明けましておめでとうございます!
皆さんは2024年をどんな一年にしたいとお考えでしょうか?
本記事ではセミリタイアを目指して日々資産形成に励んでいるTOSHIの2024年の投資方針や目標についてご紹介していきます。
TOSHIの自己紹介
- 高校を中退した底辺サラリーマン個人投資家
- 投資歴は約8年
- 米国ETFを中心に運用
- 年間配当金は90万円以上
高校中退投資家TOSHIの2024年の投資方針と目標
2024年の投資方針
2024年は投資環境が大きく変わりました。それは新NISA(少額投資非課税制度)がスタートしたことです。
新NISAでは以下の通り年間最大で360万円の投資が可能です。360万円は大金ですから、2024年からは基本的に新NISAの枠内での投資が中心になります。
成長投資枠 | つみたて投資枠 | |
---|---|---|
年間投資枠 | 360万円/年 | |
240万円/年 | 120万円/年 | |
非課税期間 | 無期限 | |
最大利用可能額 | 1,800万円(成長投資枠は1,200万円まで) | |
開始時期 | 2024年〜(恒久化) | |
対象商品 | 株式・ETF・投資信託など | 一部の投資信託・ETF |
そこで2024年は新NISAへの投資を中心に以下の3つの方針で投資していきます。
方針1:新NISAの枠を埋める
年間360万円のNISAの非課税投資枠を埋めることを最優先にします。
NISAには投資対象が一部の投資信託などに限定される「つみたて投資枠」と、比較的投資対象が自由な「成長投資枠」の2つがあります。
現時点では投資対象として以下の銘柄を考えています。
つみたて投資枠:eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
成長投資枠:VYM、VIG
つみたて投資枠では通称オルカンと呼ばれ、全世界の株式へ投資可能な「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」を選びました。
月10万円の積立設定で、1年間かけて120万円の投資枠を埋めていきます。
そして、成長投資枠では米国ETF(上場投資信託)であるVYM(バンガード・米国高配当株式ETF)、VIG(バンガード・米国増配株式ETF)へ投資します。
基本的には配当利回り3%程度を狙えるVYMを中心に投資します。
一方で、昨年に受け取った配当金は月平均で8万円弱まで到達し、目標としている月10万円が迫ってきました。
VIGは配当利回りは2%程度とVYMより低いものの、増配率や株価上昇で高いリターンを示しています。
安定的な配当金生活を目指すためにも、今年からはVIGへの投資も少しずつしていこうと考えています。
方針2:VTへの配当金再投資
著者が最も保有している銘柄がオルカン同様に全世界の株式へ分散投資できる以下の銘柄です。
VT(バンガード・トータル・ワールド・ストックETF)
保有するVTの評価額は2021年にすでに2,000万円へ到達しています。
また、VTの配当利回りは2%近くあり、しかも分配金は年々増配傾向にあります。
ここ数年は受け取った分配金の再投資しかしていないものの、VTから受け取る分配金は年々増えています。
うまくいっていることをわざわざ変える必要はないため、会社を辞めるまではVTへの配当金再投資を継続していく予定です。
方針3: 楽天経済圏の中で投資
X(旧Twitter)で以下の投稿をしたところ多くの方にいいねをいただきました。
楽天証券で受け取る配当金が楽天カードで支払う金額を超えてきました。
これで楽天証券、楽天銀行、楽天カードの間の収支がプラスに転じたため、追加投資しなくてもお金が増えていくシステムが構築されました。サブカードではあるものの、経済的自由に一歩近づいたように感じています。— TOSHI@高校中退投資家 (@dropoutinvestor) August 22, 2023
2023年に楽天証券で受け取る配当金が楽天カードの利用額を上回ったのです。そのため、今後は楽天証券/楽天銀行に追加入金しなくても資産は増えていくことになります。
そこでカードの請求額の引き落とし後に余った配当金は、タイミングを測って高配当株などを購入していきます。
そこまで投資余力があるわけではありませんので、単元未満株の購入や単価の低いETFの購入を想定しています。
こちらは完全に配当金目当ての投資で、自分が興味を持った銘柄などへ楽しみながら投資していきたいと思います。
2024年の目標
次に投資方針以外の2024年の目標についてご紹介していきます。
SNSでの発信を継続
2023年から始めたX(旧Twitter)での1日1投稿を継続していきます。
Xでの発信を始めてからブログへのアクセス数をそれなりに増やすことができました。また、Xはブログとは違ってタイムリーに多くの方に情報発信できる点が魅力だと感じています。
また、セミリタイア生活を実行した場合、人との関わりが大幅に減ってしまう可能性があります。
自分の生き方を発信でき、かつ多くの方とコミュニケーションが取れるブログやXは人生を充実させる必須ツールになると考えています。
できるだけ有意義な発信を心掛け、多くの方と繋がっていきたいと考えています。
読書の幅を広げる
読書で読むジャンルを広げていきたいと考えています。
今までは投資やセミリタイア/FIRE関係の本を中心に読んできました。
一方で、自分の投資手法がある程度確立できたこともあり、新しい本を読んでも新たな発見がほとんどないケースが増えてきました。
そこでセミリタイア生活に向けて別ジャンルの読書を増やしていきます。
例えば最近興味を持っている農業ビジネスに関わる本などです。セミリタイア後に地方移住を検討しており、小規模な農業を始めるのも1つの選択肢だと考えているからです。
自分が興味を持ったことを実現するために必要な知識や情報を積極的に取り入れていきたいと考えています。
FP2級の資格取得
ファイナンシャル・プランニング技能検定(FP技能検定)の2級の資格取得を目指します。
著者はすでにFP技能検定3級の資格を取得済みです。
しかし、ブログやSNSでの発信を続ける上で正しい情報をしっかり伝えることの重要性を強く認識しています。間違った情報を発信していては誰もついてきてくれないからです。
FP技能検定3級を取得したのはかなり前で忘れている部分も多いため、今年は心を入れ替えて2級の試験にチャレンジしようと考えています。
資産がある程度の規模まで増えてきたこともあり、以前勉強した時よりも相続や不動産などの分野にも興味を持ち始めています。
せっかくこのような気持ちになったのですから、年始からしっかりと勉強して今年中に資格試験への合格を目指したいと思います。
セミリタイア生活への突入も検討
2024年は会社を退職する時期について真剣に考えていきます。
2023年の年間配当金は90万円を超えて、月平均では8万円弱になりました。また、資産的にも準富裕層(金融資産5,000万円以上)に到達しました。
目標である月10万円の配当金の達成までは会社員を続けるつもりではいます。
しかし、資産規模や年間生活費を考えれば、今会社を辞めても生きていける可能性が高いでしょう。
時間を取り戻すことはできませんので、2024年中にはセミリタイアを実行する時期についてよく検討し、何かしたらの決断をしたいと考えています。
まとめ
本記事では2024年の高校中退投資家TOSHIの投資方針や目標をご紹介しました。
資産形成では新NISAがスタートしますが、これまでやってきたことの継続がベースです。米国ETFなどの買い増しを続けて月10万円の配当金達成へ向けてラストスパートしていきたいと思います。
また、生活面ではセミリタイア生活へ向けて新しい知識の習得、ブログやXでの発信などを強化していきたいと思います。
2024年も引き続き投資やセミリタイアに関することを発信していきますのでどうぞよろしくお願いします。