こんにちは、TOSHI(@dropoutinvestor)です!

2024年から新NISA(少額投資非課税制度)がスタートしましたね。一方で、このNISAを活用してどのような銘柄を購入すればよいのか悩んでいる方も多いでしょう。

多くの方はランキング上位の人気銘柄を投資対象としてまず検討されるはずです。しかし、ランキング上位でも長期積立に向かない商品はたくさんあります。

そこで、本記事では大手ネット証券であるSBI証券と楽天証券の人気銘柄ランキング(2026年8月)を解説していきます。

2026年8月のNISAランキング

2026年8月のSBI証券と楽天証券のNISAランキングは以下の通りです。

順位 SBI証券 楽天証券
1 eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
2 eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
3 eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX) 楽天・プラス・オールカントリー株式インデックス・ファンド
4 eMAXIS Slim 国内株式(日経平均) 楽天・プラス・NASDAQ-100インデックスファンド
5 iFreeNEXT FANG+インデックス 楽天・プラス・S&P500インデックス・ファンド
6 SBI日本高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型) iFreeNEXT FANG+インデックス
7 楽天・シュワブ・高配当株式・米国ファンド (四半期決算型)
8 SBI NASDAQ100インデックス・ファンド 楽天・全米株式インデックス・ファンド
9 eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)
10 eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本) ニッセイNASDAQ100インデックスファンド

出典:SBI証券HP及び楽天証券HPより作成。SBI証券は2026年8月のNISA(成長投資枠+つみたて投資枠)の月間積立設定金額ランキング、楽天証券は2026年8月のNISAの買付金額ランキング。

SBI証券では、3銘柄の入れ替えがありました。FANG+、日本の高配当株、全世界株へ投資する銘柄がランクインしました。

一方で、楽天証券は1銘柄のみの入れ替えでした。「eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)」が外れて、「ニッセイNASDAQ100インデックスファンド」が新たにランクインしました。

ランキング上位商品のご紹介

今月はSBI証券の5位、楽天証券6位にランクインした「iFreeNEXT FANG+インデックス」をご紹介します。

iFreeNEXT FANG+インデックス

「iFreeNEXT FANG+インデックス」は、米国の代表的な大手テクノロジー企業に投資する投資信託です。

  • 投資対象: 次世代テクノロジーやサービスを牽引する米国上場企業10銘柄
  • 投資比率: 各銘柄に原則10%ずつの均等配分
  • 定期的な見直し: 原則として四半期(3・6・9・12月)ごとにリバランス(比率調整)や銘柄入れ替えを実施

一般的なインデックス投信(S&P500なら約500銘柄、オルカンなら2,000銘柄以上)と比べて、「たった10社に厳選して均等投資する」という点が最大の特徴です。

「iFreeNEXT FANG+インデックス」の魅力

なぜこのファンドがランキング上位に入ってきたのでしょうか?

以下にその魅力をご紹介します。

① 誰もが知る超巨大テック企業が中核

構成銘柄には、Meta、Apple、Amazon、Netflix、Alphabet、Microsoft、NVIDIAなど、私たちが毎日利用しているサービスを提供する世界的企業が並びます。

ビジネスの強さが肌感覚で分かりやすい点は、初心者にとっても親しみやすい要素です。

② 圧倒的な成長力とリターン実績

FANG+は過去数年、力強い業績とAI・デジタル需要の波に乗ってS&P500やナスダックを上回る急成長を遂げてきました。

2023年に至っては、年間収益率は100%以上を記録しており、1年で2倍以上になった計算です。

新NISAの買付ランキング上位に食い込んでいるのも、この突出したリターン実績に惹かれる投資家が多いためです。

③ 時代の変化に合わせた銘柄入れ替え

「10社だけに固定されていたら、衰退したときに危険では?」と感じるかもしれません。

しかし、FANG+指数は四半期ごとに銘柄選定ルールに沿って見直しを行い、勢いのある旬のイノベーション企業へ入れ替える柔軟な仕組みを備えています。

注意点とリスク

大きなリターンが期待できる一方で、相応のデメリットも存在します。

リスク①:値動きの激しさ(下落耐性の低さ)

10社への集中投資であるため、相場全体が調整局面に入ったときやハイテク株が一斉に売られたときの下落幅は、S&P500やオルカンよりも格段に深くなります。

「短期間で資産が30〜40%以上目減りする場面」も想定しておく必要があります。

リスク②:一般的なインデックス投信より保有コストが高め

オルカンやS&P500に連動する代表的な投信(信託報酬0.1%以下)と比べると、iFreeNEXT FANG+の信託報酬は年0.7755%(税込)とかなり高めです。

優れたリターンを追求する分、日々の運用コストが割高になる点は理解しておく必要があります。

筆者が考えるFANG+との付き合い方

著者は現在FANG+を保有していません。資産形成の土台となる毎月の積立は、あくまで「オルカン」を軸にしています。

しかし、「巨大テック企業がこの先も世界のイノベーションを牽引し、繁栄を続ける」と考えるなら、ごく少額の割合でポートフォリオに組み入れてみるのは面白い選択肢だと感じています。

FANG+だけに集中投資していると、ひとたび暴落が起きたときに耐えきれず、底値で投げ売り(狼狽売り)してしまいかねません。

もし本銘柄への投資を検討するのなら、まずは資産全体の数%や、月1,000円〜数千円といった「最悪なくなっても生活が揺るがない少額」からスタートし、じっくり付き合っていくのがおすすめです。

まとめ

本記事では2026年8月のNISA人気ランキングでSBI証券の5位、楽天証券の6位にランクインした「iFreeNEXT FANG+インデックス」をご紹介しました。

本銘柄は世界のトップを走る10社の爆発的な成長力を享受できる魅力的なファンドです。

ただし、ランキング上位の勢いだけで飛びつくのは禁物です。値動きが激しく、特に暴落時は相当な下落を覚悟しなければなりません。

まずはオルカンやS&P500でしっかり足元を固めた上で、「ごく少額のスパイス(デザート)」として取り入れるかどうかを検討するのがよいでしょう。

以上、ご参考になれば幸いです。