海外投資

HSBC香港ファンドランキング 2020年5月(前編)

下記記事でご紹介しましたが、私はHSBC香港に銀行口座を開設しています。海外投資の窓口として開設したものですが、まだ定期預金など一部しか活用できていません。

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そこで勉強も兼ねてHSBC香港で購入できるファンドについてご紹介していきたいと思います。

HSBC香港で購入できる商品

HSBC香港では、日本の証券会社と同様に株、債券、ファンドなど様々な商品を扱っています。

株については、中国株や香港株を購入するなら別として、日本の証券会社で十分です。米国株は手数料や税金の手続きのことを考えるとHSBC香港で購入するメリットはほとんどないように思えます。

また、債券については、以前購入を試みたこともあるのですが、日本居住者は購入できないようでエラーが出てしまいました。

特徴的なのはファンドです。HSBC香港で購入できるファンドは多種多様で、面白い商品がたくさんあります。HSBCのホームページから人気商品を確認することができましたので、どんな商品なのかチェックしていいきたいと思います。

人気ファンドランキング

2020年5月の人気ファンドTOP6を下記に示します。

タイプ ファンド名
Equity Fund AB SICAV I – American Growth Portfolio
Equity Fund HSBC GIF – Global Lower Carbon Bond
Bond Fund JPMorgan Global Bond
Bond Fund JPMorgan Asian Total Return Bond
Bond Fund AB – American Income Portfolio
Multi Asset Schroder Asian Asset Income Fund

出典:HSBC香港HPより作成

ファンド名は運用会社であるJPMorganやHSBCが最初に来て、その後にどんな商品か説明が続きます。日本の投資信託と同じですね。

HSBC香港で購入できるファンドは基本的に最低購入金額が設定されており、また購入手数料として数%を支払う必要があります。購入手数料無料のインデックスファンドに慣れている身としては、ちょっと高く感じてしまいます。

ただ、それを差し引いても優良な商品がいくつもあるようです。1つずつチェックしていきましょう。

人気ファンドの概要

AB SICAV I – American Growth Portfolio

アメリカのアライアンス・バーンスタインという会社が運用しているファンドです。1997年に設立されたファンドで、アメリカン・グロース・ポートフォリオという名前のとおり、アメリカの成長株を投資の対象としています。

ファンドマネージャーが40〜60社程度を選定して投資します。Alphabet、Microsoft、Amazon、Facebookなどが上位銘柄で、ファンドに占める割合はそれぞれ5~7%程度の割合です。有名どころの企業ばかりですね!

購入手数料として3%が、Expense ratioが1.76%となっています。最低投資金額は1,000ドルです。

リターン

1997年に作られたファンドですが、現在までに550%以上に基準価額が上昇しています。凄まじい伸びですね。。。

過去3年でも約17%/年、10年でも15%/年の成長です。もちろん、今後のリターンをを保証するものではありませんが、過去の成績が凄かったことに変わりはありません。

コロナショックの影響

さすがにコロナの影響を受けて、2月から3月の間に30%以上評価額が低下しました。しかし、すでに基準価額は戻っており、なんと下落前の水準より高くなっています。

HSBC GIF – Global Lower Carbon Bond

HSBCが運用するファンドで、グリーンボンドなどの社債に投資するファンドです。環境や気候変更へ配慮した社債を購入しているようです。

約380社程度に分散しており、上位にはトヨタ、フォルクスワーゲン、ディズニーの社債などが含まれています。約半分がアメリカの社債で、残りも大半がヨーロッパです。

2018年に設定された新しいファンドです。最近はESGやSDGなどの言葉がはやっていますので、そういった流れでできた商品なのかもしれません。

購入手数料として2%、Expense ratioが1.05%がかかります。最低投資金額は1,000ドルです。

リターン

設定まもない商品であるため情報が少ないのですが、設定来から約15%程度の上昇です。2年ちょっとですから、年率で7~8%といったところでしょうか。

なお、こちらのファンドは配当を出しますが、配当利回りは2020年5月末時点で2.84%になっています。

コロナショックの影響

コロナショックの影響で、3月に約14%程度下落しています。主な投資対象が社債であるため、株式へ投資するAmerican Growth Portfolioとくらべて下落率は低くなっています。

下落後の価格はだいぶ戻しましたが、3月に記録した最高値を更新するまでには至っていません。

Schroder Asian Asset Income Fund

シュローダーというイギリスの会社が運営するファンドで、複数の資産クラスへ分散したマルチアセット型のファンドです。

設定は2011年で、基本的にアジアを対象とし、株式と債券を大体半分ずつの割合で保有しています。

購入手数料として3%がかかります。最低投資金額はHKD 10,000(約14万円)です。

リターン

リターンは5年で4.8%とかなり苦戦しているようです。2020年5月末時点の配当利回りが5.27%と高いことが魅力です。

コロナショックの影響

このファンドもやはり3月に約20%程度下落しています。債券と株式両方への投資であるため、American Growth PortfolioとGlobal Lower Carbon Bondの間くらいの下落率です。

まだ基準価額はコロナショック前の水準に戻っておらず、現時点では3月以前に記録した最高値から10%以上低い基準価額になっています。

所感

HSBC香港は世界的に有名な銀行ですので、HSBCの人気商品を確認することで、世界の投資の流れを追うことができます。人気ファンドを確認することは、投資リテラシーを高める上でも有益であると考えます。

最低投資金額が設定されていたり、手数料が高いので大多数の方にとっては、日本の証券会社を活用することで十分ではないかと思います。

一方で、American Growth Portfolioのように年率20%近いリターンを記録する商品もあるようですので、購入を検討してみてはいかがでしょうか。

次回は残り3つの債券ファンドについてもチェックしていきたいと思います。

以上ご参考になれば幸いです。

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