最新の2024年10月の配当金速報は以下の記事でご紹介しています。
日本の高配当株ETFへ投資するなら、まず候補に挙がるのが「日経高配当株50ETF(1489)」です。
「日経高配当株50ETF」は3%〜4%の配当利回りが狙え、年4回(1月、4月、7月、10月)の分配金を受け取ることができます。
本記事ではそんな「日経高配当株50ETF」の2022年7月の分配金を速報でご紹介します。また、過去の分配金推移や現時点の利回りなどについても解説していきます。
日経高配当株ETF50(1489)の特徴
- 2022年7月時点の配当利回りは約4.5%
- 日経平均株価の構成銘柄の中で配当利回りの高い50銘柄で構成
- 構成銘柄には景気敏感株が多い
2022年7月の「日経高配当株50ETF」の分配金
日経高配当株50ETF(1489)の2022年7月の分配金は「177円/株」でした。
2021年7月は100円/株の分配金でしたから、前年同時期から70%以上の大幅な増配になりました。
過去の分配金との比較
日経高配当株50ETFの2018年〜2021年の年間配当金の推移を下図に示します。
2020年はコロナの影響で減配になりましたが、2021年は急回復しました。その結果、2021年は2019年を超えて過去最高の年間配当金を記録しています。
次に2022年7月の分配金を反映させた四半期ごとの配当金推移を下表に示します。
1月 | 4月 | 7月 | 10月 | 合計 | |
2017年 | – | 443円 | 62円 | 477円 | 981円 |
2018年 | 74円 | 558円 | 74円 | 544円 | 1,250円 |
2019年 | 90円 | 604円 | 73円 | 572円 | 1,339円 |
2020年 | 103円 | 569円 | 21円 | 465円 | 1,158円 |
2021年 | 105円 | 587円 | 100円 | 616円 | 1,408円 |
2022年 | 107円 | 918円 | 177円 | – | – |
出典:野村アセットマネジメントHPを参考に作成。2022年7月の分配金は2022年7月5日発表の収益分配金見込額。
2022年7月の分配金は過去全ての7月の中で最も高い分配金になりました。
これで1月、4月、7月と全ての月で過去最高の分配金を記録しています。10月の分配金を確認する必要はあるものの、2021年の年間分配金を超えることはほぼ確実と言ってよいでしょう。
日経高配当株50ETFの株価推移
次に年始からの日経高配当株50ETFの株価推移を確認します。
年始2022年1月4日の株価は37,390円/株でした。その後株価はじわじわと上昇しており、7月5日時点では40,510円/株と年始から約8%の上昇です。
出典: Yahoo finance
配当利回り
2022年7月5日時点の株価を基に配当利回りを計算してみましょう。
① 2021年の年間配当金を基準にした場合
1,408円/株÷40,510円/株→約3.48%
② 2021年10月〜2022年7月の分配金を基準にした場合
1,818円/株÷40,510円/株→約4.49%
2022年は1月、4月、7月と全ての月で増配だったこともあり、2021年10月〜2022年7月の分配金を基準にすると約4.5%のもの利回りがあります。税引き後でも3.5%程度ありますのでかなり高い水準でしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
本記事では日経高配当株50ETF(1489)の2022年7月の配当金についてご紹介しました。
2022年7月の配当金は前年同時期との比較で大幅な増配となりました。これで2022年は3期連続での増配です。
配当利回りも約4.5%とかなり高い水準になっています。米国株が不調の今は日本株への投資を検討してもよいかもしれません。
以上、ご参考になれば幸いです。
「日経高配当株50ETF」の詳細は下記記事でご紹介しています。