最新の2024年6月の分配金速報は下記記事でご紹介しています。
高校中退投資家TOSHIは、米国高配当ETFであるSPYD(SPDRポートフォリオS&P500高配当株式ETF)を保有しています。
SPYDはS&P500という米国の優良企業で構成される指数の中から、配当利回りの高い上位80銘柄へ投資する商品です。
特徴はなんといってもその高い配当利回りです。現在は株価が上昇していますが、それでも4.5%程度の高い配当利回りを誇ります。高配当株投資家の間では、絶大な人気を誇る商品です。
SPYDは基本的に年4回(3月、6月、9月、12月)の配当を出しますが、2020年12月の配当金が米国のサイトで公表されました。日本の大手ネット証券であるSBI証券や楽天証券ではまだ公表されていないようです。
本記事では、一足お先にSPYDの2020年12月の配当金をお伝えすると共に、過去の配当金の推移とも比較していきます。
コロナ禍の影響でSPYDの配当金は前年を大きく下回っています。2020年12月の配当金はどうだったでしょうか。
SPYDの特徴
- S&P500の中から配当利回りの高い上位80銘柄へ投資
- 4%を超える高い配当利回り
- コロナショックで40%以上の暴落
2020年12月のSPYDの配当金
SPYDの2020年12月の配当金は、「0.6066ドル/株」でした。
2019年の同時期の配当金と比較すると、20%以上も増配という結果です。コロナ禍にしては上出来です!
過去の配当金との比較
SPYDは設定から期間が短いためはっきりとした傾向は掴めませんが、2018年と2019年は増配を記録していました。しかし、2020年の合計配当金は「1.6321ドル/株」で、前年の「1.7463ドル/株」から約6.5%の減配になってしまいました。
次に今回の配当金の結果を反映させた四半期ごとの配当金の推移を示します。
2020年12月の大幅な増配があったものの、6月と9月の減配が響いて年間あたりでは昨年から減配になりました。
9月までの配当金のペースでは2016年や2017年の年間配当金レベルも覚悟していました。しかし、12月の大幅な増配により、2018年の年間配当を上回るレベルまで回復しました。
まとめ
SPYDの配当金は前年度と比較すると減配となりましたが、2018年を超える年間配当金を出しました。
VYMやHDVといった他の米国高配当ETFと比較すると物足りない結果かもしれませんが、SPYDのリスクを考えればまずまずの結果であると考えます。12月に大幅な増配を記録しましたので、コロナの収束が予想される2021年の配当金も期待できるのではないでしょうか。
2021年も引き続きSPYDの配当金推移を追っていきたいと思います。
以上ご参考になれば幸いです。
商品の詳細については下記記事でもご紹介しています。