先日Youtubeを見ていたら、某プロスポーツ選手(20代)に対するインタビューの中でこんなやりとりがありました。
何気ない質問ですが、私は「やめたら何をするの?」という質問にちょっと引っかかりました。もちろん普通の人はこう質問するとは思いますが。。。
セミリタイアしたいとは気軽に言えない
私はセミリタイアを目指していますが、それを真剣に周りの人に言ったことはありません。
家族、友人、会社の同僚など基本的に誰にも言っていません。海外は分かりませんが、少なくとも日本社会においてはそんなことを口にできる雰囲気はなさそうです。きっとお叱りを受けるでしょう。
実はセミリタイアを目指し始めた当初は、何度か酒の席で友人や先輩方に仕事を辞めたい的なことを冗談で言ったことがあるのですが、十中八九返ってくる質問があります。
会社をやめて何をするか?
会社をやめて何をするか?
「何かをするかもしれないし、何もしないかもしれない。」
これが私の答えです。先のことなんて全く分かりません。
仕事をやめてやっぱサラリーマンに戻りたいと思うかもしれないし、何かの事業で会社を設立するかもしれません。ボランテイア活動をしているかもしれないし、田舎でのんびり暮らすかもしれません。
セミリタイア生活を送る中で、私が何を感じ、何を思うか、そしてそれに対してどう行動するかなのです。
そもそも経済的自由を達成するのは、お金の心配をなくし、自由な選択をするためです。自分がやりたいことに対してコミットすることができる、それがセミリタイアの良いところの1つだと思っています。
常識に縛られる人々
多くの人にとって、会社に入って定年まで働き続けるということが常識になっています。さすがに最近は終身雇用の崩壊で少し変わってきたかもしれませんが、若い方でも会社で長く働くうちにこのような思考に染まっていくでしょう。
大多数の大人にとって働かないという選択はきっと受け入れ難いのではないでしょうか。なぜなら彼らは働いてきたわけで、彼らの価値観と全く違いますからね。
しかし、逆になぜ嫌な仕事をし続けなければいけないのか、そして常に何かをしないといけないと思っているのでしょうか。ただ単に何かをしていないと不安であったり、または周りと同じでなければ不安と思っているのでしょうか。
この刷り込みは本当に多くの方を苦しめているように思えます。仕事がつらく自殺してしまうなんてどうかしていますし、人と違うことを理由に虐められる人もいます。社会が自分達で勝手にルール(常識)を決めて、自分の首をしめているのです。
自分の人生を生きるべき
生き方なんて人それぞれで全く問題ないはずです。
私なんて高校中退していますからね。田舎の出身ですから近所でも噂になり、親も周りを気にして大変でした。親からは生まない方がよかったと言われましたし。。。
サラリーマン生活をしていると、本当に周りに気を使わなければ生きていけません。諸先輩方の言うことを尊重しなければならないのです。しかし、自分の人生は自分のものでしかないのですから、自分の感性を大切にして生きていくべきです。犯罪を犯しているわけではありませんから、自分が決めたことを他人に否定される筋合いなどないのです。
Youtubeの動画を見ていて、自分でも変なところに引っ掛かったなと思いました。セミリタイアを目指してからさらに世間から外れた考え方になってしまったようです笑
引き続き配当金生活を目指して頑張っていきたいと思います!