投資・資産形成

2022年6月におけるNISAの投資信託ランキングをご紹介!

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NISA(少額投資非課税制度)は投資をするならまず始めに活用したい制度です。一定期間/一定額において、投資で発生する税金をなくすことができますので、お得に投資をすることができます。

本記事では大手ネット証券のSBI証券と楽天証券の2022年6月のNISAランキングをご紹介します。

2022年5月のランキングは下記記事でもご紹介していますので、興味のある方はご覧ください。

2022年5月におけるNISAの投資信託ランキングをご紹介!みなさんはNISA(少額投資非課税制度)を活用して資産形成をされていますか? 本記事では大手ネット証券であるSBI証券と楽天証券の2022年5月のNISAランキングをご紹介していきます。NISAの活用を検討されている方、活用されている方はぜひ御覧ください。...

2022年6月のNISAランキング

2022年6月におけるSBI証券と楽天証券のNISAランキングは以下の通りです。

順位 SBI証券 楽天証券
1 SBI・V・S&P500インデックス・ファンド eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
2 eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
3 eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 楽天・全米株式インデックス・ファンド
4 SBI・V・全米株式インデックス・ファンド eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)
5 SBI・全世界株式インデックス・ファンド eMAXIS Slim先進国株式インデックス
6 eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) 楽天・全世界株式インデックス・ファンド
7 eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本) iFreeレバレッジ NASDAQ100
8 eMAXIS Slim 先進国株式インデックス 楽天レバレッジNASDAQ-100
9 SBI・V・全世界株式インデックス・ファンド ニッセイ外国株式インデックスファンド
10 ニッセイ外国株式インデックスファンド キャピタル世界株式ファンド

出典:SBI証券HP及び楽天証券HPより作成。SBI証券は6月のつみたてNISAの積立設定金額ランキング楽天証券は6月のNISAの積立設定金額ランキング。

SBI証券のランキングでは1位〜5位の銘柄に変動はありませんでした。銘柄の入れ替えは「楽天・全米株式インデックスファンド」が外れて、「ニッセイ外国株式インデックスファンド」がランクインしただけです。

楽天証券も銘柄の入れ替えはなく順位の変動だけです。1位〜4位の銘柄と順位は先月のランキングと全く同じでした

ランキング上位商品のご紹介

今月は楽天証券の1位、SBI証券の3位にランクインした超人気投資信託である「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」をご紹介していきます。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」は米国の優良銘柄を集めたS&P500という指数に連動するように設計された投資信託です。

この商品は2018年7月に誕生したのですが、その後は凄まじい勢いで投資家からお金を集め、2022年6月末時点で1.2兆円以上もの純資産総額に達しています。この金額は日本の投資信託でトップ3に入るレベルです。

人気の理由はやはり世界経済の中心である米国のS&P500指数に手軽に投資できることです。この商品を保有すれば、アップルやマイクロソフトと言った誰しもが知るであろう銘柄(約500銘柄)への投資が可能です。

もう1つの理由が信託報酬の安さです。信託報酬は0.09680%/年以内と驚異的な安さを誇ります。投資先が国内の商品でもここまで安いものはなかなか見つかりません。

上位銘柄

「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の投資先の上位銘柄を下表に示します。

アップルとマイクロソフトの比率が6%前後とかなり高くなっていますが、4位以下は1〜2%程度の比率しかありません。

銘柄 比率
Apple 6.7%
Microsoft 5.9%
Amazon 3.5%
Alphabet(クラスA) 2.1%
Alphabet(クラスC) 2.0%
Tesla 1.7%
Nvidia 1.6%
Berkshire Hathaway (クラスB) 1.5%
Meta Platforms (クラスA) 1.3%
Unitedhealth Group 1.1%

注:2022年2月25日時点

リターン

「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の2019年〜2021年のリターンを示します。比較対象のためにeMAXIS Slimシリーズの別商品も一緒に示しています。

銘柄 2019 2020 2021
米国株式(S&P500) 30.5% 10.3% 36.7%
全世界株式(オール・カントリー) 26.8% 9.0% 29.3%
全世界株式(除く日本) 27.5% 9.0% 30.4%
全世界株式(3地域均等型) 21.6% 8.7% 19.3%
先進国株式 28.9% 9.0% 33.5%
新興国株式 18.4% 8.8% 12.3%

やはりここ最近の米国株は素晴らしいものがありました。他の商品と比較して最もよいリターンになっています。

もちろん2022年は全体的に株価が下落していますので、今後もこの状況が続くかどうかは分かりません。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

本記事では2022年6月のNISAの人気ランキングをご紹介しました。また、楽天証券の1位、SBI証券3位の超人気ファンドである「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の詳細を解説しました。

リターンの高い米国株に手軽に投資ができ、かつ信託報酬もめちゃくちゃ安い優良商品です。すでに1兆円以上の資金が運用されている理由が分かります。

もちろん、今後も米国が勝ち続けるかは誰にも分かりません。しかし、「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」への投資は個人投資家の選択肢に確実に入ってくるでしょう。

以上、ご参考になれば幸いです。

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