皆さんはセミリタイアしたらどこに住みますか?
会社を辞めれば出勤の必要がなくなりますので、家賃の高いエリアに住む必要はなくなります。したがって、地方へ移住して生活満足度はそのままに家賃等の生活費を下げたいとお考えの方もいるでしょう。
そこで本記事ではセミリタイア候補地としての「名古屋」の可能性についてご紹介していきます。
名古屋は「都市ブランドイメージ調査」で魅力度最下位ですから、ぱっとしないイメージがあるかもしれません。しかし、セミリタイア生活の観点からはおすすめの都市の1つです。
セミリタイアするなら名古屋はありか?
セミリタイアに適した街にはどういった条件があるのでしょうか?
高校中退投資家TOSHIは移住先のポイントとしては以下を大事にすべきだと考えています。
セミリタイア後の移住先の選定ポイント
- インフラが整備されている
- いざとなったら働く場所がある
- 都市自体の魅力
- 国際空港があること(海外セミリタイアの場合)
固定費の大部分を占める家賃は東京から脱出すればかなり低く抑えることが可能です。
また、セミリタイアの目的は人それぞれですが、生活費の観点からは車を保有せずに生活できる環境がベターです。
そしていざとなったら働ける環境があることも重要です。資金管理がうまくいかず、場合によっては生活費を稼ぐ必要が出てくるかもしれないからです。
あとはセミリタイア生活を充実したものにできるかどうかもポイントです。食文化や公共機関等のインフラ面などを総合して考えていく必要があるでしょう。
以下では上記の点を考慮して名古屋でのセミリタイアの可能性について考えていきます。
セミリタイア都市としての名古屋の魅力
結論として名古屋はセミリタイア候補地として魅力のある街です。
名古屋はそれなりの規模の都市であるにもかかわらず、家賃を安く抑えることができます。例えば、名古屋市内でも天白区であれば、SUMOの家賃相場情報でワンルームはたった3.1万円/月です(2022年10月時点)。
しかも、名古屋には以下に挙げるような魅力もあります。
- 東京にも大阪にも行きやすい
- 適度な都会でサービスが充実
- 働ける場所がそれなりにある
- 国際空港がある
東京にも大阪にも行きやすい
まずは立地の面での魅力です。
名古屋は新幹線で東京まで2時間弱、大阪まで1時間程度と主要都市への交通アクセスが非常によいです。加えて、将来的にはリニアモーターカーの駅も設置されて、東京まで約40分で行けるようになります。
主要都市への移動が容易であるので、セミリタイア後に旅行をしたい方や東京や大阪に友達の多い方などは便利です。
また、関東圏に住んでいる方がいきなり関西圏へ引っ越すのは抵抗がある方が多いでしょう。そういった面でも、まずは中間の名古屋あたりへ移住して様子を見るのもありです。
適度な都会でサービスが充実
名古屋市の人口は約230万人(2021年時点)で、政令指定都市の中でも横浜と大阪に次ぐ規模の人口を有しています。
当然ながら鉄道やバスなどの交通機関も発達しており、車なしで生活できるエリアがたくさんあります。
また、これだけの規模の都市にあると東京や大阪と遜色ない生活が可能でしょう。例えば、以下記事でご紹介した「豪華カプセルホテル安心お宿」の支店は名古屋にもあります。
支店を出すなら東京と大阪、名古屋あたりは抑えておこうとなるのが普通です。したがって、東京/大阪で使えるサービスや飲食店などが一通り揃っています。
東京で便利に使っていたサービスが名古屋では使えなかったという確率がかなり低くなるのです。
働ける場所がそれなりにある
人口が多い名古屋ならいざとなった時の働き口があります。
例えば、気軽に稼ぐことができるウーバーイーツのエリアも名古屋ならかなり広く設定されています。
セミリタイア生活で資金繰りに困ったときに稼ぐ選択肢がたくさんあることは大きなメリットです。選択肢が少ないと自分が苦手なことをやる羽目になるからです。これではセミリタイアした意味がなくなってしまいます。
田舎のような人口の少ない地域だとバイトの選択肢が極端に狭まってしまいますが、名古屋ならこの点問題はありません。
国際空港がある
名古屋は海外セミリタイアにも最適な都市です。
名古屋には中部国際空港があり、以下の国へ直行便が飛んでいます。
アジア:韓国、中国、台湾、香港、シンガポール、タイ、ベトナム、フィリピン
その他地域:アメリカ、ドイツ、グアム、UAE
東アジア/東南アジアの主要都市へはだいたい直行便が飛んでいます。アジアのハブ空港であるシンガポールに直行便があるので、シンガポールを起点にたいていの国へ行くことができるでしょう。また、ドイツにも直行便が飛んでいますから欧米へも行きやすいです。
名古屋であれば東京と比較して家賃も抑えられますので、日本の自宅を低コストでキープしつつ、海外を主体に生活するような生き方も可能です。
まとめ
本記事ではセミリタイア後の居住地としての名古屋の魅力をご紹介しました。
名古屋は適度な都会で立地としても東京や大阪へ行きやすく魅力のある町です。公共機関も発達しており、東京や大阪と遜色ない暮らしができるでしょう。
一方で、よりコンパクトな街で食も有名な福岡もセミリタイア候補地に入ってきます。こちらは以下記事でまとめていますので是非御覧ください。
以上、ご参考になれば幸いです。