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【HSBC香港】おすすめ人気ファンド 2021年7月版

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こんにちは、高校中退投資家Toshiです!

私は世界的な銀行である「HSBC香港」に銀行口座を保有しています。HSBC香港では様々な投資商品が販売されていますが、本記事では2021年7月の人気ファンドについてご紹介します。

なお、2021年6月の人気ファンドは下記記事でご紹介していますので、興味のある方はご覧ください。

【HSBC香港】おすすめ人気ファンド 2021年6月版世界有数の銀行である「HSBC香港」では様々なファンドを購入することができます。 本記事では2021年6月のHSBC香港人気ファンドについてご紹介します。HSBC香港に口座開設を検討している方、口座を保有されている方はぜひご覧ください。...

HSBC香港おすすめ人気ファンド 2021年7月版

HSBC香港の2021年7月人気ファンドは下表のとおりです。

7月の人気ファンドは計10個で、赤字で示した「JPM GREATER CHINA A」が新たにランクインしました。その他の銘柄は6月の人気ファンドと同じです。

2021年7月の人気ファンド

HSBC カテゴリー ファンド名
Global Equity Blackrock Systematic Global Equity High Income Fund
Greater China Equity JPM GREATER CHINA A 
US Fixed Income AB – American Income Portfolio
Multi-Asset – Global Amundi HK – Balanced Fund
Multi-Asset – US HSBC GIF- US INCOME FOCUSED
Multi-Asset – Global JPMorgan Multi Income 
Multi-Asset – Global HSBC Portfolios – World Selection 3 (AC)
Multi-AssetAsia HSBC COLLECTIVE INVESTMENT TRUST-HSBC CHINA MULTI-ASSET INCOME
Multi-Asset – Asia Schroder Asian Asset Income Fund
Multi-Asset – Asia JPM ASIA PACIFIC INCOME

出典:HSBC香港HPより作成

2021年7月人気ファンドは、10個中7個がマルチアセット(投資対象が債券と株式の両方)の商品になりました。

その他は、全世界の株式へ投資するファンド、中国の株式へ投資するファンド、アメリカの債券へ投資するファンドがそれぞれランクインしています。

人気ファンドのご紹介

それでは、新規にランクインした「JPM GREATER CHINA A」について、商品の詳細をご紹介していきます。

JPM GREATER CHINA A

「JPM GREATER CHINA A」は中国の株式へ投資するファンドです。投資先は中国だけでなく香港と台湾も含まれています。

このファンドは長期的な値上り益を狙うことを目的にしており、配当金はほとんど出しません。

購入手数料は3%、ファンドマネージャーへ支払う手数料(Management fee)は1.5%と他のファンドと大きな違いはありません。

投資国

「JPM GREATER CHINA A」の各国の投資割合を下表に示します。

中国の占める割合は67%と最も高くなっています。ただし、台湾も26.6%と3割弱を占めています。

No. 割合
1 中国 67.0%
2 台湾 26.6%
3 香港 6.0%

                  注:2021年7月末時点のデータ

投資銘柄

次に投資銘柄のトップ10を示します。

2021年7月末時点の投資銘柄数は株式で79銘柄と少なめです。また、上位10銘柄で全体の40%以上を占めます。それなりに集中投資になる点には注意が必要でしょう。

No. 銘柄 割合
1 Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd. 9.5%
2 Tencent Holdings Ltd 9.3%
3 Alibaba Group Holding Ltd 9.2%
4 Meituan 4.1%
5 Wuxi Biologics Cayman Inc 2.8%
6 Ping An Bank Co. Ltd. 2.2%
7 Ping An Insurance (Group) Co. of China Ltd 2.1%
8 Country Garden Services Holdings Co. Ltd. 2.1%
9 Hong Kong Exchanges and Clearing Ltd 2.0%
10 Chailease Holding Co Ltd 1.9%

     注:2021年7月末時点のデータ

投資セクター

セクター別の投資割合の表を示します。

情報技術が31.5%とトップで、その次に一般消費財が22.3%と続きます。ヘルスケアや生活必需品といった不景気に強いセクターの割合は低めです。

No. セクター 割合
1 情報技術 31.5%
2 一般消費財 22.3%
3 通信サービス 12.4%
4 金融 10.8%
5 ヘルスケア 7.5%
6 その他 6.6%
7 生活必需品 4.8%
8 資本財 3.7%

          注:2021年7月末時点のデータ

リターン

5年リターンの平均は18.73%/年、10年リターンは12.15%とかなり高パフォーマンスを記録しています。

一方で、直近の6ヶ月は−11.32%となっており、かなり浮き沈みが激しいファンドです。

暴落時の影響

コロナショックでは、コロナ前の最大値から約22%基準価額が下落しました。

しかし、2021年8月現在の基準価額は、コロナショックでの最低価格から80%以上も上昇しています。コロナ前の水準と比較しても大きく上回っています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

2021年7月の人気ファンドは先月とほとんど同じ結果となりました。

新たにランクインした「JPM GREATER CHINA A」は5年平均、10年平均のパフォーマンスはかなり良い結果になっています。

しかし、景気敏感株を多く含み、さらに新興国への投資ということもあって、値動きの変動は激しくなっています。投資をする際にはこのあたりのリスクもしっかり理解する必要があるでしょう。

以上、ご参考になれば幸いです。

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