最新の2024年9月の分配金は以下の記事でご紹介しています。
VYM(バンガード・米国高配当株式ETF)という米国高配当株ETFをご存知でしょうか?
VYMは米国の約410もの高配当銘柄へ分散投資ができる商品で、米国だけでなく日本の投資家の間でも非常に人気があります。
VYMは年4回(3月、6月、9月、12月)配当を出しますが、2021年9月の配当金が公表されました。
そこで本記事ではVYMの2021年9月の配当金を速報でお伝えするとともに、過去の配当金推移と比較していきます。
2021年6月の配当金は昨年同時期と比較して減配でした。9月の配当金はどのような結果になったでしょうか?
VYMの特徴
- 米国の高配当銘柄約410社へ幅広く分散可能
- 配当利回りは3%程度
- 高配当株ETFでありながら値上がり益も狙える商品
VYMの2021年9月の配当金
2021年9月のVYMの配当金は、「0.7488ドル/株」でした。
2020年9月の配当金は「0.7053ドル/株」ですから、前年同時期との比較で約6%の増配になりました。
過去の配当金との比較
VYMの過去の年間配当金の推移を示します。
リーマン・ショックでは減配となりましたが、2011年以降は連続増配をキープしています。コロナの影響があった2020年も増配でした。
次に2021年9月の配当金を反映させた各月ベースでの推移です。
注:分配金の単位はドル/株。
2021年9月は2020年との比較では増配でしたが、コロナ前の2019との比較では減配です。
ただし、3月、6月、9月の合計で比較すれば、2019年より約4.5%、2020年より約3%上回るペースで分配されています。したがって、2021年の年間配当金は過去最高となる可能性が高いでしょう。
2021年の株価推移
次にVYMの2021年の株価推移です。
年始1月4日の株価は90.40ドル/株でしたが、9月18日時点の株価は104.86ドル/株まで上昇しています。年始から約16%も株価が上昇していることになります。
出典:Yahoo finance
まとめ
2021年9月の配当金は昨年同時期との比較で約6%の増配となりました。また、9月までの合計配当金で比較しても過去最高をキープしています。
また、VYMは株価の上昇も力強いものがあります。年始からすでに10%以上も株価が上昇しており、値上り益も狙える優良商品です。コロナ禍においても増配をキープしていますので、配当金を増やしたい方におすすめできる商品です。
以上ご参考になれば幸いです。