セミリタイア生活

海外セミリタイアは実はコスパが悪い!

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海外でセミリタイア生活をすることで生活費を下げられるとお考えではないでしょうか?

セミリタイアすれば住む場所を自由に選べるわけですから、気候が温暖な海外でゆっくり過ごしたいと思う方もいるでしょう。特に海外の物価の安さをメリットに考える方もいるかもしれません。

しかし、その考えは一昔前の価値観です。いまや途上国と言えど安く住める時代ではなくなりました。

本記事では海外でセミリタイア生活を送ることは、実はコスパが悪いことについて解説していきます。

海外セミリタイアは実はコスパが悪かった!

海外で低コストでセミリタイア生活ができた時代は終わりました

一昔前であれば、日本人は海外で豪遊することができました。しかし、今は時代が違います。途上国は急速に発展し、都市部を中心に生活コストが上がってきています。

つまり、海外でセミリタイア生活を送ることは割安でなくなりつつあります。わざわざ言葉の通じない海外を選択する必要はなく、日本にいた方が質の高い生活ができます

以下で詳細に解説していきます。

① 途上国の生活コストが上がっている

コロナ以前に中国や東南アジアなどの外国人が大挙して日本にやってきていませんでしたか?

実は日本の給料が上がらない中、海外は急速に発展しました。彼らの生活水準はぐんと上がり、彼らの給料でも日本に海外旅行ができるようになったのです。

特に途上国の中間層以上の方々は日本人よりもお金を持っています。その証拠に日本で「爆買」することが度々報道されていました。外国人は「爆買」のために日本でスーツケースを新たに購入して本国へ持ち帰るほどです。そんなことをできる日本人は今どれくらいいるでしょうか?

日本は他国から見て安い国にである!」これは事実です。

特に年齢が高い方は昔のイメージがこびりついており、途上国を見下したり貧しい国と考える方がいます。日本以外の国がどんどん発展しているという事実に気づけない方はそのギャップについていけないでしょう。

「日本でお金を貯める⇒海外で低コストでセミリタイア生活」というスタイルは通用しなくなってきています。

② 普通の方は海外の生活に耐えられない!

確かに途上国の地方都市や田舎であれば日本より安いコストで生活できます。

しかし、普通の方が途上国の田舎で生活するのはおそらく無理です。なぜなら、日本人は日本の便利な生活に慣れてしまっているからです。

日本であれば、道路は整備され、停電になることもなく、熱いお湯が出て、近くにコンビニがあり何でも24時間購入できます。

途上国では首都などの一部エリアは急速に発展したものの、その他の地域はまだまだ未発展です。そういったエリアに移住すると、日本で当たり前の生活は到底できるはずもなく、日々の生活にかなりのストレスを感じてしまいます。

もともとバックパッカーで世界中を周っていたなど、海外での生活に耐性がある方であれば大丈夫かもしれません。

しかし、普通の方、特に年齢を重ねた方がこういう生活に適応することは至難の業でしょう。

③ 緊急時にかかるコストが高い

海外で生活するには緊急自体で発生するコストの高さについても考えておく必要があります。

普段の生活費を低く抑えられたとしても、何かあったときにコストがかかるのなら全体では生活費を抑えることにはなりません。

例えば、病気になった時です。途上国の場合、医療レベルが低い上に言葉が通じない、そして医療費がべらぼうに高いというデメリットがあります。

英語を喋れる医師がいる病院に行けば更に高額な医療費を支払う必要が出てくるでしょう。

その点、日本の国民健康保険/健康保険による個人負担の割合は低く、実はかなり恵まれています。

また、日本なら全国どこでも一定レベルの医療を受けられます。普段何気なく病院に行っていることが海外では普通ではないのです。

④ 日本の生活費は低い!

日本で生活するためのコストはかなり下がっています。

生活費の中で大きな割合を占めるのが住居費です。人口減少の影響は凄まじく、特に地方であれば数万円程度でアパートやマンションを借りることができます。

都心に比べれば少ないものの、地方でもコンビニやスーパーは至るところにあります。また、政令指定都市クラスであれば公共交通が整備されており、車なしで生活できるエリアもあります。

家賃も低く、車もいらない、そしてある程度のものが揃っている日本の地方都市なら、月の生活費を10万円前後に抑えることも夢ではありません。

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日本の地方都市でのセミリタイアが総合的にポイントが高い!

上述の通り、実はコスパ最強は日本の地方都市だと考えています。

単純な生活コストだけを考えれば、一部途上国のほうが安く生活できる地域はあります。しかし、言葉の問題や生活の質を考えれば、わざわざ海外でセミリタイア生活をする必要はなくなります。

日本であれば言語も食べ物もなれているし仕事も探しやすいです。総合的に見てポイントが高いです。

つまり、海外でセミリタイア生活を送ることは、お金をたくさん持っている人か海外が好きな方が選択すべきことなのです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

本記事では海外でセミリタイアすることはコスパが悪いことをご紹介しました。

日本は海外から見ればそれくらい安い国になってきたのです。よほどの理由がない限り、セミリタイアする方は日本の地方都市を目指すべきです。日本の地方都市なら日本の良質なサービスを使いながらセミリタイア生活をすることができるでしょう。

以上、ご参考になれば幸いです。

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