海外投資

HSBC香港口座開設体験記(現地開設編)

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下記記事でHSBC香港に銀行口座を開設した際の事前準備についてご紹介しました。

HSBC香港口座開設体験記(事前準備編)「海外で銀行口座を開設することは可能でしょうか?」近年はマネーロンダリングの関係もあり、その国に住んでいない「非居住者」が銀行口座を開設することは難しくなっています。本記事では、高校中退投資家Toshiが、数年前にHSBC香港に銀行口座を開設した体験談についてご紹介します。海外での銀行口座の開設に興味がある方は、是非ご覧ください。...

本記事では、実際にHSBC香港の銀行口座の開設を現地で行った経験についてご紹介したいと思います。当初は口座開設は大変な作業ではないかと考えていましたが、想定よりも簡単に口座開設できました

HSBC香港の口座開設の手順

口座開設の手順について簡単にまとめました。私の場合は早朝にサポート業者と待ち合わせて、約1時間30分程度で口座開設が完了しました。

HSBC香港銀行口座開設の手順(当日)

  1. サポート業者との待ち合わせ&銀行への移動
  2. 銀行員とのやり取り
  3. 口座への入金
  4. ネットバンキングの設定
  5. ATMの操作の練習
  6. テレフォンバンキングの設定

①サポート業者との待ち合わせ&銀行への移動

事前にサポート業者と連絡を取り合って、待ち合わせ場所と時間を決定します。私の場合は、早朝に銀行の最寄り駅を指定されました。

駅の近くのホテルに泊まっていたため、早朝の電車には乗りませんでしたが、通勤時間の地下鉄は結構混んでいて驚きました。香港の地下鉄は、日本とたいして変わらない雰囲気です。

サポート業者の方とは携帯のメッセージでやりとりしたので、見つからなくて困るなどということはありませんでした。

口座開設の手順を簡単に説明してもらってから、徒歩で銀行まで移動します。

銀行の開店は9時かららしく、開店するまで列に並んで待ちました。開店前から結構な人が並んでいました。日本でもそうなのですが、なぜこんなに人が並ぶのでしょうか。私はほぼ100%クレジットカードなので、現金を引き落とすことなんて滅多にありません。。。

なお、列の中には私と同じように口座開設に来た日本人らしき人もいました。サポート業者の方の話では、数は多くないものの、定期的に口座開設の依頼があるそうです。

②銀行員とのやり取り

銀行が開店すると、サポート業者の方から銀行員を紹介されて、その後は銀行員と2人になります。

サポート業者が事前に私の個人情報をまとめた1枚紙を作成して銀行員へ渡していたようで、銀行員が紙を見ながら淡々と情報をPCへ打ち込んでいます。

その後、銀行員から下記のような簡単な質問がありました。

  • 今の住所にいつから住んでいるのか?
  • 今日はどれくらいのお金を入金してくれるのか?
  • パスポート番号はこれで合っているか?

英語が苦手な人でも「YES」とか言っておけば大丈夫な雰囲気でした。中学レベルの英語力があればなんとかなるでしょう。

③口座への入金

口座の開設が完了すると、日本より持参した日本円を入金します。

日本の銀行の通帳など現金の出所の証拠を持ってくるように言われましたが、特に銀行員から求められることはありませんでした。

一点注意事項として、口座開設の当日にはドルの入金ができない点です。翌日以降であれば、銀行へドルを持ちこんで入金することが可能です。

④ネットバンキングの設定

口座への入金手続きが終わると、サポート業者の方と一緒に店内のPCでネットバンキングの設定を進めます。

ネットバンキングへログインして、投資のアンケートのようなものに回答しました。リスク許容度のチェックです。

サポート業者の方が手順を教えてくれるので、その通りやれば問題ありません。

また、「セキュリティデバイス」の郵送依頼もサポート業者の方がPC上で対応してくれました。「セキュリティデバイス」は投資商品を購入したりする際に必要な「ワンタイムパスワード」が表示されるものです。

⑤ATMの操作の練習

店内のATMでお金の引き落とし方法と入金方法を教えてもらいます。

入金する際はカードを挿入するとすぐにカードが返却されます。日本の場合は入金が完了するまでカードは出てこないと思いますのでこの点は注意が必要です。キャッシュカードをすぐに取らないと吸い込まれる可能性があるためです。

電話での問い合わせの際に使用する「テレフォンバンキング」のパスワードの設定方法も練習します。こちらは口座開設の翌日にならないと設定ができないもので、私が利用した業者のサポートはありませんでした。

ここまでの作業で所要時間は1時間30分程度です。大半が銀行員の入力時間で、私が何かすることはほとんどありませんでした。

⑥テレフォンバンキングの設定

翌日1人でホテルの近くの銀行へ行き、テレフォンバンキングの設定をします。

前日にATMの操作を練習していたので、特に戸惑うことはありませんでした。また、サポート業者から手順についてまとめた書類をもらえるので、操作方法を忘れても問題ないでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

口座開設が年々厳しくなっていると聞いていたので、最初はドキドキしましたが、すんなり口座開設をすることができました。

中にはサポート業者を使わずに口座を開設する強者もいるようですが、サポート業者を使った方が安心でしょう。

「口座開設を拒否される」という雰囲気はありませんでしたが、多少は英語の聞き取りができた方がよいのは事実です。私の両親世代の英語力ではちょっと厳しいかなと思いました。

おまけ

香港滞在中にTsim Chai Kee Noodleという店海老ワンタン麺を食べましたがおすすめです。香港は物価が高いのですが、ここは安くて美味しいお店です。

海外銀行口座の開設メリットについてまとめた記事です。

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