iシェアーズ米国連続増配株ETF(銘柄コード:2014)をご存知でしょうか?
本銘柄は米国に上場するDGROという米国ETF(上場投資信託)の東証版になります。2024年1月の上場以来、一部の投資家の間で注目を集めています。

2014からは年4回の分配金を受け取ることができますが、2025年2月の分配金が発表されました。
そこで本記事では2014(iシェアーズ米国連続増配株ETF)の分配金を速報でご紹介していきます。
iシェアーズ米国連続増配株ETF(2014)の特徴
- 米国の5年以上連続増配の企業へ投資
- 2025年2月時点の配当利回りは1.5%程度
- 株価上昇と増配率の高さが魅力
2014の2025年2月の分配金
2014(iシェアーズ米国連続増配株ETF)の2025年2月の分配金は「9円/10口」でした。ただし、2月4日時点の収益分配金見込額です。
2024年11月の分配金は13円/10口でしたので、残念ながら昨期から減配になりました。
なお、分配金の支払い開始予定日は3月19日です。
過去の分配金との比較
DGROの分配金
DGROの年間分配金の推移を下図に示します。
上図の通り、DGROは綺麗な右肩上がりで分配金を増やしています。2014年の上場以来一度も減配した年はありません。
次にDGROの四半期ごとの分配金推移を示します。
DGROの2024年12月の分配金は前年同時期との比較して約2%の増配でした。
2024年は3月、6月、9月、12月の全てで増配で、年間分配金でも2023年を5%以上上回る結果でした。
2014の分配金
次に2014の四半期ごとの分配金推移を示します。
2月 | 5月 | 8月 | 11月 | 合計 | |
2024年 | – | 0.8円 | 0.8円 | 1.3円 | 2.9円 |
2025年 | 0.9円 | – | – | – | – |
出典:BlackRockのHPを参考に作成。
2024年の5月と8月は0.8円/口で、その後11月に一気に1.3円/口へと増配しました。
しかし、その勢いは続かず今回の分配金は0.9円/口と以前と同じ水準へ戻ってしまいました。
2024年の株価推移
次に2014の過去1年の株価推移をご紹介します。
東証へ上場した2024年1月18日の株価は201.5円/株でした。
そこから株価は順調に上昇しており、2025年2月5日時点で約250円/株付近まで到達しています。
分配金利回り
DGROの分配金利回り
2025年2月4日時点の株価を基にした分配金利回りは以下の通りです。
2024年の年間分配金を基準
1.385085ドル/株÷63.30ドル/株→約2.19%
DGROの分配金利回りは2%以上あります。同じく増配銘柄であるVIGより若干高いくらいです。
2014の配当利回り
2025年2月5日時点の株価を基に計算した分配金利回りは以下の通りです。
38円/10口÷2,483円/10口→約1.52%
2014は上場から約1年が経過しましたが、依然としてDGROの分配金利回りよりも低い状態が続いています。
まとめ
本記事では2025年2月のiシェアーズ米国連続増配株ETF(2014)の分配金を速報でご紹介しました。
2月の分配金は9円/10口と残念ながら前回の2024年11月の分配金を下回る結果となりました。
本家DGROは2%を超える分配金利回りですから、2014ももう少し分配金があってもよいはずです。次回の分配金での増配を期待したいところです。
以上、ご参考になれば幸いです。