こんにちは、高校中退投資家Toshiです!
高校中退投資家Toshiは世界中でビジネスを展開する「HSBC香港」に銀行口座を保有しています。本記事ではそんなHSBC香港の2022年1月の人気ファンドをご紹介します。
なお、2021年12月の人気ファンドは下記記事でご紹介しています。興味のある方はぜひご覧ください。
HSBC香港おすすめ人気ファンド2022年1月版
HSBC香港の2022年1月の人気ファンドは以下の通りです。
赤字で示した4つのファンドが2022年1月に新たにランクインしました。株式へ投資するファンドが2つとマルチアセットのファンドが2つです。
2022年1月の人気ファンド
HSBC カテゴリー | ファンド名 |
---|---|
Global Equity | Blackrock Systematic Global Equity High Income Fund |
Global Equity | AB – Low Volatility Equity Portfolio |
Asia Pacific Ex-Japan Equity – Broad | JPMorgan Asia Equity Dividend |
Specialised Sector Equity | JPM US Technology |
Global Fixed Income | JPM INCOME FUND |
Multi-Asset – US | HSBC GIF- US INCOME FOCUSED |
Multi-Asset – Asia | Schroder Asian Asset Income Fund |
Multi-Asset – Global | JPMorgan Multi Income |
Multi-Asset – Global | HSBC Portfolios – World Selection 3 |
Short Duration Fund | HSBC Global Money Funds |
Short Duration Fund | ULTRA SHORT DURATION BOND |
出典:HSBC香港HPより作成
今月のランキングでは株式へ投資するファンドが4つ、株式と債券の両方へ投資するマルチアセットの商品が4つと多くなっています。
人気ファンドのご紹介
今月は新規にランクインした「JPM US Technology」について、商品の詳細をご紹介していきます。
JPM US Technology
「JPM US Technology」は米国のテクノロジー関連の企業へ投資する商品です。株価の上昇を狙う商品で、配当はほとんど出しません。
2022年1月末時点の投資銘柄数は63銘柄と少なめです。テクノロジーセクターだけでなく、通信サービスと一般消費財にも合計で25%以上投資しています。
また、1997年から運用されており運用実績としては十分な期間があります。購入手数料は3%、ファンドマネージャーへ支払う手数料(Management fee)は1.5%です。
投資銘柄
「JPM US Technology」が投資する銘柄のトップ10を下表に示します。
上位銘柄にはTesla、Alphabet、Meta Platformsなどの有名企業が名を連ねています。テクノロジー関連企業に特化していることもあり、半導体のAdvanced Micro Devices、ソフトウェアの開発などを手掛けるSynopsysなども上位に入っています。
No. | 銘柄 | 割合 |
---|---|---|
1 | Tesla | 5.0% |
2 | Advanced Micro Devices | 4.4% |
3 | Alphabet | 4.4% |
4 | Synopsys | 3.1% |
5 | Nvidia | 2.8% |
6 | Meta Platforms | 2.8% |
7 | Apple | 2.3% |
8 | Lam Resh | 2.3% |
9 | MonogoDB | 2.3% |
10 | Enphase Energy | 2.2% |
注:2021年11月末時点のデータを基に作成
投資セクターの割合
次に投資セクターの割合についてです。
半導体とソフトウェアの割合がそれぞれ30%以上と高くなっています。しかし、インターネットにも20%、ハードウェアにも10%を投資しており、ある程度バランスは取れていると言ってよいでしょう。
No. | セクター | 割合 |
---|---|---|
1 | 半導体 | 32.2% |
2 | ソフトウェア | 30.5% |
3 | インターネット | 20.5% |
4 | ハードウェア | 10.1% |
5 | ITサービス | 3.8% |
注:2021年11月末時点
リターン
2022年2月18日時点において、1年リターンは17%以上のマイナスです。一方で、3年リターンは25.71%/年、5年リターンは26.66%/年、10年リターンは18.41%/年とかなり高いパフォーマンスを出しています。
この10年で急速に基準価額を上昇させてきたものの、2021年の年末当たりから大きく低下している状況です。
暴落時の影響
2020年3月のコロナショックでは基準価額が約32%も下落しました。株式を対象とする商品ですから、暴落時にはこれくらいの下落は覚悟しなければいけません。
コロナショック以降は基準価額を大きく上昇させており、2020年3月との比較では、現在の基準価額は倍以上になっています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
本記事では2022年1月のHSBC香港の人気ファンドランキングをご紹介しました。また、ランキング上位の「JPM US Technology」について詳細をご紹介しました。
「JPM US Technology」は米国のテクノロジー系の企業を中心に投資する商品です。10年リターンは18%/年という高いリターンを記録しています。
一方で、昨年末から基準価額は停滞気味です。購入を検討される場合はその点も考慮の上、選定いただければと思います。
以上、ご参考になれば幸いです。