米国ETF週間売買ランキングを考察(2026年6月)
こんにちは、TOSHI(@dropoutinvestor)です!
本記事ではネット証券大手のSBI証券と楽天証券の米国ETFランキング(2026年5月末時点)をご紹介します。
SBI証券と楽天証券のランキングの違いやランキング上位の商品について解説していきますので、ぜひ商品選定の参考にしていただければ幸いです。
なお、2026年5月末時点の米国ETFランキングは下記記事でご紹介していますので、興味のある方はこちらもご覧ください。
2026年6月の米国ETF週間売買ランキング
SBI証券と楽天証券の2026年6月末時点の週間売買ランキングは以下の通りです。
| 順位 | SBI証券 | 楽天証券 |
|---|---|---|
| 1 | Direxionデイリー半導体株ブル3倍ETF (SOXL) | Direxionデイリー半導体株ブル3倍ETF (SOXL) |
| 2 | Direxion デイリー MU ブル2倍 ETF (MUU) | Direxion デイリー MU ブル2倍 ETF (MUU) |
| 3 | ラウンドヒル メモリー ETF (DRAM) | ラウンドヒル メモリー ETF (DRAM) |
| 4 | インベスコ QQQ トラスト シリーズ1 ETF (QQQ) | インベスコ QQQ トラスト シリーズ1 ETF (QQQ) |
| 5 | バンガード S&P 500 ETF (VOO) | Direxionデイリー半導体株ベア3倍ETF(SOXS) |
| 6 | iシェアーズ S&P 500 ETF(IVV) | プロシェアーズ・ウルトラプロQQQ(TQQQ) |
| 7 | Direxionデイリー半導体株ベア3倍ETF(SOXS) | ヴァンエック・半導体株ETF(SMH) |
| 8 | バンガード トータルストックマーケットETF(VTI) | バンガード S&P 500 ETF (VOO) |
| 9 | バンガード トータル ワールド ストックETF(VT) | T-REX 2倍 ロング SNDK Daily Target ETF (SNDU) |
| 10 | T-REX 2倍 ロング SNDK Daily Target ETF (SNDU) | GraniteShares2倍ロングMUデイリーETF(MULL) |
出典:SBI証券HP及び楽天証券HPより作成。SBI証券は6/22~26、楽天証券は6/21~27の週間売買代金ランキング。
SBI証券では、SHV、TQQQ、SMHの3銘柄が外れて、DRAM、IVV、VTがランクインしました。
楽天証券も同じく3銘柄の入れ替えがあり、DRAM、SNDU、MULLがランクインしました。
両ランキング共に3位にDRAMがランクインしてきました。
ランキング上位の商品のご紹介
今月はSBI証券の3位、楽天証券の3位にランクインしたDRAMの概要をご紹介します。
- ラウンドヒル メモリー ETF (DRAM)
ラウンドヒル メモリー ETF (DRAM)
ラウンドヒル メモリー ETF (DRAM)は、その名の通りメモリー関連企業へ投資する米国ETFです。
本銘柄は2026年4月に設定されたばかりの新しいETFですが、最近になってSBI証券や楽天証券などの主要ネット証券でも取り扱いが始まり、買付ランキング上位に顔を出すなど大きな話題を呼んでいます。
ETFの名前でもある「DRAM(ディーラム)」とは、普段PCやスマホの性能を測る際に見かける「メモリ8GB、16GB」などのメモリそのもののことです。AIを駆動させるデータセンターのサーバーなどに使われる半導体メモリ(記憶装置)の一種を指します。
これまでにも「SOXX」や「SMH」といった有名な半導体ETFはありましたが、これらは設計や製造、製造装置など、半導体業界全体に広く投資するものでした。
一方、DRAMは、その中でも「メモリ関連企業」に特化している点が最大の違いです。
なお、経費率は0.65%と少し高めな点には注意が必要です。
DRAMはなぜ注目されているのか?
DRAMが注目を集めている理由は、AIの進化によって「HBM(高帯域幅メモリ)」と呼ばれる超高性能なメモリの需要が爆発しているからです。
AIが賢く大量のデータを処理するためには、頭脳(GPU)が優れているだけでなく、その頭脳に一瞬で大量のデータを送り届ける超高速なメモリが不可欠です。
このHBM市場を牽引する主要なメモリメーカーが、このETFの主要な投資先となっています。
DRAMの構成銘柄
DRAMのが構成銘柄トップ10を下表に示します。
| 順位 | 銘柄 | 比率 |
|---|---|---|
| 1 | Micron Technology Inc | 25.96% |
| 2 | Samsung Electronics Co | 25.40% |
| 3 | SK hynix | 23.40% |
| 4 | Sandisk | 4.75% |
| 5 | Kioxia Holdings | 4.45% |
| 6 | Western Digital | 4.31% |
| 7 | Seagate Technology Holdings | 4.24% |
| 8 | GigaDevice Semiconductor | 3.12% |
| 9 | Nanya Technology | 1.94% |
| 10 | Winbond Electronics | 1.17% |
注:2026年7月5日時点の情報を基に作成
世界のメモリ市場をリードする企業で構成されていますが、特にMicron(米国)、Samsung(韓国)、SK hynix(韓国)のトップ3がそれぞれ20%を超えており、特定銘柄への集中投資になります。
また、投資銘柄には米国や韓国だけでなく、日本のキオクシア(Kioxia)も含まれています。
リターン
DRAMは設定されたばかりの銘柄であるため、長期の期間別リターンを確認することはできません。
しかし、設定からたった3ヶ月ほどで、株価は2倍以上に大きく上昇しています。
この圧倒的な値上り益(キャピタルゲイン)のポテンシャルを見て、多くの投資家が熱視線を送っていると考えられます。
まとめ
本記事では、直近でSBI証券や楽天証券の米国ETFランキング上位(3位)に急ランクインした話題の「DRAM」について詳細をご紹介しました。
DRAMは、世界中のメモリー関連企業へ投資ができる非常にユニークな米国ETFです。最近の生成AIブームもあり、メモリー関連企業は注目を集めており、株価上昇による大きなリターンが期待できます。
一方で、短期的な株価上昇が激しい分、反動で大きく下落するリスクがありますので注意が必要です。
まだ運用実績の短い新しい銘柄ですので、投資初心者が無理に手を出す必要はないかもしれません。しかし、「アクティブに利益を狙いに行きたい」という方にとっては、面白い選択肢になるでしょう。
以上、ご参考になれば幸いです。
