最新の2024年9月の分配金は以下の記事でご紹介しています。
高校中退投資家Toshiは、米国の高配当ETFであるVYM(バンガード・米国高配当株式ETF)という商品を保有しています。
VYMは、世界の3大資産運用会社であるバンガード社が運用する商品で、米国の約400社の高配当銘柄へ分散投資しています。日本だけでなく米国でも非常に人気の高い商品です。
VYMは基本的に年4回(3月、6月、9月、12月)配当を出しますが、先日2020年12月の配当金がバンガード社より公表されました。日本の主要ネット証券であるSBI証券や楽天証券ではまだ金額が公表されていないようです。
本記事では、一足お先にVYMの2020年12月の配当金を速報し、過去の配当金の推移とも比較していきます。
コロナ禍の影響もあり、2020年9月の配当金は昨年度と比較して約10%の減配でした。2020年12月の配当金はどうだったでしょうか?
VYMの特徴
- 米国の高配当銘柄約400社へ広く分散
- 配当利回りは3%程度
- 配当だけでなく値上がり益も狙える
VYMの2020年12月の配当金
2020年12月のVYMの配当金は、「0.8096ドル/株」でした。
2019年の同時期が「0.7791ドル/株」ですから、約4%の増配とまずまずの結果でした。
年間の配当金においても、2.9ドル/株を超えており、2021年は3ドル/株を超える可能性も出てきました。コロナの状況を考えれば、上出来ではないでしょうか。
過去の配当金との比較
下図は過去の年間配当金の推移です。2010年より右肩上がりで配当金が増えており、2020年も増配をキープしました。2019年の年間配当金との比較では2.3%の増配です。
次に各月ベースでの配当金推移を示します。
2020年は3月と9月が前年に比べて減配でしたが、6月と12月が増配で、結果として年間配当金は増配でした。
リーマンショックの影響があった2009年と2010年は減配でしたが、コロナショックでは増配で乗り切りました。2021年はどうなるか分かりませんが、この環境下でも増配をキープしたVYMはやはり魅力的な商品です。
所感
コロナ禍にもかかわらず、2020年のVYMの配当金は増配をキープしました。VYMは配当金に加えて株価の上昇も狙える商品ですから、やはり配当金生活に欠かせないETFでしょう。
VYMのような優良な米国高配当株ETFを保有することで、このような厳しい環境下でも安定的に配当金を受け取ることができます。ぜひ皆さんも購入を検討してみてはいかがでしょうか。
以上ご参考になれば幸いです。
VYMの詳細は下記記事でもご紹介しております。