こんにちは、高校中退投資家Toshiです!
「ベーシックインカム」という言葉を聞いたことはありますか?
高校中退投資家Toshiは2021年に約55万円/年の配当金を受け取りました。これは自分でベーシックインカムを作っているようなものです。
本記事ではベーシックインカムという概念とセミリタイアの関係性についてご紹介していきます。
配当金でベーシックインカムを作ろう!
そもそも「ベーシックインカム」とは一体何でしょうか?
ベーシックインカム(英: Universal basic income, basic income, UBI など)は、最低限所得保障の一種で、政府が全国民に対して、決められた額を定期的に預金口座に支給するという政策
出典:ウィキペディア
国が最低限の生活費を全国民に対して配布していくというものです。例えば毎月無条件で10万円あげますと言った形です。
日本には様々なセーフティネットが用意されていますが、本当に困っている人にお金が届いていないケースもあるのが事実です。全国民に最低限のお金が支給されれば、そういった方を救うことができるでしょう。
欧米などでは実際にベーシックインカムの社会実験が行われています。日本でも議論され始めており、将来的に導入される可能性だってあるのです。
ベーシックインカムに否定的な意見も
一方で、ベーシックインカムの導入に否定的な意見もあります。
大きな問題の1つとして財源をどのように捻出するかという点が挙げられます。
当然ながら既存の制度(生活保護や年金、健康保険など)を一元化する、あるいは制度を縮小するようなことが必要です。そうでなければ十分な財源を確保できないからです。
この場合、多くの高齢者は損をする可能性が高くなります。少子高齢化の日本では老人の力が強いので、そう簡単にベーシックインカムを導入することはできないでしょう。
また、働かなくなる人が増えるという意見もあります。
何もしなくても毎月お金がもらえるわけですから、勤労意欲が低下する可能性が指摘されています。確かにベーシックインカムの導入によって、一定数の方は働かずに生活するのかもしれません。
配当金はベーシックインカムのようなもの
セミリタイアを目指して投資されている方は、自分で「ベーシックインカム」を作っていると考えることができるでしょう。
配当金で毎月10万円が手に入れば、最低限の生活は配当金で賄うことができます。地方に行けば月3~4万円程度で賃貸物件を借りられます。残りの金額で水道光熱費、通信費、食費などの大部分を賄うことができるでしょう。
仮にもっとよい生活がしたければ働いて稼げばよいし、そうでなければ必要な分だけ働いて生活すればよいのです。こういった選択肢を持つことができるようになります。
ベーシックインカムはだめなのか?
高校中退投資家はベーシックインカムに賛成派です。
ベーシックインカムの問題の1つに勤労意欲の低下がありました。しかし、配当金生活をされている方も社会とのつながりのために働いたり、ボランティア活動をしている人がたくさんいらっしゃいます。
つまり、経済的に余裕があっても仕事をしないとは限らないのです。
また、ベーシックインカムの導入で仕事の選択肢が増えます。パワハラが蔓延するような会社で無理に働いて精神的に病んでしまう方、無意味な社会的同調でストレスを抱えている方、現在社会には様々な方がいらっしゃいます。そのような生産性の低い働き方を続けることは社会にプラスなのでしょうか?
最低限の所得が補償されるのなら、給料に関係なく自分がやりたい仕事を自分のペースでできます。そうなればストレスも減るし、もしかしたらみんな健康になり医療費も軽減できるかもしれません。
上記を考えても正直ベーシックインカムは非常によい制度だと感じています。
皆さんも投資を活用して自分ベーシックインカムを作ってみてはどうでしょうか?
以上、ご参考になれば幸いです。