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HSBC香港 おすすめ人気ファンド 2020年6月版

高校中退投資家はHSBC香港に銀行口座を開設したことを別記事でご紹介しました。HSBC香港で口座を開設している方はもちろんですが、海外の銀行口座でどのような商品を購入することができるのか興味を持っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

本記事ではHSBC香港で購入できる人気ファンドについてご紹介していきます。下記記事で2020年5月のHSBCファンドランキングをご紹介しましたが、本記事は2020年6月の人気ファンドランキングのご紹介です。

HSBC香港ファンドランキング 2020年5月(前編)下記記事でご紹介しましたが、私はHSBC香港に銀行口座を開設しています。海外投資の窓口として開設したものですが、まだ定期預金など一部しか...

HSBC香港おすすめファンドランキング 2020年6月版

HSBC香港のホームページで2020年6月の人気ファンドとして紹介されているファンドを下表に示します。10個のファンドのうち6つは5月にも人気ファンドとして紹介されていたものです。赤字で示した4つのファンドが新たに追加されました。

HSBC カテゴリー ファンド名
US Equity AB SICAV I – American Growth Portfolio
Global Equity AB Low Volatility Equity Portfolio
Asian Fixed Income Fidelity Funds Asian Bond Fund
Asian Fixed Income HSBC Asian Bond Fund
ESG HSBC GIF – Global Lower Carbon Bond
Global Fixed Income  JPMorgan Global Bond
Asian Fixed Income JPMorgan Asian Total Return Bond
US Fixed Income AB – American Income Portfolio
Multi Asset UBS (Lux) Key Selection SICAV China
Multi Asset Schroder Asian Asset Income Fund

出典:HSBC香港HPより作成

ファンド名は運用会社であるJPMorganやHSBCが最初に来て、その後に投資対象などについての説明が続きます。

HSBC香港で購入できるファンドは基本的に最低購入金額が設定されており、また購入手数料として数%を支払う必要があります。日本では購入手数料無料のインデックスファンドが増えていますので、高い手数料に戸惑ってしまう方もいるかもしれません。

ただし、中にはそれらの手数料を差し引いても購入したくなるような優良商品があるかもしれませんので、1つずつチェックしていきましょう。

人気ファンドの概要

2020年5月に6つのファンドを紹介しておりますので、今回は新たに追加となった4つのファンドを紹介していきます。

AB Low Volatility Equity Portfolio

アメリカのアライアンス・バーンスタインという会社が運用しているファンドです。2013年に設立されたファンドで、先進国の株式を投資の対象にしています。

「低ボラティリティ」とあるように価格変動が小さい銘柄を投資対象にしています。先進国を中心に世界中に投資していますが、アメリカへの投資が50%以上になる点に注意が必要です。マイクロソフト、アップル、ロシュ・ホールディング(スイス)などが投資対象の上位にランクインしています。

購入手数料は3%、ファンドマネージャーへ支払う手数料であるManagement feeは1.5%です。また、最低投資金額は1,000ドルです。

リターン

2013年の設立からコロナショック前までに約82%基準価額が上昇しました。過去3年間及び5年で約6%/年のリターンです。配当利回りも約5%とかなり高い水準です。

コロナショックの影響

コロナの影響を受けて、2月から3月の間に約30%程度基準価額が低下しました。「低ボラティリティ」とありますが、株式100%ですので下落局面ではそれなりに影響を受けました。7月末現在で基準価額はまだ過去の最高値まで戻っておらず、3月と比較して7-8%程度低い基準価額になっています。

Fidelity Funds – Asian Bond Fund

アメリカのフィデリティ・インベスメンツという会社が運営するファンドで、2016年に設定された比較的新しいファンドです。

アジア地域の債券を投資対象としており、投資対象の9割弱が社債です。主要な投資国は中国とインドネシアで、中国へ約30%、インドネシアへ約15%投資しています。

購入手数料として2%、ファンドマネージャーへ支払う手数料であるManagement feeは1.5%です。また、最低投資金額は1,000ドルです。

リターン

設定まもない商品であるため情報が少ないのですが、設定から約25%程度上昇しました。過去3年のリターンは5.71%/年です。なお、配当利回りは2020年7月末時点で4.11%となっています。

コロナショックの影響

コロナの影響で、3月に約12.5%程度基準価額が下落しています。主な投資対象が社債であるため、先にご紹介したAB Low Volatility Equity Portfolioと比べて下落率は低い結果でした。

なお、7月末時点ですでに3月のコロナショック前の基準価額を超えており、3月の最高値と比較して約2.5%近く上昇しています。

HSBC Asian Bond Fund

HSBCが提供するファンドで、1996年に設定されたかなり歴史のあるファンドです。名前の通りアジア地域の債券を投資の対象にしています。

約7割がアジアの新興国への投資です。国別では約半分が中国への投資になっていることにも注意が必要です。また、社債への投資が約8割と大部分を占めます。

購入手数料は2%、ファンドマネージャーへ支払う手数料であるManagement feeは1.0%です。また、最低投資金額は1,000ドルです。

リターン

リターンは3年で5.03%、5年で4.58%です。また、2020年7月末時点の配当利回りは3.80%となっています。

コロナショックの影響

コロナの影響で、3月に約11%基準価額が下落しました。同じ債券を投資対象としているフィデリティ・インベスメンツよりは下落率は低い結果でした。

なお、7月末時点ですでに下落前の基準価額を超えていますが、フィデリティ・インベスメンツよりは上昇率は鈍く、最高値から約1%近くの上昇です。

UBS (Lux) Key Selection SICAV China

スイスのUBSグループが提供するファンドで、名前の通り中国を投資の対象にしています。設定は2015年と比較的新しいファンドです。

投資対象は債券へ約5割、株式へ約4割、キャッシュが約1割になっています。投資対象の上位にはテセントやアリババなど世界的にも有名な中国企業が入っています。

購入手数料は3%、ファンドマネージャーへ支払う手数料であるManagement feeは1.44%です。また、最低投資金額は1,000ドルです。

リターン

リターンは3年平均で10.12%/年、5年平均で8.83%/年です。中国への集中投資でリスクも高いので注意が必要ですが、今回ご紹介したファンドのなかでは最も高いリターンを記録しています。また、2020年7月末時点の配当利回りは3.80%です。

コロナショックの影響

コロナショックの影響で、3月に約14%下落しました。株式が含まれているにもかかわらず下落率は債券を投資対象としたファンドとそこまで変わりません。

なお、7月末時点ですでに3月の下落前の基準価額を超えており、3月の最高値から5%程度高い基準単価になっています。

所感

いかがでしたでしょうか。

今回ご紹介したファンドは、投資対象が債券のものが2つ、株式のものが1つ、両方へ投資するものが1つでした。株式ファンドはまだコロナショック前の基準価額を超えていませんが、その他のファンドはコロナショック前の基準価額を超えています。債券ファンドの方が戻りは強いようです。

UBS (Lux) Key Selection SICAV Chinaは、約10%/年のリターンを記録しているものの、購入手数料が高いことや中国への集中投資である点を考えると微妙かもしれません。

前の記事でも申し上げましたが、HSBC香港でのファンドの購入は、最低投資金額が設定されていたり手数料がかかります。大多数の方にとっては、日本の証券会社を活用することで十分ではないかと思います。

一方で、面白い商品もいっぱいありますので、興味がある方は勉強も兼ねて購入を検討してみてはいかがでしょうか。

以上ご参考になれば幸いです。

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