こんにちは、TOSHI(@dropoutinvestor)です!

本記事ではネット証券大手のSBI証券と楽天証券の米国ETFランキング(2026年9月末時点)をご紹介します。

SBI証券と楽天証券のランキングの違いやランキング上位の商品について解説していきますので、ぜひ商品選定の参考にしていただければ幸いです。

なお、2026年8月末時点の米国ETFランキングは下記記事でご紹介していますので、興味のある方はこちらもご覧ください。

米国ETF週間売買ランキングを考察(2026年8月)
米国ETF週間売買ランキングを考察(2026年8月)本記事ではネット証券大手のSBI証券と楽天証券の米国ETFランキング(2026年8月末時点)をご紹介します。...

2026年8月の米国ETF週間売買ランキング

SBI証券と楽天証券の2026年9月末時点の週間売買ランキングは以下の通りです。

順位 SBI証券 楽天証券
1 Direxionデイリー半導体株ブル3倍ETF (SOXL) Direxionデイリー半導体株ブル3倍ETF (SOXL)
2 ヴァンエック 半導体 ETF(SMH) Direxionデイリー半導体株ベア3倍ETF(SOXS)
3 iシェアーズ 米国国債 0-1年 ETF(SHV) インベスコ QQQ トラスト シリーズ1 ETF (QQQ)
4 インベスコ QQQ トラスト シリーズ1 ETF (QQQ) Direxion デイリー MU ブル2倍 ETF (MUU)
5 Direxionデイリー半導体株ベア3倍ETF(SOXS) プロシェアーズ・ウルトラプロQQQ(TQQQ)
6 バンガード S&P 500 ETF (VOO) TRex 2倍 ロング MSTR Daily Target ETF(MSTU)
7 Direxion デイリー MU ブル2倍 ETF(MUU) T-REX 2倍 ロング SNDK Daily Target ETF (SNDU)
8 インベスコ NASDAQ 100 ETF(QQQM) バンガード・S&P 500 ETF(VOO)
9 バンガード トータルストックマーケットETF(VTI) SPDR ゴールド・シェア(GLD)
10 プロシェア ウルトラプロ QQQ ETF(TQQQ) iシェアーズ・コア S&P 500 ETF(IVV)

出典:SBI証券HP及び楽天証券HPより作成。SBI証券は9/28~10/2、楽天証券は9/27~10/3の週間売買代金ランキング。

SBI証券は5銘柄の入れ替えがあり、赤字で示したSMH、MUU、QQQM、VTI、TQQQがランクインしました。

楽天証券では、SPYとCONLが外れて、S&P500へ投資するVOOとIVVがランクインしました。

ランキング上位の商品のご紹介

今月はSBI証券の8位にランクインしたQQQMの概要をご紹介します。

  • インベスコ NASDAQ 100 ETF(QQQM)

インベスコ NASDAQ 100 ETF(QQQM)

インベスコ NASDAQ 100 ETF(QQQM)は、米国のナスダック市場に上場する金融機関を除く時価総額上位100社で構成される「NASDAQ100指数」に連動する米国ETFです。

主な構成銘柄は、Apple、Microsoft、NVIDIA、Amazon、Alphabet(Google)、Metaなど、世界のビジネスやテクノロジーを牽引する巨大ハイテク企業群で、誰しも一度は名前を聞いたことがある銘柄ばかりです。

本指数は企業の業績や時価総額に応じて定期的に銘柄の入れ替えが行われるため、常に成長力の高いトップ企業群に自動で乗り換えながら投資を続けることができます。

本家「QQQ」と「QQQM」を徹底比較

実はNASDAQ100指数へ投資する銘柄として、QQQMより有名な銘柄に、SBI証券4位、楽天証券3位にランクインしたQQQがあります。

それなら知名度の高いQQQを選ぶのが良さそうに思いますが、両者のスペックを比較すると、個人投資家がQQQMを選ぶべき明確な理由が見えてきます。

比較項目 QQQ QQQM 個人投資家にとってのメリット
連動指数 NASDAQ100 NASDAQ100 連動先・中身の構成銘柄は全く同じ
経費率 年0.20% 年0.15% QQQMの方が年0.05%低コスト
1株あたりの株価水準 高め QQQの約4割程度 少額からコツコツ買いやすい
主な用途・ターゲット 機関投資家・短期売買 個人投資家・長期積立 長期保有なら保有コストと購入単価が有利
① 長期保有で効いてくる「年0.05%のコスト差」

経費率の0.05%の差は一見わずかに思えますが、10年・20年と長期で運用を続けると、複利効果も相まって将来の運用資産額にじわじわと差を生み出します。

後発のQQQMは、長期投資を前提とする個人投資家向けにコストが低く設定されています。

② 少額から買い増ししやすい「手頃な株価単価」

米国株は1株単位での買付が基本です。歴史の長いQQQは株価が高水準になっているため、「毎月決まった予算で買い足す」のが難しい場合があります。

QQQMは1株あたりの価格がQQQの約4割程度に抑えられているため、余剰資金で小回りを利かせながら買い増ししやすいのが強みです。

投資する前に押さえておくべきリスクと注意点

魅力的なリターンの実績を持つNASDAQ100ですが、リスク特性をしっかり理解しておくことが不可欠です。

  • 価格変動(ボラティリティ)の大きさ:ハイテク・成長株の割合が高いため、市場の好況時には力強い上昇を見せる反面、金利上昇局面や景気後退期には市場全体(S&P500など)よりも下落幅が大きくなる傾向があります。

  • 特定業種への集中:情報技術関連の比率が高く、金融セクターは含まれていません。業種の分散という点では、全世界株式やS&P500の方が幅広くカバーしています。

  • 為替変動リスク:米ドル建て資産となるため、円高局面では円換算した評価額が目減りします。

おすすめの実践法:オルカンを土台にした「トッピング戦略」

「ハイテク株の高い成長力は魅力的だけれど、値動きの大きさに耐えられるか不安」という方に適しているのが、オルカンを土台にしたコア・サテライト戦略です。

  • コア(主軸・資産の90%以上):全世界株式(オルカン)

    → 世界中に幅広く分散し、世界経済全体の成長を堅実に享受する「強固な基盤」

  • サテライト(トッピング・資産の10%未満):QQQM

    → 将来的にさらなる大きなリターンを狙うための「アクセント」

なぜ「オルカン投資家」におすすめなのか?

オルカンでコツコツと積立を継続できている方は、すでに投資のリズムが身につき、日々の市場の値動き(リスク)にも慣れ始めている段階と言えます。

オルカンという守備力の高い土台がすでにしっかりと築かれているからこそ、ボラティリティの高いNASDAQ100を一部加えても、ポートフォリオ全体が崩れる心配が少なくなります。将来のさらなる資産拡大を目指す起爆剤として、非常に相性が良い組み合わせです。

失敗しないための配分ルール:まずは「全体の10%未満」から

初心者が取り入れる際の鉄則は、「最初は欲張らず、ポートフォリオ全体の10%未満にとどめること」です。

いきなり比率を高くしてしまうと、ハイテク株が調整局面に入った際に資産の減少が気になって精神的なストレスを抱えてしまいます。

まずは全体の数%〜10%未満の小さな比率からスタートし、値動きの大きさに慣れながら徐々に運用していくのが無理のないステップです。

まとめ

本記事では、直近でSBI証券の米国ETFランキング上位にランクインした話題の「QQQM」について詳細をご紹介しました。

QQQMは、成長力の高いNASDAQ100に低コストかつ少額から投資ができる銘柄です。NASDAQ100への長期投資を検討しているなら、有力な投資候補になる銘柄です。

オルカンなどのインデックス投資で着実な資産形成を進めている方は、リスク管理を徹底した上で、少額のQQQMを「トッピング」してみる選択肢を検討してはいかがでしょうか。

以上、ご参考になれば幸いです。