投資・資産形成

米国ETF週間売買ランキングを考察(2022年11月)

こんにちは、高校中退投資家TOSHIです!

本記事ではネット証券大手のSBI証券と楽天証券の米国ETFランキング(2022年11月末時点)をご紹介します。

SBI証券と楽天証券の人気米国ETFの違いやランキング上位の商品について解説しますので、商品選定の参考にしていただければ幸いです。

なお、2022年10月末時点の米国ETFランキングは下記記事でご紹介していますので、興味のある方はこちらもご覧ください。

米国ETF週間売買ランキングを考察(2022年10月)本記事ではネット証券大手のSBI証券と楽天証券の2022年10月の米国ETFランキングをご紹介します。また、ランキング上位のSOXLという米国ETFの詳細をご紹介します。米国ETFの購入を検討されている方、保有されている方は必見です。...

2022年11月の米国ETF週間売買ランキング

SBI証券と楽天証券の2022年11月末時点の週間売買ランキングは以下の通りです。

順位 SBI証券 楽天証券
1 Direxionデイリー半導体株ブル3倍ETF (SOXL) Direxionデイリー半導体株ブル3倍ETF (SOXL)
2 バンガード トータルストックマーケットETF (VTI) Direxion デイリー 半導体株 ベア 3倍 ETF (SOXS)
3 バンガード トータル ワールド ストックETF (VT) バンガード トータルストックマーケットETF (VTI)
4 Direxionデイリー半導体株ベア3倍ETF(SOXS) バンガード トータル ワールド ストックETF (VT)
5 プロシェア ウルトラプロ QQQ ETF (TQQQ) バンガード S&P 500 ETF (VOO)
6 バンガード S&P 500 ETF (VOO) プロシェア ウルトラプロ QQQ ETF (TQQQ)
7 プロシェア ウルトラプロ ショート QQQ ETF (SQQQ) Direxion デイリー S&P 500 ブル3倍 ETF (SPXL)
8 DirexionデイリーS&P500ブル3倍 ETF (SPXL) インベスコ QQQ トラスト シリーズ1 ETF (QQQ)
9 iシェアーズ MSCIフロンティア セレクトETF (FM) Direxion デイリー テクノロジー株 ブル 3倍 ETF (TECL)
10 iシェアーズ 米国国債 20年超 ETF (TLT) iシェアーズ MSCIフロンティア セレクトETF (FM)

出典:SBI証券HP及び楽天証券HPより作成。SBI証券は11/21~11/25楽天証券は11/20~11/26の週間売買代金ランキング。

SBI証券、楽天証券ともに10月末のランキングから大きな入れ替えがありました。SBI証券の3位、楽天証券の4位には私のポートフォリオの大部分を占めるVTが入ってきました。

また、SBI証券の5位と7位にはQQQの3倍の値動きに連動するブル型・ベア型の商品がランクインしています。投資初心者は手を出してはいけない商品ですから注意しましょう。

ランキング上位の商品のご紹介

今月はSBI証券の9位、楽天証券の10位にランクインしたFMをご紹介していきます。

  • iシェアーズ MSCIフロンティア セレクトETF (FM)

iシェアーズ MSCIフロンティア セレクトETF (FM)

「iシェアーズ MSCIフロンティア セレクトETF (FM)」は、フロンティア市場の株式へ投資するETFです。

フロンティア市場に含まれる国はヨーロッパであればクロアチアやエストニア、アフリカであればナイジェリアやモロッコなど金融市場があまり発達していない国々です。個人投資家が直接株式を購入するのが難しい国ばかりです。

また、分配金利回りは2022年10月末時点で3.5%程度とかなり高い水準になっています。

なお、フロンティア市場への投資だけあって経費率は0.79%と高めになっています。

投資銘柄

FMの投資銘柄トップ10を下表にまとめます。

2022年11月時点でFMは173銘柄へ投資しています。フロンティア市場への投資だけあって馴染みのない企業が上位に並んでいます。

1位はバーレーン、2位はエジプト、3位はペルー、4位はカザフスタンの企業です。また、1位から4位までがすべて金融セクターの企業になっています。

順位 銘柄 構成比
1 AHLI UNITED BANK 5.77%
2 COMMERCIAL INTERNATIONAL BANK 5.21%
3 CREDICORP LTD 3.74%
4 JSC KASPI KZ GLOBAL SPONSORED REG 3.56%
5 BLK CSH FND TREASURY SL AGENCY 3.16%
6 VINGROUP 2.37%
7 VIET NAM DAIRY PRODUCTS 2.24%
8 BANCA TRANSILVAN SA 2.03%
9 SAFARICOM 2.01%
10 MASAN GROUP CORP 1.96%

注: 2022年11月25日時点の情報を基に作成

セクター別の割合

次にFMのセクター別の投資割合を下表にまとめます。

金融が約40%とずば抜けて高い割合になっています。2位の素材が10%以下ですから金融セクターへの偏りが高いことが分かります。

順位 セクター 構成比
1 金融 41.91%
2 素材 9.44%
3 生活必需品 8.87%
4 不動産 8.43%
5 エネルギー 6.99%

注: 2022年11月24日時点の情報を基に作成

国別の割合

次にFMの国、地域別の投資割合を下表にまとめます。

特徴的なのがベトナムへの投資割合が高いことです。1位のベトナムが20%以上の割合であるのに対して2位のナイジェリアは7%程度です。

順位 国・地域 構成比
1 ベトナム 20.47%
2 ナイジェリア 7.22%
3 キャッシュ、デリバティブ等 6.87%
4 ペルー 6.31%
5 バーレーン 6.28%

注: 2022年11月24日時点の情報を基に作成

リターン

FMの過去のリターンは以下の通りです。

  • 1年リターン:−32.01%
  • 3年リターン:−3.59%
  • 5年リターン:−2.50%
  • 10年リターン:2.69%

注:2022年10月末時点

1年リターンで30%以上のマイナスとぱっとしません。また、3年と5年リターンでもマイナスです。

10年リターンでは若干のプラスにはなりますが、リターンはかなり低くなります。やはりフロンティア市場の国々への投資だけあって長期投資には適していないでしょう。

まとめ

本記事では2022年11月末のSBI証券と楽天証券の米国ETFランキングをご紹介しました。

また、フロンティア市場の株式へ投資するFMについて詳細をご紹介しました。

FMは個人投資家が気軽に投資できない国々を対象にしていますので面白い銘柄です。一方で、フロンティア市場への投資だけあって、長期リターンはよくありません。

メインの投資先にはなりませんが、ポートフォリオの1つに検討してみてはいかがでしょうか。

以上、ご参考になれば幸いです。

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