最新の2024年6月の分配金速報は下記記事でご紹介しています。
こんにちは、TOSHI(@dropoutinvestor)です!
米国高配当株ETFとして有名なSPYD(SPDRポートフォリオS&P500高配当株式ETF)からは、年4回(3月、6月、9月、12月)の分配金を受け取ることができます。
本記事ではつい先日公表されたばかりのSPYDの2023年12月の分配金を速報でご紹介します。
2023年12月の分配金は前年同時期と比較して約5%の増配という結果でした。
SPYDの特徴
- S&P500の中から配当利回りの高い上位約80銘柄へ投資
- 2023年12月時点で4.6%程度の高い配当利回り
- コロナショックで40%以上の暴落
2023年12月のSPYDの配当金
SPYDの2023年12月の配当金は「0.533953ドル/株」でした。
2022年12月は0.507258ドル/株でしたので、前年同時期と比較して5%以上の増配でした。
なお、SPYDのPayable Date(配当金の支払い開始日)は12月20日です。
SBI証券では通常翌営業日に振り込みとなりますので、12月21日頃にみなさんの口座へ入金される見込みです。
過去の配当金との比較
SPYDの年間配当金の推移を下図に示します。
2023年は残念ながら過去最高を記録した2022年の年間分配金を下回る結果となってしまいました。
次に2023年12月の分配金を反映させた四半期ごとの分配金推移を示します。
SPYDの分配金は6月から3期連続で前年との比較で増配でした。しかしながら、3月の大幅な減配が影響して年間分配金は前年を下回りました。
一方で、減配したものの2022年に次ぐ高い年間分配金ではあります。2022年の分配金が良すぎたとも言えるでしょう。
2023年の株価推移
次にSPYDの年始からの株価推移です。
年始1月3日の株価は39.69ドル/株でしたが、12月14日時点の株価は39.88ドル/株です。12月に入って株価が上昇したこともあり、年始の株価と同程度まで戻ってきました。
配当利回り
2023年12月14日時点の株価を用いて分配金利回りを計算した結果は以下のとおりです。
2023年の年間分配金を基準にした場合
1.827629ドル/株÷39.88ドル/株→約4.58%
最近の株価上昇と年間分配金が減配となったことが影響して、分配金利回りは5%を切って4.6%程度に下がりました。
利回りは5%を切ったものの、それでも高い配当利回りをキープしています。
まとめ
2023年12月のSPYDの配当金は前年同時期と比較して5%以上の増配でした。
6月、9月、12月と3期連続で増配でしたが、3月の大減配が影響して年間分配金は昨年を下回ってしまいました。
順調に増配を続けるVYMやHDVと比較して安定感に欠けるところがSPYDの特徴でもあります。
一方で、それでもSPYDは4.5%以上の高い配当利回りがあります。分配金を多く受け取りたい方にとっては魅力的な銘柄の1つになるでしょう。
以上、ご参考になれば幸いです。
SPYDの詳細については下記記事でご紹介しています。