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将来有望?フィリピンREITの魅力を考察!

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みなさんはフィリピンで第1号のREITが上場したのをご存知でしょうか?

REIT(Real Estate Investment Trust)は不動産投資信託のことで、不動産への投資から得られる賃料収入などを分配金として投資家へ還元する仕組みで成り立っています。

世界最大のREIT市場はアメリカで、その次が日本です。その他の国はそこまで大きな市場ではありません。

そんな中、フィリピンで初となるREITが誕生しました。高校中退投資家Toshiは、このフィリピンREITに高い将来性と魅力を感じています。

本記事ではこのフィリピンREITの魅力についてご紹介していきたいと思います。

フィリピンREITの概要


フィリピンで第1号となる不動産投資信託(REIT)は、大手財閥のアヤラグループによって上場しました。

アヤラグループは非常に歴史のある財閥で、不動産事業を中心に金融、自動車など様々な事業を手がけています。

上場したREITは「AREIT」という銘柄で、マニラ首都圏の商業ビルをメインに保有しています。今後はその他の地域や不動産へ多角化していくそうです。

なお、現在は「AREIT」1つしか上場していませんが、いくつかの財閥がREITの上場に興味を示していますので、今後フィリピンREITが次々に誕生していく可能性があります。

後述するフィリピンREITの魅力を考えれば、近隣国のタイやマレーシアを凌ぐレベルの市場に成長する可能性は十分にあります。

なぜフィリピンREITなのか?

それではなぜフィリピンREITの将来が有望なのか、その理由について説明していきたいと思います。

ここでは大きく分けて下記3つの理由を取り上げたいと思います。

  • 人口ボーナスが長期間続く
  • 高い経済成長率を維持
  • 海外不動産に少額から投資できる

人口ボーナスが長期間続く

フィリピンの平均年齢をご存知でしょうか?

フィリピンの平均年齢はなんと「24歳」くらいだと言われています。日本の平均年齢が40代後半ですからその差は歴然です。

人口もすでに1億人を超えており、国連による世界人口推計によれば、2030年頃には日本の人口を抜くと言われています。

何が言いたいかというと、今後も長期間に渡って「人口が増え続ける」ということです。

人口が増えるということは、住む人や働く人が増えるわけですから、不動産の需要は高くなります。

逆に日本は人口が減っており、地方などでは低価格でも買い手がおらず困っている状況です。

当然ながら、人口の増えているフィリピンの不動産へ投資した方が、将来は明るいと考えられます。

高い経済成長率を維持

フィリピンはその高い経済成長率も魅力です。

過去5年の経済成長率は、平均して6%を超えるレベルにあります。フィリピンは世界でもトップクラスの経済成長率を維持しているのです。

経済成長に伴ってフィリピン人自体が豊かになってくると、不動産への投資や購入も増えてきます。現に日本にフィリピン人がたくさん旅行に来るようになったのを見れば、中間層が増えていることも理解できるのではないでしょうか。

かつての日本の高度経済成長期のように急成長していく可能性が高いわけですから、その波にうまく乗ることが重要です。フィリピン不動産は有望な選択肢の1つになるでしょう。

海外不動産に少額から投資できる

REITであれば少額から投資できるメリットがあります。

フィリピンは不動産投資において有望な国と申し上げましたが、日本人が投資する上でのデメリットは情報が限られていることです。

フィリピン不動産に現物投資する場合、手軽に物件を見に行けませんし、言語の問題や海外税制など超えなければいけないハードルがあります。途上国と言えど、現物不動産の投資額はそれなりになりますので、高いリスクを取る必要があります。

一方で、REITなら少額から投資が可能です。「AREIT」の2020年11月18日時点の株価は26.5ペソですから、60円くらいで1株が買える計算になります。

100株購入してもたった6,000円です。現物不動産へのステップアップとしても、フィリピンREITは面白い商品ではないでしょうか。

フィリピンREITは日本からは購入できない?

私が調べた限りでは、残念ながら日本からは「AREIT」の購入は難しそうです。

例えば、「アイザワ証券」はフィリピン株を取り扱っている数少ない証券会社ですが、取り扱い銘柄に「AREIT」は含まれていませんでした(2020年11月時点)。他の証券会社ではフィリピン株自体を取り扱っていないケースがほとんどですから基本的には購入は難しいでしょう。

したがって、フィリピンの証券会社へ口座開設をするのが一番早そうです。

AB Capital Securitiesなどの証券会社では、日本在住の方でも口座開設ができるようです。

このあたりはかなりマニアックではありますが、高校中退投資家も海外での口座開設を検討していますので、情報が得られれば共有したいと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は人口増加、経済成長が著しいフィリピンで誕生したREITについてご紹介しました。

日本のREITとは異なり、フィリピンREITが非常に高いポテンシャルを秘めていることを理解いただけたのではないでしょうか。

将来性を考えればフィリピンREITは有望な投資先の1つになるでしょう。

高校中退投資家は、米国と日本への投資がほとんどですが、フィリピンのような新興国へも少しずつ分散投資ができるように情報収集を継続していきたいと思います。

以上、ご参考になれば幸いです。

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