こんにちは、TOSHI(@dropoutinvestor)です!

2024年から新NISA(少額投資非課税制度)がスタートしましたね。一方で、このNISAを活用してどのような銘柄を購入すればよいのか悩んでいる方も多いでしょう。

多くの方はランキング上位の人気銘柄を投資対象としてまず検討されるはずです。しかし、ランキング上位でも長期積立に向かない商品はたくさんあります。

そこで、本記事では大手ネット証券であるSBI証券と楽天証券の人気銘柄ランキング(2026年7月)を解説していきます。

2026年7月のNISAランキング

2026年7月のSBI証券と楽天証券のNISAランキングは以下の通りです。

順位 SBI証券 楽天証券
1 eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
2 eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
3 SBI NASDAQ100インデックス・ファンド 楽天・プラス・NASDAQ-100インデックスファンド
4 eMAXIS Slim 国内株式(日経平均) 楽天・プラス・オールカントリー株式インデックス・ファンド
5 eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX) 天・プラス・S&P500インデックス・ファンド
6 SBI・V・S&P500インデックス・ファンド iFreeNEXT FANG+インデックス
7 楽天・シュワブ・高配当株式・米国ファンド (四半期決算型)
8 eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本) eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)
9 eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)
10 SBI・UTIインドインフラ関連株式ファンド 楽天・全米株式インデックス・ファンド

出典:SBI証券HP及び楽天証券HPより作成SBI証券は2026年7月のNISA(成長投資枠+つみたて投資枠)の月間積立設定金額ランキン楽天証券は2026年7月のNISAの買付金額ランキング。

SBI証券では、赤字で示した6銘柄(5位〜10位)に入れ替えがありました。また、楽天証券の方は、8〜10位の3銘柄に入れ替えがありました。

ともに日本株へ投資する「eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)」が新たにランクインしました。

ランキング上位商品のご紹介

今月はSBI証券の10位にランクインした「SBI・UTIインドインフラ関連株式ファンド」をご紹介します。

SBI・UTIインドインフラ関連株式ファンド

SBI・UTIインドインフラ関連株式ファンド」は、急成長を続けるインドの企業の中から、特にインフラ(社会基盤)に関連する企業へ投資する投資信託です。

インフラ関連には、私たちが生活する上で欠かせない「道路」「鉄道」「電力」「通信」などの設備や、それを支える「資本財(建設機械など)」や「エネルギー」に関連する企業が含まれます。

「SBI・UTIインドインフラ関連株式ファンド」の魅力

なぜこのファンドがランキング上位に入ってきたのでしょうか?

以下にその魅力をご紹介します。

① 圧倒的な人口と経済成長の波に乗れる

インドは現在世界1位の人口を誇り、若い世代が非常に多い国です。少子高齢化に苦しむ日本とは異なり、これから数十年先も経済が右肩上がりで成長していくと期待されています。

② インド政府が力を入れるインフラが投資対象

国が成長するとき、絶対に欠かせないのが道路や電気といったインフラです。

インド政府は国策としてインフラ整備に莫大な予算を投じています。「国策に乗る投資は強い」というのは、投資の世界の王道です。

注意点とリスク

魅力的なファンドではあるものの、初心者の方にチェックしておいていただきたいのが、「コスト(手数料)」と「リスク」です。

信託報酬(管理費用)が高い!

このファンドの信託報酬は年1.854%程度(税込)とかなり高いです。

オルカンなどの一般的なインデックスファンド(指数に連動する低コストなもの)は、0.1%を下回りますから、20倍近いコストとも言えます。

現地のプロが調査・運用する「アクティブファンド」であることや、インドのインフラ企業という専門性の高さを考え、このコストを払うだけの「高いリターン」が期待できるかどうかが判断の分かれ目になります。

値動きの激しさに注意!

インドのような新興国市場は、先進国(米国や日本など)に比べて値動き(リスク)が激しいという特徴があります。

本ファンドは「インフラ関連」という特定のテーマに絞って投資を行うため、インド市場全体の平均(インデックス)よりもさらに値動きが大きくなる傾向があります。

大きく増える可能性がある反面、一時的に大きく下がることもあります。人気だからと言って、一括でドカンと買うと痛い目を見る可能性があるのです。

「SBI・UTIインドインフラ関連株式ファンド」の構成銘柄

「SBI・UTIインドインフラ関連株式ファンド」の構成銘柄トップ10を下表に示します。

順位 銘柄 比率
1 Bharti Airtel Ltd. 13.4%
2 Larsen & Toubro Ltd. 8.8%
3 Reliance Industries Ltd. 7.7%
4 InterGlobe Aviation Ltd 4.6%
5 Adani Ports and Special Econ zone Ltd. 4.4%
6 Ultra Tech Cement Ltd. 4.1%
7 NTPC Ltd 3.5%
8 Oil & Natural Gas Corporation Ltd. 3.3%
9 AXIS Bank Ltd. 2.8%
10 SUZLON ENERGY Ltd. 2.2%

注:2026年6月時点の月次レポートを基に作成

1位のBharti Airtelは電気通信事業者で、インドだけでなくアフリカ市場でも高いシェアを誇る企業です。

2位のLarsen & Toubroは、インド最大級の巨大複合企業で、インフラ建設の主軸を担っています。

「SBI・UTIインドインフラ関連株式ファンド」の基準価額の推移

「SBI・UTIインドインフラ関連株式ファンド」の基準価額の推移を下図に示します。

基準価額の推移_2026年7月_SBI・UTIインドインフラ関連株式ファンド出典:Yahoo finance

基準価額の推移から2020年以降のリターンが高いことが分かります。

ただし、右肩上がりだからといってリスクが低いわけではなく、新興国+テーマ型特有の激しい価格変動(ボラティリティ)を内包している点には留意が必要です。

まとめ

本記事では2026年7月のNISA人気ランキングでSBI証券の10位にランクインした「SBI・UTIインドインフラ関連株式ファンド」をご紹介しました。

インドの企業の中から特にインフラ関連の企業へ投資する投資信託です。

信託報酬の高さや価格変動の大きさには注意が必要ですが、人口世界一のインド、しかもインド政府が力を入れているインフラへ投資できるのが魅力です。

インドは今注目を集めている投資先の1つですから、ぜひ投資先として検討してみてはいかがでしょうか。

以上、ご参考になれば幸いです。