
そこまでは努力も必要ですし、自分なりの工夫をして自然体で投資できるようにしていく必要があります。
ただし、一旦習慣化されれば、もう意識することなく資産形成ができるようになります。
この状態を目指して投資や資産形成の習慣化に取り組んでいきましょう。
以上、ご参考になれば幸いです。