海外投資

HSBC香港ファンドランキング 2020年5月(後編)

先日HSBC香港の人気ファンドを3つご紹介しました。今日は前回紹介できなかった残り3つのファンドについてご紹介したいと思います。

HSBC香港ファンドランキング 2020年5月(前編)下記記事でご紹介しましたが、私はHSBC香港に銀行口座を開設しています。海外投資の窓口として開設したものですが、まだ定期預金など一部しか...

人気ファンドランキング

こちらは前回のおさらいです。HSBC香港の2020年5月の人気ファンドTOP6のリストです。

タイプ ファンド名
Equity Fund AB SICAV I – American Growth Portfolio
Equity Fund HSBC GIF – Global Lower Carbon Bond
Bond Fund JPMorgan Global Bond
Bond Fund JPMorgan Asian Total Return Bond
Bond Fund AB – American Income Portfolio
Multi Asset Schroder Asian Asset Income Fund

出典:HSBC香港HPより作成

前回もご説明したとおり、ファンド名は運用会社であるJPMorganやHSBCが最初に来て、その後にどんな商品か説明が続きます。

株式ファンドとマルチアセットについては前回の記事でご紹介しましたので、3つの債券ファンドについてチェックしていきましょう。

人気ファンドの概要

JPMorgan Global Bond

アメリカのJPモルガンという会社が運用しているファンドです。2015年に設立されたファンドで、世界中の債券を投資対象にしています。

国債に約6割を投資しており、日本国債や米国債が上位に入っています。一方で、一番保有しているのはJPモルガンの社債で25%以上です。

購入手数料として2%、最低の投資金額は1,000ドルです。また、ファンドマネージャーへ支払う手数料であるManagement feeは0.8%です。

リターン

リターンは過去3年で4.2%/年、過去5年で3.8%/年になっています。少し物足りないですかね。また、配当利回りは3.73%です。

コロナショックの影響

国債を中心に投資しているだけあって、コロナの影響は限定的で約7%しか下落しませんでした。評価額は下落前と同水準に戻りましたが、3月の最高値の更新までには至っていません。

JPMorgan Asian Total Return Bond

こちらもJPモルガンが運用するファンドです。2005年に設立されましたファンドで、アジアを中心とした債券に投資しています。

アジアの新興国が投資の中心で、上位銘柄にはインドネシアやマレーシアの国債が入っています。ただし、全体としては約3/4が社債への投資です。国別では中国が約半分を占めています。

購入手数料として2%、最低の投資金額は1,000ドルです。また、Management feeは1.0%です。

リターン

リターンは過去5年で3%/年、過去10年で4%/年になっています。JPMorgan Global Bondと同じようなリターンですが、配当利回りはかなり高く5.07%です。

コロナショックの影響

JPMorgan Global Bondと同じような動きをしていますが、社債中心で新興国が多いこともあり、10%以上下落しました。こちらも評価額は下落前と同水準に戻りましたが、3月の最高値の更新までには至っていません。

AB – American Income Portfolio

アメリカのアライアンス・バーンスタインという会社が運用しているファンドです。2002年に運用を開始したファンドで、アメリカと名前にあるとおり大半をアメリカの債券へ投資するファンドです。

アメリカの債券への投資が約8割程度で、社債が45%程度、国債が33%程度を占めます。上位銘柄は米国債が中心になっています。

購入手数料として2%、最低の投資金額は1,000ドルです。また、Expense ratioが1.32%となっています。

リターン

リターンは過去5年で3.7%/年、過去10年で4.35%/年になっています。配当利回りは5.35%とこちらも5%を超えています。

コロナショックの影響

コロナショックの影響で最大で約18%程度下落しています。JPMorganの2つと比較すると大きく下げています。こちらも評価額は下落前と同水準に戻りつつありますが、3月の最高値の更新までには至っていません。

所感

今回は債券へ投資する3つのファンドについてご紹介しました。やはり債券中心ということで、コロナショックの影響は前回ご紹介した株式中心のファンドと比べると限定的でした。

一方で、同じ債券が投資対象でも、投資対象や地域等で微妙に下落率に違いが見られました。このあたりは面白いですね。

前回と今回紹介した6つのファンドの中ではAmerican Growth Portfolioのリターンが群を抜いています。しかし、大半の商品はバンガードなどの低コスト米国ETFで代用可能ですね。余裕があれば投資してみるのもよいかもしれませんが。。。

HSBC香港にはまだまだ色々なファンドがあるようなので定期的にチェックしていきたいと思います。

以上ご参考になれば幸いです。

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