セミリタイア生活

配当金生活/セミリタイア生活に田舎暮らしは向かない!

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こんにちは、高校中退投資家Toshiです。

「セミリタイアして田舎でのんびり過ごそうと考えたことはありませんか?」

最近は投資などでFIRE(経済的独立と早期リタイア)を目指す方が増えています。かくいう私も、月10万円の配当金を達成して配当金生活を満喫したいと考えています。

しかし、私は田舎がセミリタイア生活に適した場所だと考えていません。本記事ではなぜセミリタイア生活に田舎が向かないのか、その理由についてまとめていきます。

本記事はこんな方におすすめ!

  • 早期リタイア/セミリタイアを目指している方
  • 田舎への移住を検討されている方
  • 都会でしか生活したことがない方

田舎がセミリタイア/配当金生活に向かない理由!

都市圏で生活している人なら、「都会の喧騒から離れて田舎で悠々自適に暮らしたい」と一度は考えたことがあるのではないでしょうか。

しかし、個人的には「田舎」で楽しくセミリタイア生活や配当金生活ができるとは思えません。

もちろん私は実際にセミリタイア生活をしている人間ではありません。しかし、実はかなりの田舎出身であるため、田舎の生活環境については把握しています。

そんな私が考える田舎がセミリタイア生活/配当金生活に向かない理由です。

田舎が配当金生活/セミリタイア生活に向かない理由

  • 実は経済的コストがかかる
  • 田舎は相当不便
  • 近所付き合いには要注意
  • 遊ぶ場所が少ない

実は経済的コストがかかる

田舎へ移住すれば高い家賃を払う必要がないので、生活費を安く抑えられるとお考えではないでしょうか?

しかし、そううまくはいきません。確かに家賃は下がるでしょうが、都会ではいらなかった経費が発生します。

その代表例が車です。

スーパーに買い物に行くにも病院に行くにも、普段の生活において車は欠かせません。私の家族も父1台、母1台と各々が車を所有していました。

車を維持するには、自動車税、車検代、保険代、ガソリン代など様々な費用が発生します。車の購入代とは別に月数万円の維持コストを見込む必要が出てきます。

また、野菜などは家庭菜園で育てれば食費を節約できると考えるかもしれませんが、これもかなり微妙です。

家庭菜園をするにも種や肥料を購入する必要がありタダではありません。収穫できても毎日同じ野菜を食べなければならず人によっては苦痛でしょう。味は別として普通にスーパーで買ったほうが安かったりもするのです。

一般的な方であれば、セミリタイア生活を成功させるために生活費を低く抑える必要があります。田舎は皆さんが考えるほどコスパはよくないのです。

田舎は相当不便

都会の便利さに慣れている方が、田舎の不便さに適応できるか正直疑問です。

都会であれば徒歩圏内に飲食店、スーパー、病院などがたくさんあります。さらに電車を使えば様々な選択肢を得ることができます。

しかし、田舎はそうはいきません。一番近いスーパーが車で30分などという世界です。そこで手に入らないものであれば更に遠いところまで行く必要があります。手軽に「今日は疲れたから外食にしよう」などということもできません。

また、選択肢が少ないということは競争がないため、一般的にサービスの質が下がります

病院なんかもそうで、たとえサービスが悪くても同じ病院を使い続ける必要があります。私の経験上、田舎のお医者さんの質は低めです。

近所付き合いには要注意

田舎には「逃げ場」がありません。うまく隣人との人間関係を構築できないと厳しい状況に追い込まれます。

人間ですから隣人と人間的に「合わない」ことはありえます。ましてや、配当金生活やセミリタイアを目指している時点でかなりの変わり者です。

東京なら隣人が嫌なら同じ街の違うマンションに引っ越すことも可能です。しかし、田舎ではそもそも賃貸物件は限られていますし、みんな知り合いですから村の違うところに引っ越したってすぐにバレます。

また、人間関係が非常に濃いのも特徴です。私は高校を中退しているわけですが、高校に行かなくなったことは瞬く間に町中に広がりました。

遊ぶ場所が少ない

当然ながら田舎は遊ぶ場所が少ないです。

セミリタイア生活の利点の1つは、働いている人に比べて「自由な時間」が圧倒的に多いことです。その時間を生かして旅行に行ったり、趣味に没頭したりできることがメリットになりえます。

しかし、田舎から旅行に行くのは結構大変です。

まず、どうやって駅まで行くのかという問題に直面します。車で行けば駐車場に停めて置かなければいけませんので、長期旅行なら結構な出費です。駅が遠いわけですからタクシーを呼ぶのもかなり高いです。実際に私の家族の場合は旅行の移動手段は車以外ありえませんでした。

皆さんの趣味にもよるでしょうが、定期的に都会に遊びに行くことを想定されているなら要注意です。

おすすめは地方都市で様子を見ること!

配当金生活やセミリタイア生活をするなら、おすすめは地方都市です。特に政令指定都市クラスのエリアがよいでしょう。

例えば、福岡市、札幌市、名古屋市などの都市であれば、交通網が発達しており車なしでも生活できるエリアがあります。加えて都心に比べて格段に家賃が安いです。賃貸物件も多いですから、もしその街が合わなかったら撤退も容易です。

まずはこういった地域に移住して、自分の田舎への適正を判断するのがおすすめです。

「もっと田舎に住んで自分の畑を持ちたい」と思うかもしれないですし、「やっぱり田舎生活は刺激がなくて無理だ」と感じるかもしれません。田舎への移住はそれからでも遅くないと考えます。

絶対にやめたほうがよいのは、いきなり田舎に家を購入してしまうことです。

地方は人口減少の影響でいくらでも物件は余っています。いくら安いとはいえ住宅を購入してしまうと身動きが取れなくなります。田舎暮らしが合わなかった場合はつらいので避けたほうが懸命です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

いきなり田舎でセミリタイア生活/配当金生活を送ることは結構敷居が高いというのが私の意見です。

もちろん、人にはそれぞれ相性もあるでしょうし、リタイアする年齢や使えるお金なども関係してくるはずです。しかし、田舎での生活を成功させるためには、今回ご紹介したようなデメリットも十分理解した上で検討されることをおすすめします。

私は田舎と都会の両方の生活を経験していますが、適度に都会で生活コストも安く抑えられる政令指定都市クラスの街が、セミリタイア生活に最適だと考えています。

以上、ご参考になれば幸いです。

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