インフレとAI時代を生き抜く!これからの「本当の資産防衛術」
こんにちは、TOSHI(@dropoutinvestor)です!
最近、買い物をするときに「高くなったな」とインフレを肌で実感することが増えていませんか?
しかし、現代の私たちが直面しているリスクは、単なるモノの値上がりだけではありません。
戦争などの地政学リスクが現実味を帯びる中、「万が一のひどい事態が起きたら、個人の対策なんてたかが知れている」と不安を抱くのも自然なことです。
だからこそ、私たちは単にお金を増やすだけでなく、有事にも揺るがない本質的な防衛策を考えていく必要があります。
本記事では著者が考えるインフレ時代の資産防衛について解説していきます。
「現金だけ」の保有がリスクになる理由!
インフレは、モノの価値が上がり、逆に「通貨(お金)の価値が下がる」ことを意味します。
銀行に現金を預けているだけでは、数字上の金額は減らなくても、買えるモノの量はどんどん減ってしまいます。
さらに最悪のシナリオとして、戦争や有事によって「通貨そのものがダメになるリスク」もゼロとは言えません。
昨今の世界情勢を加味すれば、日本が安全だなんて誰も言えないでしょう。
したがって、資産のすべてを現金一択で持つことは、大きなリスクだと言えます。
インフレに強い資産とは?
それでは、インフレへの対策として、具体的にどのような投資で備えればよいのでしょうか。
現金以外の「インフレに強い資産(インフレヘッジ資産)」には、いくつか種類があります。大切なのは、それぞれの特徴を理解し、バランスよく組み合わせることです。
| 資産の種類 | インフレに強い理由 | 投資方法の例 |
|---|---|---|
| 株式 | 物価が上がると企業の売上や利益も増えるため、長期的には株価も上昇しやすい。 | 全世界株式(オルカン)や米国株の投資信託など |
| 金(ゴールド) | 世界共通の価値を持つ実物資産。国の信用や通貨価値が落ちた時に強い。 | 純金積立、金ETF、金鉱株ファンドなど |
| 不動産(REIT) | 物価上昇に合わせて家賃や土地の価値も上がるため、インフレ耐性が高い。 | 不動産投資信託(REIT)など |
| コモディティ・外貨 | 原油や小麦、エネルギーなどの「素材」そのもの。また、円安によるインフレには外貨(米ドルなど)が強い。 | コモディティETF、外貨建て資産の保有など |
株式だけでなくゴールドへも投資
こうした選択肢がある中で、みなさんの多くは米国株や全世界株への投資をされているでしょう。
一方で、著者は株式だけでなく「金(ゴールド)」への積立投資も行っています。
新NISAでは全世界株式や米国株へ投資しており、世界経済の成長の果実を得る「攻め」の投資をしていると言えます。
一方で、上述の通り、昨今の世界情勢を加味して、ゴールドもポートフォリオに加えています。
ゴールドは利息こそ生みませんが、経済危機や有事の際にも価値がゼロにならない「守り(安全資産)」の役割を果たしてくれます。
さらにインフレが長引くシナリオに備えるなら
もしインフレが一時的なものではなく、数年単位で長引く場合、株式や金に加えて「REIT(リート)」や「コモディティ」を数%でもポートフォリオに忍ばせておくのが非常に有効です。
REIT(不動産投資信託)が強い理由
インフレでモノの値段が上がると、家賃や土地の価値も同じように上がっていきます。
REITを保有することは、間接的に大家さんになるようなものです。物価上昇に合わせて家賃収入(分配金)や不動産価値が増えるため、インフレの波に直接乗ることができる心強い味方になります。
コモディティ(原油・穀物など)が強い理由
インフレの根本的な原因は、原油などのエネルギー価格や、小麦などの食料品価格の上昇であることがほとんどです。
コモディティファンドは、これら「値上がりの原因そのもの」に投資をします。
つまり、生活費が上がって家計が苦しくなる一方で、投資しているコモディティの価値は上がるため、家計のマイナスを投資のプラスで相殺(カバー)できるのです。
大切なのは、円の現金だけという一極集中を避け、これらのインフレに強い資産に時間を分けてコツコツ積み立てていくことです。
そうすることで、一時の値動きに惑わされず、どっしりと構えた資産防衛が可能になります。
AI時代にあえて「非効率(農業など)」に注目すべき理由
ここからは著者の個人的な見解ではありますが、これからの時代を生き抜くための最も重要な視点だと考えています。
急速に進化するAI時代において、世の中はますます「効率化」や「デジタル化」を進めていくはずです。しかし、あらゆるものがデジタルに依存するからこそ、システムが止まった時や有事の際の脆弱性は計り知れません。
そこで私が注目しているのが、「あえて非効率なことをやる」 というアプローチです。その最たるものが「農業(家庭菜園)」です。
私の実家には小さな家庭菜園があり、そこで野菜などの食べ物を作っています。この経験から強く感じるのは、「自分で食べ物を作っていると、いざとなった時に圧倒的に強い」ということです。
私の実家は田舎にあるので、近所の方も家庭菜園を持っており、野菜を物々交換したりしています。
スーパーに行けば効率よく綺麗な野菜が買える時代に、わざわざ手間暇をかけて土をいじるのは、一見すると非効率かもしれません。
しかし、一見非効率なこの活動には、以下のような「有事の際に本当に使える資産」だと考えています。
食品を産み出す「サバイバル能力」
お金を出してもモノが買えない、あるいは通貨の価値が暴落したとしても、自分の手と体を使って「食べ物を作る能力」があれば飢えることはありません。
AIには代替できない究極の生存スキルです。
物々交換から生まれる「人とのつながり」
野菜を分け合い、物々交換をする中で、地域のコミュニティや信頼関係が自然と育まれます。
有事の際、最も頼りになるのは画面の向こうのAIではなく、近所の「顔が見える人とのつながり」です。
通貨がダメになっても、デジタルやインフラが遮断されても、大地から食べ物を生み出す力と、助け合える仲間がいれば、私たちは生きていくことができます。
効率化を突き詰めるAI時代だからこそ、この「アナログな非効率」こそが最大の防衛策になる気がしています。
まとめ
本記事ではインフレ時代の資産防衛について解説しました。
世界情勢やテクノロジーの大きな変化を前に、個人ができることには限界があるように思えるかもしれません。
しかし、インフレや通貨リスクに強い「株式や金」を持つこと、そしてデジタルに依存しすぎず、小さくても「自分の生活の基盤(非効率の価値)」を自分の手で作っておくことは、今すぐ始められる強力な防衛策です。
昨今では新NISAもスタートして投資をされている方も増えているはずです。一方で、資産以外のインフレ対策をされている方は少ないはずです。
今後もインフレが継続する可能性が高いですから、できることから始めてみるのがよいのではないでしょうか。
以上、ご参考になれば幸いです。
