皆さんは会社を辞めてセミリタイアしたらどんな街に住みたいですか?
本ブログではセミリタイア後の移住候補地として福岡市や名古屋市のような都市をご紹介してきました。
今回は四国最大の都市である愛媛県の松山市について、セミリタイア後の移住先としての可能性について検討していきます。
落ち着いた生活をご希望の方であれば、松山市は移住先の有力な候補地になるでしょう。
セミリタイア後の移住先としての松山市の魅力!
結論として松山市はセミリタイア後にゆっくりとした生活をご希望の方にはおすすめです。
大きな街ではないため若い方には刺激が少ないかもしれませんが、基本的な生活を送るには十分な環境が整っています。
以下では松山市のセミリタイア都市としての適正についてご紹介していきます。
セミリタイア後に松山市へ移住するのはありか?
街の規模感がちょうどよい
松山市は愛媛県の県庁所在地で四国最大の街です。
人口は約50万人ほどですので、人口規模では船橋市、宇都宮市、東大阪市あたりと同規模になります。
そこそこの人口規模であることから、交通インフラが充実していることが利点の1つです。路面電車も走っており、松山市の中心部へアクセスも問題ありません。
さらに平地が多く自転車での移動がしやすいというのもメリットです。松山市なら必ずしも車を保有する必要がなく、生活コストを抑えることができます。
家賃が安いのも魅力
松山市は家賃の安さも魅力の1つです。
家賃は松山市の中心エリアでも4万円程度からあります。少し離れた場所であれば更に安い物件を探すこともできるでしょう。
もちろん4万円クラスの物件はワンルームや1Kなどです。しかし、地方都市の物件は東京や大阪と比較して広い部屋ばかりですから、ワンルームでも10畳以上の物件が多数あります。
一人暮らしであれば十分な広さの部屋を確保できるはずです。
松山市なら固定費の中で最も高い割合を占める家賃を大幅に削減できる可能性があるのです。
気候がよく災害が少ない
松山市は典型的な瀬戸内海気候で温暖少雨です。
せっかく自由に住む場所を選べるわけですから、セミリタイア後は気候が良い場所に住むべきです。
例えば、豪雪地帯に住んでしまうと冬の生活はかなり厳しいものになります。スキーが趣味など理由があれば別ですが、セミリタイア生活には松山市のような温暖な気候の方が適しています。
また、地震や台風などの自然災害が少ないという利点もあります。東京のような大都市で地震等の大災害にあったらひとたまりもありませんが、松山市ならその点も安心です。
また、松山市は台風の被害も少ないので、安全面を重視する方にとってはおすすめの都市になるでしょう。
道後温泉が有名
松山市の観光スポットと言えば道後温泉です。日本三古湯の1つであり、歴史のある温泉です。
しかも松山市の中心地から電車で30分程度で行ける距離にあります。日帰り温泉も十分可能ですから、温泉好きにはたまらない環境です。
一方で、その他の有名な観光スポットは少なく、東京や大阪のような都市と比較して娯楽施設は少なくなります。
空港へのアクセスも悪くない
松山市は空港までのアクセスも悪くありません。
松山空港までは松山駅前からたった15分で行くことができます。リムジンバスの価格も700円と格安です。
残念ながら国際線は上海、ソウル、台北しか飛んでいませんが、国内の主要都市への移動には全く問題ありません。
旅行へ行くのはたまに程度だという方であればそこまで気にならないでしょう。
松山市は落ち着いた生活を希望する方におすすめ!
上述の通り松山市はほどよいサイズの街で生活コストも下げられる環境が整っています。また、四国ということもありも自然も豊かです。
観光スポットとしては道後温泉も有名ですから、落ち着いた生活をするならもってこいです。
若い方でセミリタイア後も活動的に過ごしたいという方には退屈に感じるかもしれません。
一方で、セミリタイア後はゆっくり過ごしたいという希望をお持ちの方であれば十分選択肢に入る街でしょう。
以上、ご参考になれば幸いです。