最新の2023年3月の分配金速報は下記記事でご紹介しています。
高校中退投資家Toshiは、下記記事でご紹介しました通り、米国高配当ETFの「SPYD(SPDRポートフォリオS&P500高配当株式ETF)」を保有しています。
SPYDは高い配当利回りを誇り、配当金生活を目指す上でも重要なETFです。
本記事では、つい最近公表されましたSPYDの2020年6月の配当金について速報いたします。
2020年6月のSPYDの配当金
2020年6月のSPYDの配当金は、「1株当たり$0.3657ドル」でした。
はっきり言って微妙な結果です。。。
前年6月の配当金と比較すると20%程度の減配です。2020年3月は昨年同時期と比較して増配傾向でしたが、今回は減配となってしまいました。
なお、VTは35%程度の減配ですからVTよりはマシな結果です。
しかしながら、VYMが30%以上の増配でしたので、SPYDにはもう少し踏ん張ってほしいところでした。
配当金推移(アップデート版)
まずは、2019年までの年間配当金の推移を見てみましょう。
SPYDは設定からの期間が短いため、まだはっきりとした傾向を確認することができません。2017年は減配でしたが、2018年、2019年は増配傾向でした。
次に今回の結果を反映させた四半期ごとの配当金の推移を示します。
2020年3月は、前年同時期と比較して約17%増でしたが、今回は約20%減でした。3月と6月の合計で考えると、昨年度から約5%減です。
コロナ不況下としては持ち堪えている状況ですが、VYMのような力強さは感じられません。
SPYDはS&P500の中から高配当利回りな上位80銘柄を投資対象にしたETFです。
高い配当利回りの企業集団ですので、増配のパワーはそこまでないのかもしれません。
まとめ
SPYDの配当金は前年度と比較すると若干下がりましたが、この不況下としてはまだ満足できるレベルではないでしょうか。
また、SPYDはコロナショックで大きく株価を下げていることから、単純に今回の配当金の4倍を1年間の配当金と考えても、 約5%の配当利回りになります。
やはりSPYDは配当金生活に欠かせないETFでしょう。
なお、私が主に保有するVT、VYM、SPYDでそれぞれ違う結果が出たのがおもしろいところです。
現時点での配当金は、昨年度の同時期(3月と6月の合計)と比較して、VTは約30%減、VYMは約9%増、SPYDは約5%減です。
こういった特徴を把握しておくのもリスク管理上重要になります。ご自身の目的に沿ってうまく組み合わせて投資をしていただければ幸いです。
以上ご参考になれば幸いです。