最新の2024年6月の分配金速報は下記記事でご紹介しています。

米国高配当株ETFであるSPYDを保有されている方が楽しみなのが分配金の受け取りです。
SPYD(SPDRポートフォリオS&P 500高配当株式ETF)からは年4回(3月、6月、9月、12月)分配金を受け取ることができますが、2022年12月の分配金が公表されました。
本記事ではそんなSPYDの2022年12月の分配金を速報します。12月の分配金は前年同時期との比較で4倍近い大幅な増配でした。
SPYDの特徴
- S&P500の中から配当利回りの高い上位約80銘柄へ投資
- 2022年12月時点で5%近い高い配当利回り
- コロナショックで40%以上の暴落
2022年12月のSPYDの配当金
SPYDの2022年12月の配当金は「0.507258ドル/株」でした。
2021年12月は0.1276ドル/株でしたので、前年同時期と比較して4倍近い大幅な増配です。
過去の配当金との比較
SPYDの年間配当金の推移を下表に示します。
SPYDは2020年と2021年に2年連続で減配していました。しかし、2022年は増配へ転じ、2019年を超えて過去最高を記録しています。
次に2022年12月の分配金を反映させた四半期ごとの分配金推移を示します。
前年同時期との比較ではすべての月で2021年の分配金を上回りました。特に12月は約4倍と大幅な増配です。
年間配当金では今まで最も高かった2019年から約14%増と大幅な増配になりました。
2022年の株価推移
次にSPYDの年始からの株価推移を確認してみましょう。
年始1月3日の株価は42.39ドル/株でしたが、12月15日時点の株価は40.16ドル/株です。年始からは若干株価が下がっていますが、ほぼ変動はないと言ってよいでしょう。
配当利回り
2022年の年間配当金を用いて配当利回りを計算してみましょう。
1.983341ドル/株÷40.16ドル/株→約4.94%
今回の増配によってSPYDの配当利回りは5%近くまで高まりました。高配当株ETFとして魅力的な水準です。
まとめ
2022年12月のSPYDの配当金は前年同時期と比較して大幅な増配でした。
年間配当金でも2019年を大幅に上回り過去最高を記録しました。2022年は株価の上昇はありませんが、5%の配当利回りはやはり魅力的です。
2022年のような厳しい相場環境でも十分な配当金が期待できるSPYDへの投資を検討してみてはいかがでしょうか。
以上、ご参考になれば幸いです。
SPYDの詳細については下記記事でご紹介しています。
