最新の2024年6月の分配金速報は下記記事でご紹介しています。
こんにちは、高校中退投資家TOSHIです!
SPYD(SPDRポートフォリオS&P500高配当株式ETF)の配当金の発表が待ち遠しくありませんか?
米国の高配当株へ投資するSPYDの魅力は、なんと言っても高い配当利回りです。4%以上の配当利回りが期待できるため、高配当株投資家の中で絶大な人気を誇ります。
SPYDは年4回(3月、6月、9月、12月)の配当を出しますが、2021年9月の配当金が昨日公表されました。日本の大手ネット証券であるSBI証券や楽天証券ではまだ公表されていません。
本記事では一足お先にSPYDの2021年9月の配当金について速報します。2021年6月は前年同時期と比較して約9%の増配でした。2021年9月の配当金はどうだったでしょうか?
SPYDの特徴
- S&P500の中から配当利回りの高い上位約80銘柄へ投資
- 4%を超える高い配当利回り
- コロナショックで40%以上の暴落
2021年9月のSPYDの配当金
SPYDの2021年9月の配当金は「0.3866ドル/株」でした。
2020年9月は0.2636ドル/株でしたから、前年同時期との比較では約47%もの増配です。
昨年9月はコロナの影響もあり過去最低の分配金でしたから、前年との比較では大幅な増配となりました。
過去の配当金との比較
過去の年間配当金の推移を示したグラフを示します。
SPYDは2015年に上場したETFであるため、年間配当金の推移はまだはっきりとした傾向を確認することはできません。2017年と2020年は減配しましたが、2018年と2019年は増配でした。
次に2021年9月の配当金を反映させた四半期ごとの配当金推移を示します。
2021年9月の配当金は2020年と比較すると高かったものの、2018年や2019年よりは低い結果となりました。
しかし、2021年3月が例年の倍近い分配金であったため、9月までの合計では過去最高(1.4217ドル/株)を記録しています。年間配当金が最も高かった2019年と比較して約14%の増配です。
12月の結果次第ではあるものの、2021年の年間配当金は過去最高を記録する可能性が高くなってきました。
2021年の株価推移
次にSPYDの9月までの株価推移です。
年始1月4日の株価が32.40ドル/株ですが、9月17日の株価は39.89ドル/株です。2021年の間に約23%も株価が上昇したことになります。
出典:Yahoo finance
まとめ
2021年9月のSPYDの配当金は、前年同時期と比較して約47%と大幅な増配でした。
9月までの年間配当金も過去最高を記録しており、このペースで行けば2ドル/株近い年間配当金を期待できます。
また、SPYDの株価は40ドル/株付近とコロナショック以前の株価まで回復しています。年間2ドル/株の配当金と仮定すれば、5%近い利回りになります。配当金が好きな投資家にとっては魅力的な商品と言ってよいでしょう。
以上、ご参考になれば幸いです。
SPYDの商品の詳細については下記記事でもご紹介しています。