投資・資産形成

2024年7月におけるNISAの投資信託ランキングをご紹介!

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こんにちは、TOSHI(@dropoutinvestor)です!

2024年から新NISA(少額投資非課税制度)がスタートしましたね。一方で、NISAを活用してどのような銘柄を購入すべきか悩んでいる方も多いでしょう。

多くの方はランキング上位の人気銘柄を投資対象としてまず検討されるはずです。しかし、ランキング上位でも長期積立に向かない商品はたくさんあります。

そこで本記事では大手ネット証券であるSBI証券と楽天証券で購入されている人気銘柄のランキング(2024年7月)を解説していきます。

2024年7月のNISAランキング

2024年7月のSBI証券と楽天証券のNISAランキングは以下の通りです。

順位 SBI証券 楽天証券
1 eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
2 eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
3 SBI・V・S&P500インデックス・ファンド 楽天・S&P500インデックス・ファンド
4 iFreeNEXT FANG+インデックス 楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド
5 eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX) iFreeNEXT FANG+インデックス
6 iTrustインド株式 楽天・全米株式インデックス・ファンド
7 楽天・NASDAQ-100インデックスファンド
8 eMAXIS Slim 国内株式(日経平均) ニッセイNASDAQ100インデックスファンド
9 楽天・インド株Nifty50インデックス・ファンド
10 eMAXIS 日経半導体株インデックス TracersS&P500トップ10インデックス(米国株式)

出典:SBI証券HP及び楽天証券HPより作成。SBI証券は2024年7月のNISA(成長投資枠+つみたて投資枠)の月間積立設定金額ランキング、楽天証券は2024年7月のNISAの買付金額ランキング。

SBI証券のランキングは7位〜10位までの4銘柄に入れ替えがありました。インド株、日本の高配当株、日経平均、半導体株へ投資する銘柄が新規にランクインしました。

一方で、楽天証券は順位の入れ替えのみで上位銘柄に変動はありませんでした。

ランキング上位商品のご紹介

2024年7月のNISAランキング今月はSBI証券の10位にランクインした「eMAXIS 日経半導体株インデックス」をご紹介します。

eMAXIS 日経半導体株インデックス

「eMAXIS 日経半導体株インデックス」はその名の通り、日本の半導体関連株へ投資する銘柄です。

2024年7月に設定されたばかりの新しい銘柄ですが、ランキングの上位にいきなりランクインしてきました。

対象指数は「日経半導体株指数」で、時価総額が大きい日本の半導体関連株30銘柄で構成されています。

テーマ型の投資信託だけあって信託報酬は年率0.44%と高めである点には注意が必要です。

構成銘柄

「eMAXIS 日経半導体株インデックス」の構成銘柄には日本の代表的な半導体株が含まれています。

特にウエートが高いのが、東京エレクトロン、アドバンテスト、ルネサスエレクトロニクスなどの企業です。

リターン

「eMAXIS 日経半導体株インデックス」のリターンをご紹介します。ただし、設定されたばかりであるため、ベンチマークの年間収益率を示します。

なお、比較対象のためにランキング1位と2位のeMAXIS Slim シリーズの商品のリターンも一緒に示しています。

銘柄 2019 2020 2021 2022 2023
日経半導体株インデックス 71.6% 41.9% 45.3% -24.6% 87.1%
全世界株式(オール・カントリー) 26.8% 9.0% 32.7%  -5.6%  19.6%
米国株式(S&P500) 30.5% 10.3% 44.5%  -6.1%  23.3%

過去5年では2022年を除く全ての年で40%以上と高いリターンがあります。2023年に至っては90%近いリターンです。

一方で、2022年には大幅なマイナスリターンも記録しています。大きく増える可能性はあるものの、下落する時は大きく下がることを覚悟しなければいけません。

まとめ

本記事では2024年7月のNISA人気ランキングをご紹介しました。

また、SBI証券の10位にランクインした「eMAXIS 日経半導体株インデックス」の詳細を解説しました。

「eMAXIS 日経半導体株インデックス」は日本の半導体セクターへ投資ができる銘柄です。

過去5年ではS&P500指数や全世界株を大きく上回るリターンを記録しています。ただし、下落時には大きく下がる可能性があるので注意が必要です。

今話題のセクターである半導体関連の株式、しかも日本株へ投資できる面白い銘柄だと言えるでしょう。

以上、ご参考になれば幸いです。

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