最新の2024年3月の分配金速報は下記記事でご紹介しています。
こんにちは、高校中退投資家TOSHIです!
SPYD(SPDRポートフォリオS&P 500高配当株式ETF)は年4回(3月、6月、9月、12月)分配金が出されますが、先日2022年6月の分配金が公表されました。
米国の高配当株へ投資するSPYDの魅力は高い配当利回りです。基本的には4%以上の配当利回りが期待できるため、高配当株投資をする人の中で絶大な人気を誇ります。
本記事ではそんなSPYDの2022年6月の分配金を速報します。6月の分配金はどうだったでしょうか?
SPYDの特徴
- S&P500の中から配当利回りの高い上位約80銘柄へ投資
- 4%近い高い配当利回り
- コロナショックで40%以上の暴落
2022年6月のSPYDの配当金
SPYDの2022年6月の配当金は「0.4050ドル/株」でした。
2021年6月は0.3989ドル/株でしたので、前年同時期と比較して約1.5%の微増となりました。
過去の配当金との比較
SPYDの年間配当金の推移を下表に示します。
SPYDは2015年に設定された比較的新しいETFです。そのため、まだ増配や減配の明確な傾向を確認することはできません。ただし、2019年以降は2年連続で減配になっています。
次に2022年6月の分配金を反映させた四半期ごとの分配金推移を示します。
6月は前年同時期と比較して増配でしたが、3月と6月の合計で考えても前年を2%以上上回っています。
3月と6月の合計ではすでに1ドルに到達しており、今年は前年を上回る可能性が高くなってきました。
2022年の株価推移
次にSPYDの年始からの株価推移を確認してみましょう。
年始1月3日の株価は42.39ドル/株でしたが、6月16日時点の株価は39.30ドル/株です。2022年は半年ほど経過しましたが、年始から比較して株価は若干下がっています。
出典:Yahoo finance
配当利回り
2022年6月16日時点の株価を基に配当利回りを計算してみましょう。
① 2021年の年間配当金を基準にした場合
1,5493ドル/株÷39.30ドル/株→約3.94%
② 2021年9月〜2022年6月の分配金を基準にした場合
1,5719ドル/株÷39.30ドル/株→約4.00%
ここ最近の株価下落によって、やっと利回りが4%近くまで回復しました。
まとめ
2022年6月のSPYDの配当金は前年同時期と比較して微増となりました。
これで3月と6月に2期連続での増配となりましたので、今年は前年度を上回る可能性が出てきました。
現在株価下落が続いている局面ですが、SPYDの利回りも4%近くまで回復しました。高配当株ETFであれば安定的に配当金を受け取ることができますので、投資を継続するモチベーションになるでしょう。
以上、ご参考になれば幸いです。
SPYDの詳細については下記記事でご紹介しています。