セミリタイアしたらどこに住めばよいのでしょうか?
本記事ではこの問いに対する1つの答えである「実家に住む」という選択肢について考えていきたいと思います。
実家暮らしはメリットもあればデメリットもありますが、セミリタイアを目指す上で大きな武器になるでしょう。
セミリタイアしたら実家に住むという選択肢はあり!
セミリタイアしてから実家暮らしするというのは1つの選択肢になりえます。なぜなら実家暮らしには多くのメリットがあるからです。
以下では実家暮らしのメリットについて確認していきましょう。
実家に住むメリットとは?
金銭面で有利になる
真っ先に挙げられるのが金銭面のメリットでしょう。
一般的に家賃は生活費の中で最も大きな割合を占めます。実家暮らしをすれば、この家賃がほぼタダになるわけですから生活は相当楽になります。
また、家賃以外にも水道光熱費や食費なども一般的に1人より2人、2人より3人のほうが一人あたりのコストを抑えることができます。
実家暮らしをすることで生活費が大きく下がるため、セミリタイア生活の破綻リスクを抑えることができます。
親の介護に対応できる
実家に住めば親との時間を作れることも大きなポイントです。
日本人の平均寿命は年々伸びており、特に高齢者の介護は日本全体の大きな課題になっています。
しかし、セミリタイアして実家で暮らすのであれば、親のサポートが容易になります。
高齢の両親をたまに病院へ連れていくとか、AMAZONや楽天での買い物を支援するなどのサポートだけでも、親からすればかなり助かるでしょう。
両親がいつ死ぬかなんて分かりませんから、特に仕事で疎遠な方は実家暮らしを選択して家族との時間を作るのもよいでしょう。
人とのコミュニケーションを確保できる
セミリタイア生活では人とほとんど喋らない可能性があります。
コロナでリモートワークが普及しましたが、こうしたことにストレスを感じる方も多いそうです。いくら一人の時間が好きだと言っても、人間にとってコミュニケーションは大事なのです。
上司とコミュニケーションを取るのは嫌な方も多いでしょう。しかし、自分をよく知る両親であれば、最低限のコミュニケーションを取ることで精神的によい状態をキープできるでしょう。
何か合ったときに助けてもらえる
セミリタイア生活でのサポートが期待できます。
セミリタイア生活では投資からの収益に生活費を依存するわけですから、相場環境によっては経済的に苦しくなる可能性があります。
また、セミリタイア後に何か簡単な事業を始める際にも家族の支援を受けられるかもしれません。一人で全てやるのとだれかのサポートを受けられるのでは大きく違います。
実家暮らしのデメリットとは?
一方で、実家暮らしにおけるデメリットはなんでしょうか?
デメリットはその方の家族との関係性に大きく左右されることです。
例えば、両親と仲が悪ければ一緒に生活するのは苦痛でしょう。また、両親がセミリタイアに理解を示さなければ、毎日小言を言われながら生活する羽目になります。
つまり、家族との関係性とか親の性格などによって実家暮らしができるかどうか左右されるのです。
セミリタイアするなんて普通の人には考えられない生き方です。当然家族と意見の衝突も考えられます。
しかし、もし家族との関係性が良好であり理解を示すのであれば、実家暮らしでのセミリタイアには多くの面でメリットがあると言えるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
本記事ではセミリタイアしたら実家で暮らすという選択肢について解説しました。
ご紹介した通り実家暮らしには多くのメリットがあります。特に金銭面でのセミリタイアの失敗は限りなくゼロに近づけることができるでしょう。
一方で、家族との関係性によっては実家で暮らすという選択肢を取れない可能性があります。実はセミリタイアを目指す上で家族とできるだけ良好な関係を築いておくことは重要なことです。
以上、ご参考になれば幸いです。