こんにちは、TOSHI(@dropoutinvestor)です!
NISA(少額投資非課税制度)をご存知でしょうか?
NISAは本来投資で発生する税金を納める必要がない税制優遇制度です。
2024年から始まった新NISAには「成長投資枠」と「つみたて投資枠」の2つがあります。
特に「成長投資枠」では様々な銘柄を購入できますので、その活用方法に悩んでいる方も多いでしょう。
そこで、本記事では著者の2024年の成長投資枠の活用実績についてご紹介していきます。
著者が購入した米国ETFの特徴
VIG:米国の10年以上連続増配企業で構成
VYM:米国の高配当銘柄約440社へ広く分散
成長投資枠で購入した米国ETFの実績!
著者が2024年に新NISAの成長投資枠で購入した銘柄は以下の通りです。
成長投資枠で購入した銘柄
- VIG:32株(830,752円)
- VYM:92株(1,557,100円)
- 投資信託:12,148円
成長投資枠には最大で年間240万円の非課税枠があります。
この240万円の非課税枠の中で、VIGとVYMを大体1:2の割合で投資しました。ただし、この割合に深い意味はありません。
また、VYMの最低購入単価を下回った分(約1万円)は、最後に投資信託を購入することで非課税枠全てを使い切りました。
2024年に入って2ヶ月ちょっとで240万円分の投資をしたことになります。投資を始めて約8年が経過しましたが、ここまでハイペースで投資をするのは初めてです。
VYMとVIGを購入した理由!
それではなぜVYMやVIGを購入したのでしょうか?
多くの方は資産の最大化を目指してS&P500指数や全世界株へ連動する投資信託を購入されているケースが多いでしょう。
そんな中、著者がVYMやVIGへ投資した理由は「セミリタイア生活が目前に迫っていること」、そして「分配金の受け取りを長期的に増やしたい」からです。
著者はすでに全世界株式へ投資するVT(バンガード・トータル・ワールドストックETF)という銘柄で2,000万円以上の老後資金を確保しています。
金融資産も準富裕層(資産5,000万円以上)に到達しており、セミリタイアの達成が間近に迫っています。
これからは配当金を増やしていき、セミリタイアでの生活資金を確保していくつもりです。そこで、成長投資枠では高配当ETFであるVYMや増配系のVIGへ投資しました。
もちろんVYMやVIGよりも配当利回りが高い銘柄はたくさんあります。しかし、安定的に配当金を受け取れなければセミリタイア生活は破綻してしまいます。
その点でVYMとVIGは安心感があります。なぜなら、VYMは13年連続、VIGも10年連続と長期に渡り増配し続けているからです。
VIGへの投資を開始した理由!
実は2023年までは米国高配当ETFであるVYMとHDVへの投資を基本にしていました。
しかし、2024年からは新たにVIGも投資対象として加えました。その理由は以下の通りです。
- NISAの非課税期間が恒久化
- VIGは配当余力のある企業で構成
- 月10万円の配当が見えてきた
VIGは10年以上の連続増配企業で構成されており、よほどのことがない限り増配が期待できます。
また、過去の傾向から増配率は高配当株ETFより高く、値上り益も含めたトータルリターンでもVYMを凌ぎます。
著者は現在30代でまだ数十年以上も新NISAで運用し続けていきます。長期的な視点で考えた場合にVIGを投資対象に含めてもよいと判断しました。
一方で、VIGのデメリットは配当利回りが2%以下と高くないことです。
しかし、この問題も解決が見えてきました。なぜなら、2023年の著者の年間配当金は90万円を超えており、目標としている月10万円の配当が迫ってきたからです。
そのため、より強固なポートフォリオ構築のために、高配当銘柄よりも増配余力の高い企業で構成されるVIGを投資対象に入れたのです。
NISAは長期での保有で非課税の効果が出る!
NISAでは長期保有することで大きな非課税メリットを享受することができます。
著者が2019年に一般NISAの非課税枠で購入した120万円分の株式からは、5年間で約20万円もお得に投資ができました。
新NISAの非課税期間は恒久化されましたし、非課税投資枠も大幅に増額されました。
NISAを長期で活用すれば数百万円レベルでお得に運用できる可能性があります。
まとめ
本記事では2024年における新NISAの成長投資枠の購入実績についてご紹介しました。
著者は長期にわたって増配し続けているVYMやVIGへ投資しました。今後四半期ごとに受け取る分配金は基本的に非課税になりますので楽しみです。
また、これらの銘柄は分配金だけでなく値上り益も狙える銘柄です。そのため、数十年先の老後には一部株式の取り崩しも検討していくつもりです。
NISAの非課税投資枠が大幅に増えて、非課税期間も恒久化されました。NISAをしっかり活用して資産形成できるかどうかが大きな分かれ目になります。積極的に活用を検討していきましょう。
以上、ご参考になれば幸いです。