最新の2022年12月の分配金は下記記事で紹介しています。
VYM(バンガード・米国高配当株式ETF)という米国高配当株ETFをご存知でしょうか?
VYMは米国の約410の高配当銘柄へ分散投資ができる商品で、米国だけでなく日本の投資家にも非常に人気があります。
VYMは年4回(3月、6月、9月、12月)配当を出しますが、2021年12月の分配金が公表されました。
本記事ではVYMの2021年12月の分配金を速報でお伝えするとともに、過去の配当金推移について考察していきます。
2021年9月は昨年同時期と比較して増配でした。12月もこの流れに続くことができたでしょうか?
VYMの特徴
- 米国の高配当銘柄約410社へ幅広く分散が可能
- 配当利回りは3%程度
- 高配当株ETFでありながら値上がり益も狙える商品
VYMの2021年12月の配当金
2021年12月のVYMの配当金は、「0.9386ドル/株」でした。
2020年12月の配当金は「0.8096ドル/株」ですから、前年同時期との比較で約16%の増配と大幅なアップとなりました。
過去の配当金との比較
VYMの過去の年間配当金の推移を示します。
リーマン・ショックの影響で2009年、2010年に減配となりましたが、それ以降は連続増配をキープしています。コロナの影響をもろともせず、2021年も引き続き増配となりました。
次に2021年12月の分配金を反映させた各月ベースでの推移です。
注:分配金の単位はドル/株。
2021年12月は2020年との比較で0.1ドル/株以上も増配となりました。増配率で言えば約16%です。
また、全四半期を通じて初めて0.9ドル/株を超えてきました。年間配当金でも3ドル/株の大台へと到達しています。
2021年の株価推移
次にVYMの2021年の株価推移です。
年始1月4日の株価は90.40ドル/株でしたが、12月16日時点の株価は111.71ドル/株です。過去最高の株価を記録しており、年始からも約24%上昇しています。
出典:Yahoo finance
まとめ
2021年12月の配当金は昨年同時期との比較で約16%の大幅な増配となりました。また、年間配当金でも昨年から約6.5%の増配で、3ドル/株の大台を超えてきました。
また、VYMの株価はこの1年間で約24%も上昇しており、値上り益も十分に狙える商品です。
コロナ禍においても株価上昇と増配をキープする安定性は非常に魅力的です。配当金をコツコツと増やしていきたい方におすすめの商品です。
以上ご参考になれば幸いです。