投資・資産形成

配当がない月は退屈?11月の配当銘柄をご紹介!

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高校中退投資家Toshiは主に米国ETFへ投資しています。債券ETFなど毎月配当を出すものもありますが、株式ETFの配当月は3月、6月、9月、12月の年4回が一般的です。そのため、先月(11月)は配当がない月でした。

配当がない月は本当に退屈で、セミリタイアに近づいているという実感がありません。投資のモチベーション維持のためには、定期的に配当を受け取ることが重要だとつくづく感じました。

そこで、本記事では11月に配当を受け取ることができる日本のETFを探してみました。配当利回りが3%以上の5銘柄についてご紹介します。

11月に配当を出す銘柄をピックアップ!

私の投資スタイル(高利回り、ETF)に基づいて、選定条件を下記の通り設定しました。

銘柄の選定条件

  • 配当利回り3%以上
  • 債券ETF、インフラファンド、個別株は除外
  • 毎月分配型は除外

その結果、全ての条件を満たす銘柄は下記5つでした。3%以上の利回りに限定したこともあり、利回りの高いREITが4つ、高配当株ETFが1つです。

  1. 上場インデックスファンドJリート
  2. iシェアーズ・コア Jリート ETF
  3. NEXT FUNDS 東証REIT指数
  4. 上場インデックスファンド豪州リート
  5. ダイワ上場投信-TOPIX高配当40指数

以下では、この5つの商品についてご紹介していきます。

①上場インデックスファンドJリート

東京証券取引所に上場している不動産投資信託(REIT)の全銘柄を対象とする「東証REIT」という指数に連動するように設計されたファンドです。2008年に設定されたファンドで、比較的歴史があるファンドです。

REITは高い利回りが特徴で、このファンドの分配金は2020年11月現在で4%を超えるレベルです。奇数月に配当を出しますので年6回配当を受け取ることができます。

売買単位は100口単位となっており、2020年11月現在の株価では、最低でも約17万円の投資資金が必要です。それなりの金額が必要となるため、購入しづらいファンドかもしれません。

なお、信託報酬は税抜き0.30%、5年のトータルリターンは2.74%です。

②iシェアーズ・コア・JリートETF

ブラックロック・ジャパンが運用するETFで、「上場インデックスファンドJリート」と同じ東証REITに連動するように設計された商品です。

なお、「ブラックロック」はアメリカの大手資産運用会社で、米国高配当株ETFのHDVでお馴染みの会社です。

このETFも配当利回りは4%程度あります。分配金は年4回で2月、5月、8月、11月です。米国ETFは3月、6月、9月、12月の配当ですから、全く被らないのがよいところです。

このETFの特徴の1つが、取引単位が1株であることです。たった1,700円くらいから購入することができます。「上場インデックスファンドJリート」は最低投資金額が約17万円ですからその差は歴然です。

なお、信託報酬は税抜きで0.16%、5年のトータルリターンは2.84%です。

③NEXT FUNDS 東証REIT指数

こちらも①、②と同様に、東証REIT指数を投資対象にするもので、2008年に設定された比較的歴史のあるETFです。

配当利回りは4%程度です。分配金は年4回で2月、5月、8月、11月で、「iシェアーズ・コア・JリートETF」と同じです。

取引単位は10口からで、2020年11月時点で最低でも約18,000円程度の投資資金が必要です。

なお、信託報酬は税抜きで0.155%で、①~③の中で最も低いレベルです。

ここまでご紹介した①〜③の商品は全て「東証REIT指数」に連動するように設計されたインデックスファンドです。したがって、トータルリターンなどに大きな違いはありません。

違うのは、何口から購入できるか、信託報酬、配当の頻度などです。リターンが変わらないのであれば手数料が安い方がよいので、信託報酬が低い②か③がお勧めです。

④上場インデックスファンド豪州リート

①~③は日本の不動産投資信託を投資対象にしていますが、このファンドはオーストラリア証券取引所上場の不動産投資信託に投資するファンドです。

REIT市場はアメリカが最も大きくその次が日本です。オーストラリアは日本の半分くらいの市場規模です。

2020年11月現在で配当利回りは3.8%程度です。配当は奇数月で年6回受け取ることができます。

信託報酬は税抜きで0.45%とかなり高い水準です。また、5年のトータルリターンは2.80%です。

⑤ダイワ上場投信-TOPIX高配当40指数

①~④までは不動産投資信託に関わる商品でしたが、この商品は日本の高配当株へ投資する商品です。

TOPIXという東京証券取引所第一部上場銘柄を対象に、高配当な40銘柄を選定して投資します。

2020年11月現在の配当利回りは3.25%程度です。2月、5月、8月、11月の計4回配当を受け取ることができます。

信託報酬は0.19%でまあまあの水準です。2017年設定の新しい商品であるため、5年リターンは確認できません。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

本記事では11月に配当を出し、なおかつ高い配当利回りな商品を5つご紹介しました。そのうち4つはREITで、1つは高配当株ETFでした。

REITは4%近い配当があり、その高い配当利回りはやはり魅力です。私はほぼ株式ETFしか保有していませんので、一定割合をREITへ投資することも検討していきたいと思います。

今回ご紹介したような商品を活用すれば、米国ETFの配当がない月にも一定金額の配当を受け取ることができます。投資のモチベーション維持のために、配当を満遍なくもらえるようにポートフォリオを設計してみてはいかがでしょうか。

以上、ご参考になれば幸いです。

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