こんにちは、TOSHI(@dropoutinvestor)です!
本記事では米国の増配株へ投資するVIG(バンガード・米国増配株式ETF)の分配金についてご紹介します。
VIGは過去10年以上連続増配している米国企業を集めた銘柄です。世界最強の指数と言われるS&P500指数のリターンに負けず劣らずの結果を出しています。
VIGからは年4回(3月、6月、9月、12月)の分配金を受け取ることができますが、待ちに待った2024年12月の分配金が発表されました。
そこで本記事ではVIGの2024年12月の分配金を速報でお伝えするとともに、過去の分配金推移についてご紹介します。
2024年12月のVIGの分配金は前年同時期と比較して減配でした。
VIGの特徴
- 米国の10年以上連続増配企業へ投資
- 分配利回りは低いものの高い増配率が期待できる
- 大きな値上り益が狙える
VIGの2024年12月の分配金
2024年12月のVIGの分配金は「0.8756ドル/株」でした。
2023年12月の分配金は0.9156ドル/株でしたので、前年同時期と比較して約4%の減配でした。
なお、VIGのPayable Date(配当金の支払い開始日)は12月26日です。
SBI証券では時差などの影響もあり通常日本時間の翌営業日の振り込みになります。したがって、12月27日頃に皆さんの口座へ着金するでしょう。
過去の配当金との比較
VIGの過去の年間分配金の推移を示します。
年間分配金は綺麗な右肩上がりで増加していることが分かります。2024年も増配となったことで、11年連続での増配になりました。
VIGの特徴はその増配率の高さにあります。2007年から2024年までの増配率は8%/年を超えています。これは約9年で分配金が2倍以上に成長することを意味します。
次に2024年12月の分配金を反映させた各月ベースでの分配金推移を示します。
注:分配金の単位はドル/株。
2024年は3月〜9月は増配でしたが、12月は残念ながら減配になりました。
それでも年間分配金での比較では前年から5%以上の増配です。これにより過去最高の年間分配金を更新しました。
2024年の株価推移
次にVIGの年始からの株価推移をご紹介します。
年始1月2日の株価は170.07ドル/株でしたが、12月19日時点の株価は195.46ドル/株です。
年始から株価は大きく上昇しています。多少の株価変動はあるものの、基本的に右肩上がりで株価が上昇する点はVIGの魅力です。
配当利回り
2024年12月19日時点の株価を基に計算した配当利回りは以下の通りです。
3.3791ドル÷195.46ドル→約1.73%
VIGの配当利回りは2%を切る水準と高くありません。
最近話題のSCHDの方が配当利回りは高いので、配当金目当てなら楽天SCHDなどを検討した方がよいかもしれません。
まとめ
2024年12月のVIGの分配金は前年同時期と比較して減配でした。
一方で、年間分配金では2023年を上回り、11年連続での増配になりました。
今回の結果からも分かる通り、VIGの魅力は安定した増配と株価の上昇にあります。
特に投資期間を長く確保できる投資家にとっては是非とも検討したい銘柄の1つになるでしょう。
以上、ご参考になれば幸いです。