最新の2024年9月の配当金速報は下記記事でご紹介しています。
米国高配当株ETFとして有名なHDV(iシェアーズ・コア 米国高配当株 ETF)の配当金が待ち遠しくありませんか?
HDVは基本的に年4回(3月、6月、9月、12月)の配当金を出しますが、待ちに待った2021年6月の配当金が公表されました。
そこで本記事では、HDVの2021年6月の配当金を速報するとともに、過去の配当金の推移をご紹介していきます。
2021年3月の配当金は、前年同時期との比較で約3.5%の減配でした。2021年6月は前年の配当金を超えることができたでしょうか。
HDVの特徴
- 財務健全性が高い米国企業約75社へ投資
- 4%程度の高い配当利回り
- 配当だけでなく値上り益も狙える商品
HDVの2021年6月の配当金
2021年6月のHDVの配当金は、「0.810317ドル/株」でした。
2020年の同時期の配当金(0.879497ドル/株)との比較では、約7.9%減です。
残念ながら、2021年3月に引き続き前年との比較で減配になってしまいました。
過去の配当金との比較
下図にHDVの過去の年間配当金の推移を示します。2011年の設定以来、減配を記録したのは2016年だけです。
この10年間は概ね右肩上がりに配当金を増加させてきました。ただ、2021年は2期連続の減配もあり、2016年以来の減配の可能性が出てきました。
次に、各月ベースでの配当金推移をまとめた表を示します。
上述の通り、2020年6月と比較すると2021年は約7.9%の減配となりました。
3月と6月の合計でも、2021年は2020年から約5.7%の減配です。減配率は大きくはありませんが、9月と12月でこの分を取り返すのはかなり厳しいでしょう。
所感
2021年3月に引き続き、HDVの6月の配当金は昨年を下回る結果となりました。過去最高を記録した2020年の年間配当金を超えるのは厳しそうです。
それで、2021年の3月と6月の配当金は、2020年を除けば過去トップの水準です。コロナで厳しい状況を考えれば、まだ許せる範囲ではないでしょうか。
9月と12月の配当金での巻き返しに期待したいと思います。
以上、ご参考になれば幸いです。
HDVの詳細については下記記事でもご紹介しております。