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【HSBC香港】おすすめ人気ファンド 2022年2月版

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こんにちは、高校中退投資家Toshiです!

高校中退投資家は世界中でビジネスを展開する「HSBC香港」に銀行口座を保有しています。本記事ではそんなHSBC香港の2022年2月の人気ファンドをご紹介します。

なお、2022年1月の人気ファンドは下記記事でご紹介しています。

【HSBC香港】おすすめ人気ファンド 2022年1月版本記事では世界的な銀行であるHSBC香港の2022年1月人気ファンドをご紹介します。 HSBC香港の口座を保有されている方、海外投資に興味のある方はぜひご覧ください。...

HSBC香港おすすめ人気ファンド2022年2月版

HSBC香港の2022年2月の人気ファンドを下表に示します。

赤字で示した4つのファンドが、今月になって新たにランクインしたファンドです。株式に投資するファンドが1つ、債券へ投資するファンドが1つ、マルチアセット(株式と債券の両方へ投資)のファンドが2つです。

2022年2月の人気ファンド

HSBC カテゴリー ファンド名
US Equity – Broad American Growth Portfolio
Asia Pacific Ex-Japan Equity – Broad JPMorgan Asia Equity Dividend
US Fixed Income American Income Portfolio
Multi-Asset – Asia JPM ASIA PACIFIC INCOME
Multi-Asset – Asia Schroder Asian Asset Income Fund
Multi-Asset – Global JPMorgan Multi Income 
Multi-Asset – Global CAPITAL GROUP CAPITAL INCOME BUILDER
Short Duration Fund HSBC Global Money Funds
Short Duration Fund ULTRA SHORT DURATION BOND

出典:HSBC香港HPより作成

今月の人気ファンドはカテゴリーの偏りはあまりなく、様々なファンドがランクインしています。強いて言えば、マルチアセットの商品が4つと多くなっています。

人気ファンドのご紹介

今月は新規にランクインした「CAPITAL GROUP CAPITAL INCOME BUILDER」という商品について、詳細をご紹介していきます。

CAPITAL GROUP CAPITAL INCOME BUILDER

「CAPITAL GROUP CAPITAL INCOME BUILDER」は世界中の株式と債券へ投資するファンドです。

2022年1月末時点のデータによれば、株式の投資銘柄が267銘柄、債券の投資銘柄が461銘柄と幅広く分散されています。また、株式への投資割合が約8割と債券と比較して高くなっています

このファンドは2019年4月から運用が開始された新しいファンドです。購入手数料は3%、ファンドマネージャーへ支払う手数料(Management fee)は1.5%で、手数料は他のファンドと同水準です。

株式の投資銘柄

「CAPITAL GROUP CAPITAL INCOME BUILDER」が投資する株式のトップ10を下表に示します。

1位の「Broadcom Inc」は無線や通信インフラ向けの半導体の製造や販売を行っている企業です。また、2位のPhilip Morris International Incは世界最大のタバコメーカーです。

他のファンドで常に上位に入ってくるAppleやAlphabetなどがトップ10に含まれていないのが特徴です。また、上位10銘柄の割合は約19%と低めです。

No. 銘柄 割合
1 Broadcom Inc 3.30%
2 Philip Morris International Inc 2.47%
3 Crown Castle International Corp 2.18%
4 Microsoft Corp 2.15%
5 Raytheon Technologies Corp 1.61%
6 Gilead Sciences Inc 1.47%
7 The Toronto-Dominion Bank 1.44%
8 British American Tobacco PLC 1.40%
9 Zurich Insurance Group AG 1.39%
10 United States Treasury Notes 0.75% 1.21%

     注:2022年1月末時点のデータを基に作成

株式の投資国の割合

株式の投資国の割合を下表にまとめます。

やはり世界経済の中心である米国の割合が圧倒的に高くなっています。2位のユーロ圏は10%以下でしかありません。

No. 銘柄 割合
1 米国 43.80%
2 ユーロ圏 7.16%
3 英国 6.42%
4 カナダ 5.51%
5 ヨーロッパ(ユーロ圏除) 4.94%

           注:2022年1月末時点のデータを基に作成

株式の投資セクターの割合

次に株式の投資セクターの割合についてご紹介します。

トップの金融が約17%と高めですが、2位以下のセクターは大差ありません。生活必需品、テクノロジー、ヘルスケア、公共事業はそれぞれ7%〜10%ずつ程度あります。

No. セクター 割合
1 金融 16.88%
2 生活必需品 9.80%
3 テクノロジー 9.73%
4 ヘルスケア 7.79%
5 公共事業 7.16%

               注:2022年1月末時点

債券への投資状況

次に債券の投資国の割合を示します。

全世界へ投資するファンドであるものの、ほぼ米国への集中投資であることが分かります。

No. 銘柄 割合
1 米国 16.52%
2 ユーロ圏 0.33%
3 英国 0.19%
4 中東 0.17%
5 カナダ 0.12%

                  注:2022年1月末時点のデータを基に作成

リターン

2022年3月11日時点においては、1年リターンは2.67%と高くありません。設定から間もないため、3年リターンや5年リターンの情報はありません。

暴落時の影響

2020年3月のコロナショックでは基準価額が約25%下落しました。債券を含むものの株式の割合が高いため、やはり30%程度の下落は覚悟しなければいけません。

なお、コロナショック以降は順調に基準価額を上昇させてきましたが、2022年に入ってからは低下気味です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

本記事では2022年2月のHSBC香港の人気ファンドランキングをご紹介しました。また、ランキング上位の「CAPITAL GROUP CAPITAL INCOME BUILDER」という商品について詳細をご紹介しました。

「CAPITAL GROUP CAPITAL INCOME BUILDER」は全世界の株式や債券へ投資するファンドであるものの、大部分は世界経済の中心である米国への投資である点には注意が必要です。

ご存知の通り、2022年に入ってからは調整局面を迎えています。このファンドも例外ではなく基準価額を低下させている状況です。

以上、ご参考になれば幸いです。

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