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【HSBC香港】おすすめ人気ファンド 2022年12月版

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せっかくHSBC香港に口座を開設したものの、うまく活用できずに悩んでいませんか?

世界的な銀行であるHSBCは世界各国に支店を開設しています。海外で生活されている方や将来海外での生活を検討されている方の中には、口座開設を済ませている方もいるかもしれません。

一方で、HSBCで販売されている投資商品は多岐に渡るため、どの商品へ投資すればよいのか迷ってしまうのも事実です。

そこで、本記事ではHSBC香港で販売されている人気ファンド(2022年12月)をご紹介していきます。

2022年11月の人気ファンドは下記記事でご紹介していますので、興味のある方は御覧ください。

【HSBC香港】おすすめ人気ファンド 2022年11月版本記事では世界的に有名な銀行であるHSBC香港の2022年11月人気ファンドをご紹介します。また、ランキング上位の「BHSBC GIF - INDIA FIXED INCOME」というファンドの詳細についてもご紹介していきます。HSBC香港の口座を保有されている方、海外投資に興味のある方はぜひご覧ください。...

HSBC香港おすすめ人気ファンド2022年12月版

HSBC香港の2022年12月の人気ファンドは下表の通りです。

今月の人気ファンドは先月から変動はありませんでした。カテゴリー別では先月に引き続き債券へ投資するファンドが大部分を占めています。

2022年12月の人気ファンド

HSBC カテゴリー ファンド名
Global Equity – Broad BLACKROCK SYSTEMATIC GLOBAL EQUITY HIGH INCOME FUND 
US Equity – Broad HSBC Global Investment Funds – Economic Scale US Equity 
US Fixed Income AB – American Income Portfolio
Asian Fixed Income HSBC GIF – INDIA FIXED INCOME
Short Duration Fund HSBC Global Money Funds
Short Duration Fund HSBC GIF – ULTRA SHORT DURATION BOND
Short Duration Fund HSBC GIF-GLOBAL SHORT DURATION BOND
Multi-AssetUS HSBC GIF- US INCOME FOCUSED
Multi-Asset – Global HSBC Portfolios – World Selection 3
Commodity Funds BlackRock World Energy Fund

出典:HSBC香港HPより作成

人気ファンドのご紹介

HSBC World Selection 3今月は「HSBC Portfolios – World Selection 3」について商品の詳細をご紹介していきます。

HSBC Portfolios – World Selection 3

「HSBC Portfolios – World Selection 3」は世界中の株や債券へ投資するファンドです。2009年から運用されている歴史のあるファンドです。

2022年11月末時点で株式が約57%、債券が約30%と株式への投資割合の方が高くなっています。キャッシュの割合も約10%と高めです。

購入手数料は3%、ファンドマネージャーへ支払う手数料(Management fee)は1.2%です。

株式の投資セクターの割合

「HSBC Portfolios – World Selection 3」の株式に係る投資セクターを下表に示します。

1位は情報技術で全体の約10%です。2位と3位の金融とヘルスケアが7%程度ですから、セクターに大きな偏りはありません。

No. セクター 割合
1 情報技術 9.90%
2 金融 7.04%
3 ヘルスケア 7.02%
4 一般消費財 5.05%
5 資本財 4.88%

 注:2022年11月末時点のデータ

株式の地域別の投資割合

次に株式の地域別の投資割合を示します。

投資先は全世界であるものの、米国への投資割合が33%とダントツで高くなっています。2位の日本は3%程度しかありません。

No. 地域 割合
1 米国 33.03%
2 日本 3.27%
3 中国 2.31%
4 イギリス 1.81%
5 オーストラリア 1.28%

注:2022年11月末時点のデータ

債券の国別投資割合

債券の国別の投資割合を下表に示します。

こちらも米国の割合がダントツで高くなっており、米国への集中投資の側面があります。

No. 地域 割合
1 米国 12.36%
2 イギリス 2.70%
3 中国 1.64%
4 ドイツ 1.63%
5 フランス 1.59%

注:2022年11月末時点のデータ

債券の格付け

次に債券の信用格付けです。

信用格付がBBB以上の債券は比較的安全で「投資適格」と言われています。逆にBB以下はリスクの高い債券です。

本ファンドはBBB以上の投資適格の債券の割合が高くなっています。したがって、債券は比較的リスクが低めの銘柄への投資と言えるでしょう。

格付け 割合
AAA 9.92%
AA 2.42%
A 6.60%
BBB 7.65%
BB 3.53%
B 1.75%
CCC 0.30%
CC 0.05%
格付けなし 0.34%

注:2022年11月末時点のデータ

リターン

2023年1月13日時点におけるリターンは以下の通りです。

1年リターン:-11.90%

3年リターン:1.23%

5年リターン:2.01%

2022年のリターンのやはり悪く、1年リターンはマイナスです。3年リターンや5年リターンはプラスなものの、1〜2%と高くありません。

暴落時の影響

2020年3月のコロナショックでは約25%程度基準価額が下落しました。

株式への投資割合が高いため、暴落時には大きな影響を受けてしまいます。

まとめ

本記事では2022年12月のHSBC香港の人気ファンドをご紹介しました。また、「HSBC Portfolios – World Selection 3」という銘柄の詳細を解説しました。

「HSBC Portfolios – World Selection 3」は世界中の株式や債券へ投資できるファンドです。また、株式の割合が債券の割合よりも高めの商品です。

一方で、3年リターン、5年リターンともに1〜2%と高くないため、残念ながら積極的に投資を検討する銘柄ではないでしょう。

以上、ご参考になれば幸いです。

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