こんにちは、TOSHI(@dropoutinvestor)です!

SNSなどで投資に関連する情報をチェックしているとよく目にするフレーズがあります。

それは「複利の効果を実感する」という表現です。

一方で、投資経験が浅い方にとっては、この言葉の意味を理解することは難しいはずです。

「私はそのような感覚になっていないけど本当に大丈夫なんだろうか?」と不安になるかもしれません。

著者は1億円以上を株式で運用しており、日々この「複利の効果」を実感しています。

しかし、早い段階から複利の効果を実感していたわけではありません。

そこで本記事では、著者の経験を基に複利の効果とはどういうものなのか、そしていつ頃から実感するものなのか、解説していきます。

複利とは一体何か?

天才物理学者であるアインシュタインが、複利のことを「人類最大の発明」と評したと言われています。

なぜこの「複利」がこれほどまでに絶賛されたのでしょうか?

複利の対義語である単利との違いを以下に示します。

  • 単利:預けた元本に対してのみの利息(例:利息3%の100万円なら毎年3万円ずつ増える)
  • 複利:利息を元本に組入、その合計額に対して利息がつく(例:1年目は3万円増えるが、2年目は103万円の3%が増える)

上記の事例のケースでは、2年目の複利と単利の差は1,000円にも満たないレベルです。

しかし、これが長期になると話は変わってきます。

100万円を3%で運用した場合の複利と単利の経年変化を下図に示します。

単利と複利

このように100万円を3%で運用し、追加投資がないケースでも、長期ともなれば大きな差となって現れます。

複利には、時間が経つほど急激に増加(指数関数的)していくという性質があるのです。

そのため、ある一線を超えた瞬間に爆発的に資産が増えるように感じます。

実際にみなさんが運用する際は、一括投資で放置ではなく毎月数万円のような形で追加投資をされるはずです。

その結果、複利と単利の差はもっと大きな差となって現れます。下図は月1万円の積立を追加した図ですが、年月が経つほどにどんどん大きな差となっていることが分かります。

単利、複利、月1万円積立の違い

一方で、一つ大きな問題があります。

それは、グラフからも明らかな通り、この複利の効果を実感するにはある程度の投資額と時間が必要なことです。

つまり、「複利の効果」はすぐに実感することはできないのです。

複利効果を実感するのはいつ?

それでは複利効果を実感し始めるのは一体いつごろなのでしょうか?

結論としては、複利の効果はある日突然現れるのではなく、じわじわとしかし確実に加速していくものだと言えます。

著者が資産増加の加速を確信した瞬間

著者の経験では、資産増加のスピードが変わったと確信したのは、運用資産が数千万円規模になってからです。

それは特定のタイミングで「複利の力はすごいな」と切り替わるものではありません。

しかし、資産規模が数千万円を超えたくらいから、市場の数%の動きが自分の月収を大きく超えるようになります。

増える額が自分の給料のはるか上となり、その頃から複利の実感が現在進行形でどんどん強まっている状態です。

一旦感じるようになったら終わりではなく、その気持ちはどんどん加速しています。

今では1億円以上を運用しているわけですが、普通に自分の年収近い金額が1ヶ月で増えることがあります。

1年間で数千万円増になることすらあるのです。

このような状態になると、給料からの追加投資の寄与が小さくなり、複利という言葉の重みを実感します。

最初は何も感じない

一方で、数千万円の資産に到達するまでは、特に何も感じませんでした。

投資をしていればそれなりに資産が増えることはあります。

けれど数百万円を運用しているくらいではそこまで大きな伸びではありません。

「投資をするとこんなに増えるんだ!」という気持ちはあったものの、「複利の力ってすごい!」とはならないのです。

資産がほぼない状態で投資を始めたのなら、資産数千万円まで到達するにはそれなりの時間がかかります。

人によって入金力が異なるので一概には言えませんが、それなりの期間、長ければ10年以上は「複利の力」を実感することはできないのです。

修行の時期を乗り切るための戦略とは?

このように複利の力を感じるほどまで資産を増やすことができれば、あとはどんどんその力の凄さを実感していきます。

そこまで到達できればよいのですが、その到達までの道のりが長く険しいのものなのです。

資産がまだ少ない初期段階は、正直に言って修行です。

資産は思った以上に増えない、そして複利の恩恵が見えにくいため、ここで多くの人が挫折してしまいます。

そこで、著者がこの時期を乗り切るために実践していたのは「前へ進んでいることを実感できるイベント」をあえて細かく設定することでした。

その一例が、毎週積立です。

積立投資で一般的なのは、1ヶ月に1回、月数万円などを投資する形です。

しかし、つらく大変な仕事を1ヶ月乗り切るには相当の気力と体力が必要です。逆に1週間であれば、すぐに終わる感覚を持つ方も多いはずです。毎週積立を設定することで、「今週も積立を継続できた!」という小さな成功体験を得ることができます。

この成功体験の積み重ねでモチベーションを得ることで、複利の力を実感するまで立ち止まらずに続けることができました。

投資を始めたばかりのあなたへ!

「なかなか資産は増えないな」と証券口座の画面を眺めていませんか?

そんな方に伝えたいのは、今が耐えどきだということです。

今の状態は将来の資産爆増のために絶対必要なのです。

初期の段階で大切なのは、大きな利益を得ることよりも、市場に居続ける仕組みを作ることです。

毎週積立などのように、自分が「前進している」と実感できる工夫を凝らして、複利を実感するまで種を蒔き続けましょう。

まとめ

本記事では複利の概要と複利の力をいつ頃から実感するようになるのかについて解説しました。

複利の力を実感し、そしてその感覚が加速していくようになるまでは、それなりの準備期間が必要です。長い方であればそれは10年以上に及ぶかもしれません。

しかし、一旦その域に達すれば、見える景色はどんどん変わっていきます。

そこまで到達するまでは我慢のしどころです。今回ご紹介したような週レベルでの積立投資などの工夫をして、複利の力を実感することを目指しましょう!

以上、ご参考になれば幸いです。