配当金生活ではドケチな生活を送る羽目になってしまうのでしょうか?
「ドケチ生活ではつまらない」、「配当金生活なんて辞めておけ!」
配当金生活やFIRE(経済的自立)を目指していると言うとこんな批判の声を聞きます。
しかし本当に配当金生活ではドケチな生活を送る必要があるのでしょうか。また、仮にドケチだとして何が悪いのでしょうか?
本記事では配当金生活はドケチ生活になってしまうのかという視点で解説していきます。
ドケチ生活(配当金生活)はつまらないのか?
「ドケチ」と聞くと悪い印象を持つ方がほとんどでしょう。
しかし、配当金生活を目指す過程、そして実践する過程でもある程度の「ドケチ生活」は必須です。
なぜなら、収入が配当金に依存する「配当金生活」では、ある程度節制しなければ生活が崩壊してしまうからです。
ドケチ生活は配当金生活では必須!
配当金生活を目指す上で重要になるのが、いかにして株式を購入する種銭を確保するかという点です。
副業等で収入を大きく増やせる方は限られているでしょうから、ある程度は節約で投資の種銭を確保する必要があります。
また、配当金生活に突入した後も基本的に節約生活は必須です。
なぜなら1億円の株式を保有していても、3%の配当利回りでたった300万円にしかならないからです。
この金額は月当たりに換算すれば25万円です。1億円の資産を保有していてもこの程度の生活費で生きていく必要があるのです。
ドケチだって気にする必要はない
「ドケチ」と周りに非難されても気にする必要は全くありません。
なぜなら、大事なのは自分自身がどう考えるかだからです。自分が納得して幸せに生活できているのなら他人は関係ないのです。
派手な高級外車に乗ることが好きな人もいれば、車なんて不要と考える方もいるでしょう。豪邸に住むことが夢の人もいれば、生活できれば狭い部屋でも十分と考える方もいます。
要は価値観の違いだからです。
生活コストは大きく下がっている
最近はインフレのニュースがよく聞かれるようになりました。食品の値段などが上がっており生活は苦しくなるばかりです。
しかし、全体的な生活コストを考えれば、昔に比べて今はかなり生きやすくなっています。
例えば、携帯代なんて格安SIMなら月数千円の出費だけで済みます。一般的なユーザーであれば十分な通信量を確保できます。
スマホがあればYOUTUBEやTwitterなどのSNSも基本的に無料で使えますので、昔のように娯楽費もそんなに要らないのです。
加えてAMAZONなどの宅配サービスも充実しています。昔は購入のために遠いお店まで探しに行かなければいけなかったものも、ネットを通じて格安で手に入れることができるようになりました。
地方は過疎化で物件も余っている
そして生活費の大部分を占める住居費だって安く抑えることができます。
なぜなら、人口減少により地方に行けば物件がたくさん余っているからです。
例えば、政令指定都市レベルの街であっても、月数万円程度でそれなりの賃貸物件を借りることができます。つまり、意識的に節約せずとも月20万円もあればそれなりの生活ができるのです。
「豪華な生活」をしないのであれば、月20万円程度の資産収入だったとしてもなんら問題はないのです。
まとめ
本記事では配当金生活ではドケチな生活になってしまうのかというテーマで解説しました。
まず第一に自分自身が納得した生活ができているかが重要です。ですから、周りからドケチと思われようが全く関係はありません。
また、収入が限定的である配当金生活では「ドケチ生活」が必要と思われがちですが、実はそんなことはありません。
生活コストは大きく下がっており、新入社員レベルの月給でも「それなり」の生活ができる時代になりました。
以上、ご参考になれば幸いです。